解体工事 2

今日は1日中雨のお天気でしたね。解体工事には埃が舞い散らないのでかえって助かるのですが。

午前中に足場を施工し、午後から重機を下ろして本格的な解体を始めました。今回の解体建物は、梁材も太いものが入っていて、しっかりした造りです。

残念ながら駐車場が十分とれていなかったり、準防火地域のため、法的に基準を満たす改修を行うとすると、お金がかかりすぎることから、リフォームを断念したものです。

やはり想うのですが、家造りって後々をよく考えて計画しないといけないと思いますね。敷地の配置から、間取りの採り方など・・・。

自家用車が置けるスペースの確保はもちろん、小屋を造ったり増築したりできることも考えにいれるといいですね。

昔はどうも、大工さんが簡単に描いた間取りを、そのまま鵜呑みにして作って住んでいるという家が多いです。やはりライフスタイルから将来のことまで見通してご提案してくれる設計士に相談できることが、家造りの成功のカギだと思いますね。

土縁と庭のある家

今日は午前中、リフォーム工事の計画の現場に測量に行ってきました。

築32年になる住宅付きの土地を購入されたものです。建て替えまで考えると費用もかかることですし、リフォームという結論になりました。

先もって見させていただいた時に、これならリフォームでも大丈夫だなという建物でした。基礎と構造がしっかりしていましたね。

工事中のアルバムも少し残っていて、よくある安かろう悪かろうの家造りではないようです。売主の方も愛着を持って住んでいらした様子で、壊さずに住んでほしい想いがあるようでした。

家の裏にこじんまりとした庭があるのですが、縁側に土縁があって、ここは良い感じでしたね。あまり周囲からの視線を感じず、落ち着いた雰囲気がありました。素敵な庭が作れそうなところです。

計画はこれからですが、この庭を活かしたプランを作って差し上げたいと思いました。

フェンス取付

今日は、お天気もすぐれませんでしたが、予定通りフェンスを取り付ける工事を行いました。

こちら、勝山の現場で使って気に入った、セランガンバツーというデッキ材を使用しています。

やはり固い木なので、気を抜くとドリルのビットやビスが折れてしまいます。それだけ緻密で目が詰まっているんですね。でもウリンの木よりは、取り扱いやすく、なにより反りが少ないのがいいですね。

自分で実際に扱ってみて、その性質をつかんで、適材適所に使えるようになることが、自分の知的財産になっていきます。

こうした作業も、業者に任せれば済む話ですが、あえて自分でできそうなことはやらせていただきます。お客様にも材料費のみで、施工費をサービスさせていただくのですが、これもやはり勉強を兼ねているからですね。

フローリング補修

今日は外壁リフォーム中のお客様のお住まいで、洋間の床の補修作業に立ち会いました。
上の写真は完了したところですから、どこを直したかわかりませんね。

元の状況は下の写真です。

無垢フローリングに油のような汚れが染み込んで、お客様が擦ってみたようなんですが、
かえってガサガサになってしまいました。
ウレタン塗装がかかっていると、無垢でも厄介ですね。

やはりペーパー掛けをして汚れを落としていくんですが、
段取りを見ていると私も勉強になります。

木も日焼けしているので、ペーパー掛けすると、地の白っぽい木になります。
それに気持ち色を足してみるんですが、最初試みたのが気に入らず、
即またペーパー掛けをしてやり直されました。

ほとんど一発で決められるらしいのですが、今回は自分ですぐダメだしをされました。
そういう潔さって大事だなと思います。やっぱりプロの仕事って言い訳じゃなくて、
とことんやってみる姿勢がほしいですものね。

お聞きしてみると、やはり無垢のフローリングは、自然塗装で塗ったものの方が
治しやすいとのこと。 そうですね、自然塗装のものなら、私でも治せそうです。
やりかたも教わって、納得いたしました。

バランスよく

今日は一日曇りのお天気で、外気温も上がりませんでしたね。エアコンがいらないくらい。
夏なのに、不思議なお天気でしたね。

今日は朝から他社で建てた家にエアコンを取り付ける工事がありました。やはりリフォームは苦戦をしいられましたね。
躯体が図面どおりになっていなかったり、電気の配線もためによくない配線方法になっています。
こういう時、当社で普段あたりまえにやっていることが、一般的にはあたりまえでは無いんだなという事を思い知らされます。

とても立派なお宅なんですが、コンセントがやたら少なく、しかも系統もまとめすぎているので負担が大きくなっています。
お金のかけどころのバランスが悪いと言いうか、考えてないというか・・・。

家造りでもなんでもそうですが、トータルバランスが大事だと思います。
スポーツなんかでもそう思います。強いチームはバランスがとれている。
スター選手がゴロゴロいても、ダメな場合も多いですからね。

そういうバランス感覚を持って采配できる人が、トップにいることが大事だと思います。

太陽光発電 設置


今日はKH邸に太陽光発電を載せました。
メーカーはパナソニックの単結晶ハイブリット仕様です。

新築時に載せる話をしていたのですが、補助金の期限の関係で断念。
しかし、待ったのを幸いに、パネルを多結晶型の計画から単結晶型に変更することを提案して採用していただきました。

今日は、日中の屋根の表面温度は64.5度にも上がる中、職人さんもよくがんばってくれました。支店長も自ら作業もし、一日ついていてくれました。ご苦労様でした。

写真は完成時の写真で、もう夕方になって陽も傾いているのですが、電圧を見るとまだ90%くらい発電している模様。
単結晶とアモルファスシリコンのハイブリット型はかなり高性能が期待できます。

早くお客様にも、有意義に電気を使っていただきたいです。

治せないでは・・・

今日は、エアコンの取り付けの打ち合わせで、お客様の家にお伺いしました。
当社で建てた建物ではなく、設計事務所の設計の鉄筋コンクリートの住宅です。

17年くらい経つという建物ですが、エアコンが天井埋め込みで、3室を1系統で動かすマルチエアコン。
最初、そのメーカーのサービスを呼んで修理をお願いしたそうですが、これは治らないからもうだめですみたいな感じ。

とにかく使えないのは困るので、なんらか取替えとか見積もり依頼をしたそうなんですが、サービスが営業に取り次ぎもせず。
全部取替えとなると天井からなにから壊さないとできないようなものですから、もうほったらかしというかその後連絡もなかったそうです。

空調メーカーの最大手と認識している会社ですが、そんな有様です。
お客様が困っていることをなんとも思わないのでしょうか。

将来、全面的にリフォームを考えてらっしゃるということで、この際そんなお金をかけずに、壁付けでの高性能エアコンをつける提案をしました。
機械物は、いつかは壊れる・取り換えるを考えておかないといけません。
そういう意味でエアコンは壁付けが一番ですね。

この建物、設計事務所の先生が頑張って設計したのでしょうけれど、まともな壁がない。
なんとかつけられる場所も一旦廊下に配管してから外に出すことになりましたが、背に腹は代えられません。

設計は住む人の将来を考えて設計しなくてはいけませんね。
できるだけシンプルにすることも大事だと思います。

スマートハウスとか家電のような家がこれから出てきますが、あくまで交換可能だったり、メンテナンス可能なシステムであることを注意していただきたいですね。
第1種換気など、特に新鮮空気の取り入れ配管がジャバラの配管だったら掃除できませんから、気をつけてくださいね。
将来、「治せません。」の一言で終わってしまうことのないように。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
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