コストを抑えて上質に。グレーのガルバリウム外壁が映える『Gray』
今日は、2022年に竣工した「Gray(グレイ)」という物件で採用した、グレーのSGLガルバリウム鋼板の外観をご紹介したいと思います。

こちらは、四角いボックス型の建物に、約4畳半のゆったりとしたポーチを組み合わせた外観です。
一般的には、ポーチ屋根は1階部分で掛けることが多いのですが、この建物では2階の屋根をぐっと伸ばし、箱型のラインを強調するデザインにしました。
あえて形をシンプルにまとめることで、シャープな印象とコストダウンの両方を叶えています。

コーナーから見ると、正面右側は「目地付き平スパン」、左側はコストを抑えた「角波4山張り」のガルバリウム鋼板を使い分けています。
離れて見ると同じグレーの外壁として一体感がありますが、近づいて見ると、角波部分は目地のところに釘頭が見える工法になっており、表情にわずかな違いがあります。正面に平スパンを採用することで、ファサードの見え方をすっきりと整えています。

正面から見ると、平スパンの縦ラインが陰影をつくり、ストライプが強調された端正な外観になります。

高さのあるポーチの奥には、ウェスタンレッドシダー張りの壁を設け、グレーの外壁とのコントラストでアクセントにしています。
天井は外壁と同じガルバリウム鋼板ですが、外壁の目地と天井の目地がきちんと揃うように納めてあり、ラインがきれいにつながって見えるのもポイントです。

夜になると外灯がポーチ全体を照らし出し、グレーの外壁と木の壁に柔らかな陰影が生まれて、とても印象的なアプローチになります。
ガルバリウム鋼板の外壁は、比較的コストを抑えやすい素材ですが、張り方や見せ方を工夫することで、このように上質で高級感のある表情をつくることができます。
ここで採用しているのは、高耐久タイプの「SGLガルバリウム鋼板」ですので、サビに強く、永く変わらないグレーの外観を保ってくれる心強い素材です。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
環境と調和する黒い外観の家
今日は、ブラックの外壁を採用したお宅をご紹介したいと思います。
こちらは、FPの家デザインアワード2018で審査員特別賞をいただいた建物です。
勾配屋根のプロポーションが印象的ですが、テラス側にぐっと伸ばした大きな庇が、建物の重心を低く見せてくれるので、落ち着いたバランスの良い外観になっています。
こちらは、ブラックの外壁に木目の格子をポイントとして組み合わせた事例です。
階高を抑えた設計と、玄関まわりの木の質感が相まって、安定感のあるやわらかな表情になりました。
こちらは、傾斜地に建てた住まいで、眺望の開ける方向へ2階部分をはね出したデザインになっています。
遠景で眺めると、ブラックの外壁の建物が、背後の緑の山並みにいちばん自然になじんでいるのがわかります。
建物は、周囲の環境と調和してこそ、長く愛される存在になる——そんな思いを大切にしながら、外観デザインを考えています。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
複数の窓を一つに見せるデザイン ― パノラマウィンドウの魅力
今日は、パノラマウィンドウを採用したお宅をご紹介したいと思います。
今回のお宅では、外観の水平ラインを美しく見せるために、1階の軒のラインと揃えた横長の連続窓を計画しました。
細く長い窓が外観にアクセントをつくり、シンプルな建物に心地よいリズムを与えています。
室内では、窓の高さを少し上げて配置することで、外からの視線を程よく遮りながら、自然光をしっかりと取り込めるようにしています。
プライバシーと採光の両立に加えて、耐力壁の配置バランスを保つ設計にもつながっています。
そして今回こだわったのが、複数の窓を一つの大きな横長窓のように見せる工夫です。
連続する窓を木枠で囲って、柱の存在を無くしています。そうすることで、視界のつながりが途切れず、まるでパノラマ画角で切り取ったような景色を楽しめます。
どの位置に立っても座っても、水平に景色がスッと流れていくのが特徴です。
外観では、ガルバの縦ラインに対してこの水平ラインの窓がアクセントとなり、全体を引き締めています。
木部の落ち着いた色味との相性も良く、シンプルながら印象的な佇まいをつくってくれています。
パノラマウィンドウは、ただ光を入れるだけの窓ではなく、
“景色を暮らしに取り込み、快適さをつくるデザイン”
だと感じています。
今回も、その良さがしっかり伝わる仕上がりになりました。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。








