階段ステージ
今日は、朝から毛矢の現場の残材引揚げ作業。その間に左官屋さん、石工事屋さん打合せ。
板金屋さんも来て、足場が外れた外観を見に来ました。
板金屋さんも手間がかかった分、仕上りに満足そうでした。
午前中は、このほかに日之出の現場で基礎屋さんと盛土の打合せ。松岡の現場も材料の始末に行って、電気屋さんと打合せ。毎日3現場をぐるぐる回るのが日課になりそうです。
午後は、見積作業や施工図の作成。発注の段取りなどしてから、再度毛矢の現場へ。
階段の一番下の段がステージのようになっています。ここに黒御影石を貼ってもらいました。
ステージは、飾り物も置けますが、これがあるおかげで、歩くときに階段の下に近づかなくて、頭をぶつけないという工夫にもなっています。
お客様から学ぶ
今日は、午後から現場でお客様とコーディネート打合せ。そのほかは設計作業をしておりました。いろいろ雑用も多いのですが、あまり電話のかからない日曜日は集中できるので設計作業に。
土日はお客様宅の訪問や打合せも集中するのですが、お客様と合ってお話しする時間も楽しいひと時です。
昨日お伺いしたFIM邸では、エアコンに装飾シールが貼ってあって、写真に撮らせていただきました。
エアコンって機能は大切ですが、インテリアとしては邪魔な存在ですね。でも、こんなふうにかわいくもできるんだって好例です。100均ショップで買った壁紙に貼れるシールだそうです。
もう1件伺ったKT邸は、お伺いするたびにお庭がきれいになっているようです。
その一部ですが、きれいにラベンダーが咲いていたので、こちらも写真を撮らせていただきました。敷き詰められているのは瓦チップ。雑草が生えなくて機能的です。
住まい方を、お客様から学ぶことも多くありますね。
TVボード
天気予報通りでしたが、今日は1日雨。明日はさらに雪になる予報です。
コンクリートは温度補正をかけてFc-27に強度を上げていますので、気温が下がっても大丈夫ですが、予定していた墨出しが出来ませんね。土曜日まで無理のようです。
さて、MD邸の家具のご紹介です。
家具も、買ってきて置くだけのものは、なかなか建物にピッタリとフィットはしてくれません。出来れば作って差し上げたいところです。家具を買う予算を見ていただければ済むことですから。
今回のTVボードは、四角いスクエアを基本に作ってみました。
右側に来るカウンターと奥行きもそろえているのですが、高さのラインが変わるので、あえて3方縁取りを回して縁を切っています。言ってる意味が分からないかもしれませんが…?
右側のカウンターは、蓄暖をセットできるように作られています。長さが長いので、お子さんの勉強机にもできます。支えに立てている丸柱は、移動が可能なように取り付けています。
家具もそれなりにきちんと設計もしなくてはいけませんし、家具屋さんと打合せして時間も手間もかかりますが、家とセットでお造りするので、私の手間はサービスになりますね。
2階ホール
今日は、雨のためコンクリート打設は明日に延期。1日事務所に籠って設計作業でした。
さて、今日はMD邸の2階ホールからの写真です。
吹抜けに面して大きく開口をとらせていただきました。これも開放感だけでなく空調の流れを良くする工夫で、手摺も壁式でなく格子にさせていただきました。
ロフトに上がる階段もストリップ階段。空気の流れと光を通します。構造の組み方も工夫して設計しています。
吹抜けを見下ろすとこんな感じ。日中は吹抜けのハイサイドライトが効いて、かなり明るいですね。
配筋検査/子供室
今日は、配筋検査を行いました。
今回の建物は基礎を高く作っていますので、ベース型枠からも立ち上がりの配筋が飛び出して見えます。それでも、150ピッチで組んだ鉄筋はがっちりしております。
さて、今日はMD邸の子供室のご紹介。
お子様がまだ小さいので、2室をつなげて作っています。
中央に入った化粧梁は、間仕切りを作る時に使用しますが、ここも、お子様の遊び場にして、ブランコでも吊り下げたくなりますね。
天井が張り出しているところはロフトになっていて、ロフトにあるエアコンからの冷気を取り入れられるガラリが付いています。
エアコンも、FPの家の能力ですと少ない台数で済みますから、なるべく効率よく空気の回る間取りをご提案したいですね。
寝室の明かりと空調
今日は、午前中現場確認とお客様来社打合せ。午後は設計作業でした。
リフォーム工事のお問い合わせがありましたが、仕事の状況を考えてお断りしました。お声をかけてくださったのに心苦しいですが、仕事の精度を落とさないためにも仕方ありません。 当社でないとできない仕事に絞り込むしかありませんものね。
さて今日は、MD邸の寝室のご紹介です。
寝るだけのお部屋なので、照明器具も天井には付けません。間接照明のみですね。反対側にクローゼットがあるのですが、そこには内部に照明を入れて、見やすくする工夫もしています。
障子の上に付けた間接照明が、以前ご紹介した、小物をライトアップする棚のような趣向ですね。こんな遊び心が気持ち豊かに生活できる工夫だと思います。
この障子の開口は、吹抜けからの空調を取り入れる機能も持たせていて、単なるデザインだけではありません。
横長の開口が、大きすぎず小さすぎず…。設計時点では窓に合わせた大きさだったのですが、現場に入っても考え続けて、サイズもデザインも調整しながら完成していきます。
障子の和室
今日は、朝一に鉄筋工事の現場指示。その後リフォームを頼まれたお客様宅へ。午前中は大工さんと作業を行いました。
今日は、MD邸の和室の写真です。
リビング続きのタタミコーナーのような和室は、客間というよりリビングの一部という感じです。
廊下側も開口部を作り、階段と共に抜け感を持たせることで、全体で広く見せています。こうすることで、廊下も狭くあたらず、採光的にも有利になります。
障子を閉じることで、部屋として使用できます。お子様が小さいので、しばらくはここが寝室になるようです。
手摺のデザイン
今日は午前中に土間シートの施工。明日から鉄筋工事に入ります。
今日はMD邸の手摺のご紹介です。
当社では、リビング階段の採用が多いのですが、階段はせっかくなので見せ場にしたいですね。
とはいえ、いつも手摺のデザインで悩んでおります。ありきたりのものは作りたくないというのが、勝手な欲望でもあります。
今回の建物は、スチールのイメージではなく、木で作りたいと思いました。
設計時点では、天井までの縦格子で考えていましたが、現場を見ていて、廊下との関係をなるべく仕切らないほうが良いというイメージが湧きました。
上部が抜けているものにデザインしたくなり、それも斜めじゃないほうがいいと考えてマス目のデザインで10通りくらい考えました。
全部を四角いマスにすることも出来ましたが、あえて変則的なこのパターンが採用となりました。
ちょっと飾り物も置けるので、いろいろ楽しんでいただけたらと思います。
ベース型枠/キッチン
今日は雨の中、ベースの型枠工事が進められました。
今回の建物は、正面側にアールがつくので、木製の型枠を使ってカーブを作っています。
さて、今日はMD邸のキッチンからの写真です。
奥様がキッチンに立って全体を見渡せると、お子様の様子とか見ながら作業が出来ていいですね。
キッチンの横の引き戸を開けると、昨日ご紹介したユーティリティーがあり、その奥がお風呂になります。こちらも水廻りの動線を楽にした間取りにしました。
キッチンのバックは食器や家電収納。冷蔵庫を置く場所の上はエアコンを設置しました。室外機の設置場所を考慮して、この位置になっています。
エアコンの位置はいつも悩むところですが、必ず設計時点で考えておく必要があるものですね。
捨てコン/ユーティリティー
今日は、穏やかなお天気でした。現場のほうは朝一打ち合わせをして、型枠の捨てコンクリートの段取り。明日の朝、墨出しをする予定でしたが、どうも雨が降るようで、急きょ夕方に墨出しを行いました。
午前中打ったコンクリートなので、踏まないようになんとか墨出しまで作業完了しました。
さて、今日はMD邸のユーティリティーのご紹介です。
ホワイトの人造大理石がさわやかな洗面カウンター。こちらも家具屋さんに作ってもらいました。
オーダーですので、奥のパイプスペースの出っ張りも含めて、立上りの水返しを付けています。それに加えてキッチンボードも回しています。
ブラケットの照明は、顔にあたる角度が変えられると思い、スポット型を用意しました。ただ、元の器具は電球型蛍光灯が付いていて、これは暗くてダメでしたね。なので昼白色のLED電球に交換させていただきました。
こちらは、反対側の写真です。いつもは洗濯機パンは付けないのですが、洗濯機の水漏れの経験があるお客様からのご要望から付けさせていただきました。
洗濯機パンは排水溝廻りが汚れますので、掃除がしやすいようにカウンターはパネルで受けずに丸棒の脚で対処しました。
棚板は広めに3段作って、中仕切りがあるのは、左はタオルなどを置き、右は洗剤関係を置くため分けたいというご要望からですね。