小さくても広く感じる家──視線と高さの工夫

今日は、昨日ご紹介した延べ床28坪のコンパクトプランのお宅から、ダイニング側で見上げた吹き抜け空間の写真を載せます。

28坪でも伸びやかに。吹き抜けがつくる“抜け感”

写真左側にはリビングとタタミコーナーが少し見えていて、家族の居場所がゆるやかにつながっている雰囲気が伝わります。
階段は鉄の手すりで線を細くまとめ、吹き抜けの“抜け感”を邪魔しないように計画しています。

上部には高窓が並び、空間のアクセントにもなりますし、壁の圧迫感も感じず、床面積以上に伸びやかな印象になります。
梁の表情やペンダント照明の配置も、空間のリズムを整えてくれて、夜の雰囲気もきれいですね。

2階の階段ホールの奥には、ロフトへ上がるはしご階段がちらっと見えます。
限られた面積の中でも、視線の抜けと高さを上手に使うことで、小さくても広々と感じられる空間がつくれます。

コンパクトな家ほど、こうした吹き抜けや動線の工夫が効いてきます。これから家づくりを考える方にも、参考になれば嬉しいです。

金沢「factory zoomer/life」へ。暮らしの道具と空間の編集

今日は次男のリクエストで、金沢にある「factory zoomer/life」へ行ってきました。

お店は、犀川にかかる桜橋から「犀星のみち」と呼ばれる川沿いの道の途中にあります。静かな場所にすっと馴染む佇まいで、到着した瞬間から気持ちが切り替わるような場所でした。

狭小地をうまく活かした建物で、外から見ても中に入っても、空間のつくり方がとても興味深く、思わず細部まで見入ってしまいました。

ギャラリーでは「キムホノ」展が開催されていて、かわいらしい陶芸作品が並んでいました。どこか肩の力が抜けた雰囲気がありつつ、質感や形にきちんと作り手の意図が感じられる展示でした。

こちらのお店は、ガラス作家の「辻 和美」さんのブランド商品を中心に展示・販売されていて、店内にはカフェも併設されています。2階では服飾も扱われていて、暮らしにまつわるものが丁寧に編集されたような空間になっていました。

工芸品というよりも、日常の中で気負わず使えるカップやお皿が多く、どれも好感の持てるものばかり。実際の暮らしの道具として想像しやすいのが、このお店の魅力だなと感じました。

中でも印象的だったのが、「standard series オーダースペース」という小さな小部屋です。そこに収められた什器棚が圧巻で、空間としても見応えがあり、あの部屋を見られただけでも来た価値があったなと思います。

帰りに眺めた犀川の景色も、冬らしく凛としていて綺麗でした。良い時間になりました。

現場で確認する、TV壁面のサイズ感とバランス

今日は、午前中に越前市の現場でお客様とコーディネート打合せを行いました。
内装の壁紙からブラインド関係まで、室内の仕様はひと通り決定。いよいよ仕上げの段取りが具体的に進められる段階になってきました。

図面よりも“実寸”が頼りになる。TV壁面の現場打合せ

こちらは、リビングのテレビが付く壁面です。
壁掛けテレビのサイズ感と、下部に設置するテレビボードとのバランスを確認するため、現場でマスキングテープを貼って実寸で検証しました。

間口が2間半ある広いリビングですので、壁掛けテレビは75型、テレビボードは幅2.4mで決定。
図面で検討するのも大切ですが、やはり現場で「見え方」を確認すると、納得感がぐっと増しますね。

このほか、壁面には飾り棚も取り付ける予定で、その位置や大きさについても打合せを行いました。
おおよそのサイズ感を決めたうえで、最終的なバランスはお任せいただくことに。

ひとまず懸案事項がすべて固まり、年明けから段取りよく工事を進められそうです。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
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