水漏れ時に差が出る、床下点検の大切さ

住まいは、完成した時の美しさや快適さだけでなく、長く安心して暮らしていけることも大切です。普段は目にすることのない床下ですが、万が一の水漏れや災害時には、そのつくり方や点検のしやすさが大きな差になると、改めて感じています。

床下の配管は天井面にまとめ、将来の点検や修理がしやすいようにしています。
見えない場所ほど、備えが大切です

先日、床下で水漏れが起きたお宅がありました。
今回は、基礎近くの土間から水が染み出していたことで異変に気づくことができましたが、床下のことは普段見えないだけに、異常があっても分かりにくいものです。

最近は、基礎の内側まで断熱して床下も室内に近い環境にするつくりも増えていますが、その場合、水が入っても気づきにくいことがあります。
見えない場所だからこそ、何かあった時に確認しやすい備えが、とても大事だと思っています。

乾いた状態を保ちやすい床下空間も、住まいの安心を支える大切な要素です。
経験の中で感じてきた、床下の重要性

以前、豪雨被害にあわれたお宅を回り、床下に入って排水のお手伝いをしたことがありました。
その時に強く感じたのは、床下のつくり方によって、その後の対応のしやすさが大きく変わるということです。

FPの家は、床のところで断熱と気密をきちんと確保する考え方ですので、基礎の中に水が入った場合でも、居住空間への影響を抑えやすい特徴があります。
もちろん被害がないことが一番ですが、万が一の際にも、落ち着いて対処しやすいことは大きな安心につながると感じます。

外から入れる床下点検口は、万が一の確認や清掃にも役立ちます。
修理しやすさまで考えて、家をつくる

ライフ・コア デザインオフィスでは、床下の点検口を外から入れる形でオリジナルに設けています。
特別に製作してもらった引き違いサッシを外すことで、人が中に入って点検や確認がしやすいようにしています。

また、配管は床下の天井面に固定してもらい、移動や点検がしやすいように配慮しています。
床下はキソパッキン工法によって全周換気され、湿気がこもりにくく、乾いた状態を保ちやすいのも特徴です。

最近は、床下空間を空調や換気に利用する工法も見られますが、将来の点検や修理のしやすさまで考えると、やはり人がきちんと入れて、確認できることは大切です。
家は建てて終わりではなく、住み続ける中で守っていくものだからこそ、維持管理のしやすさまで含めて考えたいと思っています。


普段見えない床下ですが、いざという時には住まいの安心を支える大切な場所です。これからも、快適さだけでなく、将来の点検や修理のしやすさまで考えた家づくりを大切にしていきたいと思います。


家づくりやメンテナンスについて気になることがありましたら、どうぞお気軽に公式LINEからご相談ください。見えない部分も含めて、丁寧にご説明いたします。

強風被害の現場で感じた職人さんの誠実さ

今日は風の強い一日でした。先日の突風で、シャッターや屋根材が飛んでしまったお客様宅へ、板金屋さんに屋根の補修工事に入っていただきました。当社で建てたお住まいではないからこそ、難しさも責任もありますが、それでも手を尽くしてくれる姿に、改めて大切なことを感じました。

強風被害で外れてしまった棟板金の状況を確認しました。
簡単ではない補修工事だからこそ

今回のお住まいは、当社で建てた家ではなく、屋根もコロニアル葺きのお宅でした。こうした補修工事は、ただ直せばよいというものではなく、既存の状態によっては思わぬリスクも伴います。

もともとの納まりや下地の状況が十分でなければ、こちらが手を入れたことで、次はその責任を負うことにもなります。だからこそ、引き受ける側としては慎重になりますし、職人さんも同じ思いで現場に立ってくださっていたと思います。

屋根全体を見ながら、補修が必要な箇所もあわせて手当てしました。屋根全体を見ながら、補修が必要な箇所もあわせて手当てしました。2
放っておけないから動くという判断

今回は、棟を押さえている板金が外れて落ちてしまっていました。下地の状態によっては、今後また不具合が起きる可能性もあります。それでも、そのままにしておけば雨漏りにつながる恐れがありました。

だからこそ、まずは今できる最善の補修をしようと動いてくださいました。外れた部分を戻すだけでなく、ほかの納まりも確認しながらコーキングの打ち直しまでしていただき、さらにグラついていたアンテナまで直してくださいました。現場でのこうした一手間に、その方の仕事への姿勢が表れるのだと思います。

アンテナのぐらつきも直し、安心につながる補修となりました。
信頼は、こういう場面で見えてくる

世の中には、自分の仕事ではないことには線を引いてしまう考え方もあります。それ自体を否定するつもりはありませんが、困っているお客様を前にした時に、もう一歩踏み込めるかどうかで、会社や職人さんの姿勢ははっきり見えてくるものです。

私は、そういう時にも誠実に向き合ってくださる方と一緒に仕事をしていきたいと思っています。目の前の損得だけでなく、人としてやるべきことを大切にする。ライフ・コア デザインオフィスも、これからもそんな会社であり続けたいと思います。


建物の仕事は、きれいに仕上げることだけではなく、困った時にどう向き合うかも大切だと感じます。今日の現場でも、信頼できる職人さんに支えられているありがたさを、改めて実感しました。


お住まいの気になる不具合や、修繕のご相談がありましたら、どうぞ公式LINEからお気軽にご連絡ください。状況をお聞きしながら、できる限り丁寧に対応させていただきます。

緊急対応の現場で改めて感じた段取りの大切さ

今日は、間仕切り変更リフォームの現場確認と、漏水対応を含むユニットバス・温水器交換工事の打合せに行ってきました。お風呂もお湯も使えない状況は、お客様にとって本当に大きなご負担です。だからこそ、現場で状況を見ながら、少しでも早く安心していただけるよう段取りを整えてきました。

緊急対応の現場では、仮設の工夫と段取りがとても大切になります。

床下に残った水を吸い取り、次の作業につなげていきます。
漏水の原因が見えてきて、対応の道筋も立ちました

漏水については、温水器のお湯側の配管が、経年劣化によって傷んでいたことが原因だったようです。今回はその部分を避ける形で、配管をつなぎ直す方法で対処することになりました。

床下にはまだ水が残っていましたが、先日の温水器撤去以降は漏れ自体が止まっていたため、水たまりも少しずつ減っていました。そこで、掃除機のホースを連結して吸い取る作業を行い、設備屋さんが床下に入って作業できる状態まで持っていくことができました。

こうした緊急時は、原因を突き止めることも大事ですが、その先の作業につなげるために、現場を一つずつ整えていくことも同じくらい大切だと感じます。


ユニットバスの確保は、まさにぎりぎりのタイミングでした

今回、もう一つ大きな心配だったのが、ユニットバスの発注でした。原油が入ってこない影響で、住宅設備の受注停止が相次ぎ、先にTOTO、その後LIXILも受注を止める状況となっていました。

今回はLIXILの商品で段取りをしていたため、月曜日のうちに急いで発注をかけておいたのですが、結果として本当にぎりぎり間に合ったようです。もし少しでも判断が遅れていたら、工事そのものが先に延びていた可能性もありました。

お客様は、すでにお風呂もお湯も使えない状況です。そう思うと、設備の選定や発注も、ただ決めるだけではなく、時間との勝負になる場面があると改めて感じました。

浴室窓をなくすため、断熱と気密の処置を進めた現場です。
安心していただくために、先を見て段取りを組むこと


ユニットバスの施工日は最短で25日に決まり、27日にはエコキュートを取り付けて、その晩から使っていただける見込みとなりました。まずはそこまでの流れが見えたことで、私自身も少しほっとしました。

今日はそのほかにも、お風呂の窓をなくすための断熱・気密の処置や、外部のエコキュート室外機のベースづくりなど、先に進められることを現場で整えました。見えない部分の工事ではありますが、こうした下準備が後の納まりや作業性に関わってきます。

リフォームやメンテナンスの現場は、予定通りにいかないことも少なくありません。それでも、お客様の不安を少しでも減らせるように、今できることを先回りして進めていくことが大切だと思っています。


今回は緊急性の高い工事でしたが、何とか次の工程まで無事につなげることができました。お客様に安心していただけるよう、最後まで気を抜かず、丁寧に現場を進めていきたいと思います。


住まいの急な不具合や、リフォームのご相談も承っております。気になることがありましたら、どうぞお気軽に公式LINEからご連絡ください。

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