Aiから想うこと
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、ほぼ1日見積作業となりました。
積算とか見積とかって、本当は苦手で、図面を書いたら見積もりが自動的に出来てくれたら助かるのになと昔から思っています。
そんなことをAiがやってくれるようにならないかなと本気で思うところですけれど…。
ただ、図面やデザインまでAiがやるような話は、絶対嫌だなと思うところではありますが。
設計は、昔と違ってCADで書くのが当たり前の時代ですが、それでも、定規と鉛筆をパソコンにやらせているだけで、基本的には設計者が頭で描いたものを図面に落としていくものです。
そこには、クライアントからの要望と、それをより良くするための工夫と努力があって、もっと言えば魂を込めて作り上げるものです。
Aiには魂は無いですからね。
魂なんて言葉を使うのはおこがましいかもしれませんが、言い換えれば、他者への犠牲的精神かなと考えます。
犠牲的精神は、人間にしかないんじゃないかなと思っていて、(一部動物にもありそうですが…)これがAiとか機械には無理なんじゃないかと思うところです。
Aiが悪いということでなく、それに心酔してしまう人間にはなりたくないということが言いたかったところかな。
仕事は、報酬をもらっているので犠牲ではないと考える向きもあると思いますが、私は下請けさんにも、お金を支払いますが、それ以上の感謝を込めていつもお願いしています。
誰でもできることではないですからね。
私も、報酬分より犠牲分が上回るような仕事をしてこそ、胸を張って生きていけると想うものです。
どんな仕事に対しても、そうでありたいと思います。
スタンダードを作るため
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今日は、段取り発注作業のほか、ほぼ1日設計作業に没頭しました。
設計は、お客様の要望とともに、電気・給排水・構造その他同時に関わってくる内容をまとめていかなくてはいけませんので、いくつもの図面を同時に検討しながら進めます。
ワンパターンの設計なら、そこまで大変ではないのですが、当社の建物は、1件1件特徴が違うので、すべてにおいてチェックが必要です。
とはいえ、同じものを作りたくない性格なので、仕方がありませんね。
これこそ、スタンダードだと言える納まりが出来たら、それは大切に残していきたいと思っています。
まずコストを抑えながら、美しく機能的な納まりが決まれば、それは大事にしていきたいと思います。
実際には、常にこれだと思う納まりになるまで、施工図を何回も書きなおしながら工事に当たっているので、それぞれすべてが私にとってのスタンダードになっているのかもしれません。
以前に描いた施工図を見直しても、なかなか頑張ったなと思うものがたくさん出てきます。
やはり、そういう積み重ねでやってきたからこそ、自信を持って前に進めるのだと思いますね。
暇なときがまったく出来ないくらい時間を費やしますが、それが大切な積み重ねだと思っています。
トップライト施工
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今日は、午前中び丸岡の現場でトップライトの取付作業。12時に1回目のワクチン接種。午後は、設計と見積作業を行いました。
ワクチン接種も、いまのところ何ともないですね。2回目は9/16の予定をしています。
こちらリビングの斜め天井になる部分で、トップライトが付きました。
掃き出し窓からもけっこう光が入るのですが、ダイニングのある奥の方まで光が欲しかったもので採用しました。
ブチルゴムのルーフィングを使っているので、足を乗せたところが溶けて黒くなってしまいましたが、全面ブチル接着になっているのでとても安心です。
防水はジャンプ台の下でいったん行って、さらにジャンプ台を施工しています。今回は息子が下地から施工しました。大工さんに頼まなくてもできますね。
とりあえず、納期のかかったトップライトも納まって一安心というところです。



