Sto塗り壁/24時間換気システムモーター交換
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中に越前市の現場へ、見学会用の備品の運搬と一部取付作業。午後は、あわら市のお客様宅の換気モーターの交換作業立会いでした。
越前市の現場の外観です。アプローチと塗り壁作業がようやく終わりました。
イベント案内にも書きましたが、下屋がスパッと長いファサードが特徴で、「翼」を連想したのが、こちらのネーミングとした所以です。
塗り壁は、「Sto(シュトー)」というドイツの塗り壁になります。
こちらは、表面にハスの葉の効果を持つもので、水をかけると、玉状になって汚れを防いでくれますので、汚れのつかない外壁というのが特徴です。
もうひとつ、独自の施工方法からクラックが起きない塗り壁というふうにも言われております。
下地になるサイディングの、細かい仕様の施工については、板金屋さんに仕様通り張ってもらい、仕上げの左官屋さんは、以前にも施工経験があるということで、安心して任せました。
数ある塗り壁の中でも、最も高価な材料とも言われておりますので、その高い効果に期待ですね。
午後からは、電気屋さんに任せても良かったのですが、当社で建てたFPの家ではなく、お客様にも会ったことがないお宅だったので、作業も手伝うつもりで行ってきました。
ガデリウスのエクソネットという24時間換気システムです。スウェーデン製の換気システムで、古くから使われているものです。
これが、今でも中身のモーター交換で治せるというのが、とても素晴らしいことだと思います。
かなり汚れていましたね。こちらを綺麗に掃除させてもらって、新しいモーターとファンに交換させてもらいました。
30年間、掃除もしたことが無かったらしく、話を聞くと、給気や排気レジスターは定期的に掃除をするように工務店からは言われたらしいのですが、本体を掃除するということは聞いていなかったとのことでした。
私も、これだけ汚れているのを見るのは2回目かなと思います。いずれもメンテナンスについて、工務店から伝えられていない模様で。
今回のお客様も、建てた工務店に連絡するけれど、電話も出られず音信不通だった様子で、近所に住む以前に私が仕事をお願いしたことのある大工さんからの紹介でした。
FPの家は、優れた高性能住宅であり、何年も快適に住み続けられるお宅であるにも関わらず、こういう工務店さんに建てられると、その良さが半減させられてしまうなと、がっかりしてしまいます。
福井で建てられたFPの家なら、不具合があればどこにでも伺って、元の快適な家にして差し上げたいと想うものです。