一生の価値
今日は、1日設計作業の日としました。
半日現場で、半日設計作業とするよりも、やはり捗りますね。
さて昨日、向が丘町の現場で暗くなってから撮ったPH5です。
実物はもっときれいなんだけれどと思いますが。
黒のツヤ感と、赤い反射板がとてもかっこいいです。
ペンダントは、電球がそのまま見えていて、直接モノを照らす器具がほとんどですが、こちらは器具自体が間接照明になっているものですね。だから、拡散する優しい光になっています。
値段が高いからと言って、敬遠してしまいますが、こういうものは家と同じく一生ものですから、生活を一生楽しませてくれる分、充分な価値を持っていると思います。
キャットウォーク
今日は、午前中現場作業と確認。午後から設計作業。夕方からまた現場確認と作業に行ってきました。
こちら、何だろうって思いますよね。
実は猫ちゃんが、梁の上を歩くためのキャットウォークなんです。
長男が、夏休みで帰宅している間に作らせたものです。
こんなふうに、ロフトの開口の床高と、梁の天端に段差がありますので、斜めにかかっています。
単純に板を渡すだけでもよかったのですが、それでは、なにか面白みがないですよね。
ロープと板で、吊り橋にしようかとも考えましたが、板と板の間に足を挟むかなとか、揺れて落ちてしまうかなとか考えて、結局はしご状に落ち着きました。
実際に猫ちゃんが渡っている姿が見てみたいものです。
不変のモノを
今日は、朝にエアコン屋さんから連絡があって、急遽現場に行き確認指示。帰ってからまた設計作業。午後からお客様来社打合せでした。
昨日、お施主様がご自身で買われた照明を付けてくださったので見てきました。
モノクロ写真ではありません。ブラック塗装のPH5ですね。やはりかっこいい。
1958年にデザインされた照明器具のようですが、少しずつリニューアルされているとはいえ、変わらぬ美しいデザインには、感嘆するほかありません。
日本人は、モノづくりが器用で丁寧ですが、こういう不変のデザインがなかなか生れませんね。
家でもそうですが、簡単に早く作りすぎると思います。
ハウスメーカーや、建売業者が、日本の家造りをダメにしてしまっていると思いますね。
国土交通省のお役人も、時代遅れの法律でしばり、補助金を餌にして建てさせる家は空虚なものばかり。
私は、あえて時代遅れでもなく、先取りでもなく、不変にいいものを作りたいと思いますね。
仮のペンダント
今日は、午前中設計作業。午後は家久町の現場の上部躯体検査と掃除など。向が丘町の現場確認に行き、外構工事の進捗確認と、カーテン工事の確認などしました。
2階ホールの書斎スペースに、まだペンダントが付いて無いので、仮に事務所で使っているペンダントを下げてみました。
器具は「ウェアハウス」ですが、電球は昔買ったシャープのLED電球で、リモコンで調色・調光が出来るものを使っています。本当の電球だと、もっと上に光が廻るんですけどね。
ペンダントは、お部屋のアクセントになる重要なアイテムですね。お施主様にはじっくり選んでいただきたいと思います。
和の雰囲気で
今日は、向が丘町の現場で残工事があり、朝から大工さんに来てもらって作業をしました。
朝から結構な雨量だったので、資材を運搬するのに濡らさないよう養生して運ぶのが大変でした。午後からは台風も過ぎ去って晴れたのにね。
家久の現場も雨風の影響もなく、問題ありませんでした。午後からは打合せと事務作業を行いました。
向が丘町の現場で、キッチンからタタミの間を見た写真です。
雨が降っている時間に、わざとダイニングの窓のブラインドを下げて撮影したのですが、これだけ見ると格子のイメージも手伝って和の雰囲気が強く出ている写真になりました。
今度は、格子を空けて、青空の時を撮ってみたいと思います。
部屋にスリット
今日は、午前中に向が丘町の現場で息子と棚板の取付作業と、確認申請の検査立会い。
午後からは経理と設計作業。16時と17時半から、2件お客様来社打合せでした。
現場の方は、午後からカーテン工事が入って、明日確認に行くのが楽しみです。
先日、暗くなってから撮った写真ですが、部屋と部屋の間にスリットを入れてある箇所です。
こちら、ロフトからのエアコンの空気の流れをよくするために空けたものですが、ここの住人にもなる猫ちゃんのキャットウォークにもなりそうです。
右側の火打ち梁を化粧で覆った部分は、猫ちゃんが居られる場所として考えました。
実際に乗ってくれるとうれしいですね。
窓のない浴室
今日も、1日設計作業を行いました。現場の方は電話で打ち合わせて指示し、明日確認に行くことにしました。
夕方は、OT邸のお施主様が来社。換気システムのフィルター交換をご自身でなさるという事で、持って帰られました。
しばらく住みごこちのお話を伺っていたのですが、快適にお住まいの様子でなによりでした。
その中で、お風呂に窓を付けなくて良かったという話がありました。
お風呂も夜に入ることがほとんどで、照明を付ければいいですし、FPの家の場合、浴室も24時間換気していますから窓を開ける必要がないんですね。(普通の家は換気の窓が必要とされていますが)
実は断熱損失にもなるし、プライバシーのため、ブラインドを付けるとかの必要も出てきたりします。積極的に、庭を見るとか機能を持たせる場合以外は、割愛してもいいかもしれませんね。
OT邸のお風呂の写真が無いので、同じ頃に窓無しのお風呂を作ったYD邸の写真です。
こちらは、アクセント壁がデザインのポイントになる浴槽だったので、あえて窓を付けていません。
こんなふうにブルーライトを付けると、写真ではわかりませんが、波の揺らめきが壁や天井に反射して、幻想的なお風呂の空間にもなるものです。
窓が無いことで、外部の事を忘れて異空間が楽しめるように思いますね。
次回、見学会をする現場も、窓が無い浴室になっておりますので、ご参考にしていただきたいと思います。
収納術セミナー
今日は、FPの家北信越の研修会で新潟の上越まで行ってきました。
今回は、収納術セミナーということで、コモレッタ株式会社の広沢かつみさんの講演でした。
整理収納アドバイザー認定講師さんであるとともに、リフォームコンサルタント、省エネエキスパート、心理カウンセラーなどの肩書のある方です。
なので、単に収納の技術のお話ではなく、人の心理や、モノに対する考え方について教えてもらいました。
メモした内容もお話ししたいところですが、先生は毎日ブログを書いてらっしゃって、その中でいろいろ書かれている内容に、ヒントが隠されているので、ご興味のある方は覗いて見てください。
先生曰く、「片付けも勉強です。」とのことです。 ちゃんと考えて行動しないとダメだなと思いました。
私も出来てないことばかりでしたので、お客様にお伝えするなんてまだまだ、まずは自分から始めないとねといろいろ反省しております。
それと「実は住まいより暮らしぶり」という言葉を教えてくれました。
そう、家がどんなに立派に出来ても、その暮らしぶりが素敵に暮らせているかどうか。ここからは、お住まいになるお施主様の領域ですね。
どうしても、ここからは私どもも踏み込めないところなんですが、広沢先生は、お住まいになる方と一緒に考えアドバイスしてくれる、やっぱり女性ならではの能力をお持ちでした。
こういう方がもっといて、暮らしぶりのアドバイスをして下さったら、日本の住まいももっと世界でも誇れる住環境が出来ていくんじゃないかなと思いましたね。
あと、工務店向けの話ですが、家の実例写真などは、できるだけ生活している感じ(ほんとの生活感ではないけれど)を出すように撮って、ご紹介してくださいとのこと。
やっぱり、テーブルも何もない完成写真では、リアル感が出ないですからね。
2年前のMD邸の写真ですが、この時はダイニングセットを家具屋さんからお借りして撮影しました。
これが無いと、「ふーん」で終わっちゃうかもしれませんものね。
いろいろと納得できた講習会でした。
壁をアートに
今日も、朝から向が丘町の現場で1日作業となりました。
備品の金物関係の取付から、コーキング、サンダー掛けに塗装など。
細かい作業ですが、仕上げの大事なところを納めていきます。予定の作業が出来たので、気持ちが楽になりました。
お施主様のご両親が、お茶の差し入れを持ってきてくださいました。ありがとうございました。工事中もほんとにお世話になりました。
照明が入りまして、お施主様が最後にお選びになったエコカラットです。凸凹が光を当てると陰影が出て素敵に見えますね。
壁に絵を飾るのもいいのですが、壁自体がアートになっているのも楽しいですね。光の当てがいがあります。
海が見えたから…
今日は、午前中越前市で現場作業と打合せ。それと現場を見ながら納まりの検討。午後は、戻って材料発注の為の施工図作成など行いました。
さて、続けて載せさせていただいたTM邸の完成写真も、概ねご紹介できました。
やはり、このお宅の一番の見どころはこの海の見える窓でしたね。
いつもは、街中につくる建物ばかりですので、外を見る窓なんて難しいところです。
ですから室内に過ごして、なるべく家の中の空間を美しく、また気持ちの良い空間づくりを心掛けています。
このお宅も例外ではありませんが、それでもプラスアルファの魅力があるうらやましいお宅になりましたね。
私も、さまざまな条件で家を建てさせていただく経験の中でも、いい勉強になったお宅でした。
こちらは、はじめて現地を見させていただいたときのものです。細長く、隣地境界もはっきりせず、高低差もある土地でした・・・。
でも海が見えたんですね・・・。それがすべてのポイントだったことを印象深く覚えています。