時間があれば
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです
今日は、午前中にお客様来社打合せ。午後は設計の修正作業でした。
こちら、来月からとりかかる松岡のお客様でしたが、当社では、本契約して工事が始まる頃でも、細かい設計の打合せを重ねていきます。
もちろん、設計はいったん出来上がっているのですが、そこからまた詰めていきます。
お施主様は、家づくりが初めての方が大半です。
なにを考えていいのかもわからないというところから始まりますから、ひとつひとつ大事に、一緒になって考えていきます。
お施主様の要望を深堀して、本当にやりたいこと。好きなこと。それを引き出してあげるこちが大事ですね。
もちろんプロとしてのアドバイスも、逐一入れていきながら、納得のいく形で工事を進めていきたいものです。
なので、設計が完了して手が空いたということは、今まで一度もありません。
時間があれば、可能な限り考えて工夫して、より良いものを作っていきたいと、常に考えております。
地盤調査/雷で…
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今日は、設計作業と見積作業。午後に地盤調査立会いと丸岡の現場確認。夕方にお客様宅へTVの交換作業に伺ってきました。
こちらは、来月からスタートする松岡の現場での地盤調査の様子です。
思いのほか、地盤が弱かったみたいで、検査結果待ちですが、もしかしたら改良工事の予算も段取りも変わりそうです。
こればっかりは仕方ないですね。
夕方に2年前のお客様宅に訪問してきたのですが、実は雷のせいでテレビが壊れてしまったらしいのです。
火災保険で交換できることになったそうですが、大型の壁掛けテレビなので、取付など運送屋さんに頼むのもデリケートなところなので、私のほうで作業させていただきました。
福井市内でも、そういうことがあるんですね。
これも仕方がないところですね。
自然には、逆らえないですからね。
スマートホームについて
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今日は、オフをいただき、自宅の掃除片付けなど行いました。
今日のところは断捨離までできなかったのですが、ずっと仕事に忙殺されていたので、ちょっと部屋も片づけないと、気持ちもリセットできないなと思いまして。
さて昨日は、AI(人工知能)の話をしましたが、今日はスマートホームについてのお話しです。
私も初心者なので、簡単なところで言うと、声で家電を動かしたり、スマホで動かすことが出来るようにすることです。
簡単にできることなのですが、まずスマートスピーカーというものがあります。こちらをWi-Fiで自宅のインターネット環境に接続すれば、すぐにも始められます。
こちらスピーカーですので、基本的には、声をかけて音声を認識して、AIが応えてくれる内容になります。
音楽を聴くには、音楽ストリーミングの契約が必要ですが、天気予報や時刻やタイマーセットなど、音声で聞くことが出来ます。
加えて、家の家電を動かすには、仲介するスマートリモコンが必要になります。
これは、リモコンで動く家電でテレビ、照明、エアコンなどのリモコンの赤外線から情報を登録して、スマホかスマートスピーカーから動かすことが出来るようにするものです。
こちらは、自宅で使い始めたスマートスピーカーとスマートリモコンです。
使い勝手を考えて、私はAmazonのEcho Show 5というスマートスピーカーにしました。これだと音声だけでなく、画面に情報も表示してくれます。
白い四角いのが、Nature Remo mini2というスマートリモコンです。これより安いのもあったのですが、中国のメーカーだったので避けました。
自宅では寝室に設置しまして、主照明、電気スタンド、テレビその他プロジェクターやブルーレイなど登録してみました。
テレビだけ、最近壊れて新しくしたものだったので、細かいボタンまで最初から操作できるようでしたが、古い機種のリモコンは、コマンドごとに登録が必要でした。
電源の入り切りを、声で行えるだけでなく、チャンネル変更、音量も声でOK。リモコンを探す手間が無くなります。
導入にあたって、一番試したかったのは照明なんですが、声で操作できるなら、照明をベッドヘッドにもスイッチを付けて操作しやすくするというのも必要なくなるのではと思ったのです。
見事にそうなりました。
天井の真ん中にリモコン操作のシーリングライトを付けるのは、好きではないのですが、声で明るさを調整したり、常夜灯にしたりも出来るので、これはお客様にもまたご説明して、こういうこともできることをお伝えしないといけないなと考えております。
スマート家電というのは、その場で声をかけて行うだけでなく、同時にスマホで操作ができることになるので、外出先からも操作が行えます。
外出を知られたくなければ、家の電気を外から点けたり消したりもできるわけです。
すごく手の込んだ機械の導入が必要なわけでなく、1万円ちょっとで導入できるのですから、皆さんもお考えになられたらと思います。
追伸
スマートリモコンは、赤外線を使って各機器を動かすので、赤外線が届く範囲にスマートリモコンを設置する必要があります。
なので、部屋が分かれていれば、複数台スマートリモコンが必要になるとご注意ください。
我が家は、エアコンがロフトについているので、さすがに寝室からロフトに赤外線は飛びませんでした。
スマートリモコンを追加すればいいのですが、基本FPの家は、つけっぱなしでほったらかしなので要らないなと思うところです。
Aiから想うこと
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今日は、ほぼ1日見積作業となりました。
積算とか見積とかって、本当は苦手で、図面を書いたら見積もりが自動的に出来てくれたら助かるのになと昔から思っています。
そんなことをAiがやってくれるようにならないかなと本気で思うところですけれど…。
ただ、図面やデザインまでAiがやるような話は、絶対嫌だなと思うところではありますが。
設計は、昔と違ってCADで書くのが当たり前の時代ですが、それでも、定規と鉛筆をパソコンにやらせているだけで、基本的には設計者が頭で描いたものを図面に落としていくものです。
そこには、クライアントからの要望と、それをより良くするための工夫と努力があって、もっと言えば魂を込めて作り上げるものです。
Aiには魂は無いですからね。
魂なんて言葉を使うのはおこがましいかもしれませんが、言い換えれば、他者への犠牲的精神かなと考えます。
犠牲的精神は、人間にしかないんじゃないかなと思っていて、(一部動物にもありそうですが…)これがAiとか機械には無理なんじゃないかと思うところです。
Aiが悪いということでなく、それに心酔してしまう人間にはなりたくないということが言いたかったところかな。
仕事は、報酬をもらっているので犠牲ではないと考える向きもあると思いますが、私は下請けさんにも、お金を支払いますが、それ以上の感謝を込めていつもお願いしています。
誰でもできることではないですからね。
私も、報酬分より犠牲分が上回るような仕事をしてこそ、胸を張って生きていけると想うものです。
どんな仕事に対しても、そうでありたいと思います。
スタンダードを作るため
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今日は、段取り発注作業のほか、ほぼ1日設計作業に没頭しました。
設計は、お客様の要望とともに、電気・給排水・構造その他同時に関わってくる内容をまとめていかなくてはいけませんので、いくつもの図面を同時に検討しながら進めます。
ワンパターンの設計なら、そこまで大変ではないのですが、当社の建物は、1件1件特徴が違うので、すべてにおいてチェックが必要です。
とはいえ、同じものを作りたくない性格なので、仕方がありませんね。
これこそ、スタンダードだと言える納まりが出来たら、それは大切に残していきたいと思っています。
まずコストを抑えながら、美しく機能的な納まりが決まれば、それは大事にしていきたいと思います。
実際には、常にこれだと思う納まりになるまで、施工図を何回も書きなおしながら工事に当たっているので、それぞれすべてが私にとってのスタンダードになっているのかもしれません。
以前に描いた施工図を見直しても、なかなか頑張ったなと思うものがたくさん出てきます。
やはり、そういう積み重ねでやってきたからこそ、自信を持って前に進めるのだと思いますね。
暇なときがまったく出来ないくらい時間を費やしますが、それが大切な積み重ねだと思っています。
トップライト施工
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今日は、午前中び丸岡の現場でトップライトの取付作業。12時に1回目のワクチン接種。午後は、設計と見積作業を行いました。
ワクチン接種も、いまのところ何ともないですね。2回目は9/16の予定をしています。
こちらリビングの斜め天井になる部分で、トップライトが付きました。
掃き出し窓からもけっこう光が入るのですが、ダイニングのある奥の方まで光が欲しかったもので採用しました。
ブチルゴムのルーフィングを使っているので、足を乗せたところが溶けて黒くなってしまいましたが、全面ブチル接着になっているのでとても安心です。
防水はジャンプ台の下でいったん行って、さらにジャンプ台を施工しています。今回は息子が下地から施工しました。大工さんに頼まなくてもできますね。
とりあえず、納期のかかったトップライトも納まって一安心というところです。
FPパネル キッズデザイン賞
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今日は、1日設計作業でした。
さてFPの家から、報告がありまして、FPウレタン断熱パネルが「キッズデザイン賞」に選ばれたとのことでした。
FPの家のホームページからの切り抜きです。
家の中の温度が、どこでも一定の温度を保てる性能が認められての事のようです。
世の中、どこもかしこも高気密高断熱をうたっていて、差別化がしにくくなってしまっておりますが、FPの家はウレタン断熱材の性能とともに、シンプルに基本性能が高いことが、一番大切なんじゃないかなと思っております。
今、多くの暖かい涼しいとされている住宅の工法を見てみても、機械に頼った工法がほとんどです。
機械は、いつか壊れてしまいますし、また同じ機械が何十年と存在するとも保証は出来ません。
必ず入れ替えが必要なものと考えておくべきですね。
高価な機械を導入した空調システムによる住宅は、いずれ大改修が必要になるかもしれません。
FPパネルはどうかというと、半永久的に断熱材として機能してくれます。
家を建てる時に、どこにコストがかかっているか?
ロングライフで見て、価値のあるところにコストをかけるのが得策だと思いますね。
現場も発注も…
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今日は、設計作業のほか、丸岡の現場で材料荷受け作業。
お隣さんが、樹を剪定してくださり、スッキリしたところから撮ってみました。
実はトップライトがやっと今日の午後に届きまして、屋根も工事を途中で止めて待っていたのですが、今日は午後から雨で、結局取付作業は出来ませんでした。
お盆休みとかあると資材も思うように届かず、不安定なお天気とも相まって、うまくいきません…。
こういうときは焦ってもダメですね。必ず時間が解決してくれると信じて進むしかありませんね。
頭を切り替えて、別な溜まっている仕事に時間を当てようかと思うのですが、月末までに発注をかけないと9月から値上がりする材料もありまして、気が休まるところではありません。
あれこれお待たせしているお客様には、本当に申し訳ございません。
手摺のデザイン
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今日は、1日設計作業に没頭しました。設計作業は集中できるとやはり捗ります。
さて、今日の写真です。
吹抜手摺を写してみました。ランダムな格子を描いてみたのですが、こういうデザインもどの家でも合うわけではないと思いますので、その都度考えます。
手摺のデザインも難しいですね。答えがあるようで無いですから。
いくつも描いては、しっくりくるものを探す作業を繰り返します。
とにかく、やりすぎのデザインにならないように、できるだけスッキリと、違和感なくサラッと納まっているのが一番いいです。
それが一番難しいのですが…。
さて、だいたい一通りお見せできたので、まとめて建築事例などに掲載させていただきたいと思っています。またお楽しみに。
2階廊下の工夫
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今日は、午前中に新規のお客様来社がありました。
昔の会社の同僚さんからのご紹介で、一緒に同行して来ていただいたのですが、お話ししていて、意外なところで接点が見つかってびっくり。
世間は狭いなと感心するところですが、感慨深く思うところでもあります。
私は、元は石川県の出身なので、若い時期には、こちらには縁のある人もいなくて、仕事をしていくにも厳しいだろうと考えていた頃もありましたので。
人の縁は、とにかく大切にしていかないといけませんね。どこでまた、どうつながるかもわかりません。 まずは、自分として、誠実に生きていくことですね。
さて、今日の写真です。
こちらは、2階廊下の写真です。左手はロフトに上がる階段、正面はバルコニーに出る出入り口となっています。
ブラックコーディネートなので、階段も柱も梁も、すべてブラック塗装にしております。
こちらは、床にFRPグレーチングを敷いています。
以前の日記にも書きましたが、このフレーチングは、真上に取り付けたトップライトの光を、1階の中廊下に落とす目的があります。
それに加えて、これを外して2階洗濯スペースに洗濯機を揚げたり、ベッドを揚げたりできる機能も持たせています。
写真上部に見える化粧梁は、チェーンブロック、もしくはウィンチを掛けられるように構造段階で入れたものです。
ついでに言えば、全館冷暖房ですので、空気の流れを助ける風道ともなります。
設計は、生活する人の身になって工夫することが大切で、いろんな問題点をお客様の代わりに、あれこれ考えてご提案することがとても大切なことだと思います。