作業開始
今日から休み明けで、仕事に入りました。
朝から現場でトリマーとサンダー掛け。塗装作業に入る前の準備作業です。
現場も休み中エアコンは切っておいたのですが、閉じた状態だと熱が入ってこないため、室内はさほど暑くありません。やはり断熱効果は重要ですね。
午後からは、発注作業と設計作業です。あれこれ同時進行ですが、それぞれにきちんと進めていきたいと思います。
(写真は御母衣湖キャンプ場にて)
中間気密測定
今日は、朝から勝見の現場へ中間の気密測定に行きました。
1階から2階への階段は組みあがっております。ロフトへの階段はお盆明けの作業になりそうです。
今回は2階の窓に測定器を設置しました。1回目に0.28㎝2/㎡が出たのですが、これでは飽き足らず、大工さんと一緒にさらに漏れがないか調べて、気密テープ作業を行いました。
その結果、2回目で0.18㎝2/㎡までいきました。これくらいまで行けばいいですね。これから、内部の造作作業を進めていきたいと思います。
さて、明日から15日までお盆休みをいただきます。
明日はあいにくのお天気のようですが、家族とキャンプに行ってまいります。電波が届きにくいところへ行くかと思いますが、月曜日には帰りますので、また何かありましたらご連絡ください。よろしくお願いいたします。
酒生郵便局/パソコンコーナー
今日は、設計事務所勤務時代に設計させていただいた酒生郵便局に行ってまいりました。
長男が生まれたときに学資保険をかけたものが満期となり、ご連絡をいただいてほんとに久しぶりに伺いました。
外壁は杉板張りの建物で、これまでに2回塗装をリフォームされているということで、大切に使っていただいておりました。
こちら、バス停があるということで、地域の方の利便性を考えて、雨宿りできる広いポーチを持っているのが特長です。
中も広く高い天井の明るく快適な局舎で、とても気に入っております。これも局長さんが建築に対して、とてもご理解のある方だったからですね。18年ぶりにお会いして変わらずに親しみやすく、また懐かしかったです。
荒木新保という、福井インターの東側にあたる場所で、なかなか皆さんの目に触れる場所にないのが残念です。でも、ちょっと探してでもぜひ見つけてほしいくらいですね。
さて、今日の写真は、2階ホールにあるパソコンコーナーです。
FPの家だから、廊下でも快適に過ごせますので、こんなスペースでも利用できますね。
奥に見えるのは物干しスペースになります。
こちらは、ロフトから見下ろした写真です。奥にパソコンコーナー、手前が昨日ご紹介したグレーチングの床です。階下が透けて見えますから、初めての人は皆さんちょっと怖いかもしれませんね。
仮設エアコン/トイレ造作
今日は、朝一施工図を渡しに現場へ行きましたら、昨日の午後取り付けた仮設の現場用エアコンが効いていて、室内全体がさわやかな涼しさに変わっていました。
室内どこに居ても、まんべんなく効いていて扇風機も不要な涼しさです。6帖用エアコンをロフトに付けていますが、この涼しさは体感してほしくなりますね。
さて、先日の見学会の写真ですが、今日はトイレです。
スッキリしてますね。マルがポイントで、アクセントクロスから照明までマルで統一しています。
こちらは評判の良かったトイレットペーパーをストックする棚です。
以前日記でも紹介した、造るのにとても苦労した造作です。やっぱり手をかけて仕上げた分完成度も高くなったと思います。何事もやるからには徹底しないとね。
見学会3日目終了
今日は、見学会3日目でした。ご来場は5組。最後のお客様は19時半の夜に、お仕事が終わってからおいでいただきました。
5組のうち2組は、業者さんです。いつもお世話になっている問屋さんの社長様と社員様。もう1社は、同業者である工務店さんです。この工務店さんは私がお誘いしました。
実は前から気になっている方で、完成した建物を見ていただくのもありますが、できたらFPの家のグループに入会していただきたいというお話もさせていただくためでした。
ライバルを増やすなんて、おかしな話だと思われるかもしれませんが、そうではなくて、FPの家のような理にかなったすばらしい家を、もっと建てる工務店さんが増えてほしいと願ってのことです。そのことが、日本の住宅のレベルアップにつながると思っていますからね。
それで一番助かるのは、お客様だと思っています。こういう家に住む人が増えれば、本当に健康で快適に暮らせる人が増えることになりますし、良い家が本当はどういうものなのかがわかっていただけるものと思いますね。
月曜日まで見学会を引き延ばしたのも、同業者に見てもらえる機会も考えてのことでした。余計なお世話かもしれませんが、なにか種まきをしておかないと、芽は生えませんからね・・・。
この3日間でも、お時間の合わないお客様がいらっしゃいまして、お引渡し前までにさらにご案内の予約も入っております。
ご協力いただきました施主様には、本当に感謝いたします。また、たくさんご来場いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
完了検査/屋根施工
今日も、暑い日になりました。朝から現場廻りや雑用に追われ、午後は完成物件の完了検査を受けました。こちらは何事もなく無事合格。
この検査中にひょこっと家を見せてくださいというお客様がおいでになりました。アポなしでしたので、びっくりしましたが、現在設計作業を進めているお客様のお父様でした。
検査の間お待ちいただいて、その後FPの家の説明をさせていただきました。
午前中にエアコンをかけて、お昼の検査時にはけっこう冷えておりましたので、お客様も、玄関を開けて涼しいのにまずびっくりされたようです。
断熱性能から換気、構造材、基礎から外壁や屋根に至るまでご説明させていただき、大変ご理解いただけたようです。なにより体感されてますので、ご理解しやすかったでしょうね。
さて、勝見の現場のほうは、今日は屋根の施工を朝から行いました。
あれこれ作業を終えてから、現場に向かいましたら、まだ屋根の上で作業しておりました。下屋のほうから先に済ませて、無理せず休みながら行ったとか。
心配していたら、まだまだこんなくらい平気だと職人さんおっしゃっていました。板金屋さんはタフですね。頼りになります。
気密測定結果
今日は、完成物件の気密測定を行いました。
日中は設計と現場へ材料運びなどしていましたので、夕方にお客様もいらっしっていただき測定を行いました。
結果は上の写真のように出まして、詳しく計算するとC値=0.185㎝2/㎡となります。
満足いく結果が出て良かったです。これで安心してお引渡し出来ますね。
ご遠慮なく
今日も、忙しい1日でした。朝早くは設計作業。その後現場でブラインドや鏡取付の作業指示。そのほか自分でも作業。
現場を離れようとしたときに、ご近所さまからお声かけをいただき、襖の建付けを見て差し上げました。かなり重症でしたので、改めて治して差し上げることにしました。
午後も来客2件から始まり、現場作業とお客様宅訪問、敷地の調査確認。帰るとまた2件来客という感じです。
お客様宅訪問は、エアコンを追加で取り付けるお客様のために、作業指示をするもの。
こちら、当社の指定業者だと難しいことではないんですが、家電屋さんで購入されたので、筋違に当たらない位置を教えてあげるのと、気密をとらないといけないので、ウレタン注入の指示。
普通の家とは違いますからね。FPの家は。ですので、なにかされる場合は、ご相談していただくのが一番です。
どんなに忙しい時でも、お客様のお声かけはありがたいものです。遠慮は無用ですよ。
昨日の建て方の流れ
昨日は、さすがにバテてしまって、あんまり写真を載せられなかったので、今日はおさらいで建て方の流れの写真を載せたいと思います。
早朝の写真。曇りの天気予報にもかかわらず、青空が見えます。
作業し始めの光景。とにかく材料を置く場所がなく、やむをえず中に入れてさばきます。
FPの壁パネルを吊り上げています。電線がまた邪魔ですが、これを越えての作業です。
2階の床組が出来て、床合板を敷いている段階です。
壁パネルが、小屋裏部分まで入り、下屋の屋根のほうも完成。
屋根パネルの施工作業中です。長い屋根なので、中間につなぎが入り、連結している作業です。
3時の休憩中。といっても作業は終了しておりまして、この後に正面のブルーシートを掛けて完了。
3時過ぎから板金屋さんが来て、屋根にゴムアスファルトルーフィンク゛を施工。これでいつ雨が降っても大丈夫です。
今日は作業をお休みしました。外は雨でしたが、こちらがロフトの状態です。けっこう広いでしょ。
昨日も今日も、ご近所の方がご興味を持たれて、外でお話ししておりました。どうも特殊な建物と思われているみたいですね。外見だけでなく、実際の建物の性能をお知りになったらもっとびっくりすると思いますが。
気温と血圧の話
今日は、お昼にお客様がおいでになり、現在お住まいのお宅の事情をお聞きしていましたらところ、雪の多くの問題から、寒さ・カビ・結露の話など、ほんとに大変な思いで暮らされているお話をお伺いしました。
長くFPの家に住まいしていると、快適さが当たり前になってくる部分もあるのですが、こういう一般のお住まいのご苦労をお聞きすると、やっぱり確かな家造りを行っていかないと、新しく建て替えても、昔の家に毛の生えたような家造りでは持たないであろうと、また再認識いたしました。
先日、北海道夕張市と福井市における、住宅の省エネルギー性能と健康に関する調査報告書というものを入手いたしました。
これは、高齢者の死亡率が冬季に高くなることを受けて、その原因が高血圧などの血圧異常が原因とされているものなので、これが住宅の温熱環境に関係があるのではないかということで、気温と血圧について調査されたものです。
その調査報告から読み取れることは、夏から冬にかけての室温低下が、福井の家のほうが夕張の家より大きいという結果。これは、家造りが北海道は高気密・高断熱化が進んでいて、性能が高い家に住んでいる結果でしょう。
それと、室温低下による血圧の増加は、室温が7℃以上低下すると、100%の確率で血圧が上昇するという結果が出ているようです。
住宅の性能で考えると、熱損失係数が約3W/(㎡・K)という性能値の建物で、居間が20℃であっても、廊下や暖房をしていない例えば浴室やトイレは10℃になるという。
つまり室間で10℃の温度差が生じているという調査結果のようです。約3W/(㎡・K)というと、次世代省エネ基準の4地域で2.7W/(㎡・K)なので、こんな基準で大丈夫、暖かいと思っていたら大間違いですね。
今、一般にこの北陸であれば、この4地域の基準でよいなどという問題ではないんですね。北海道の家に住む人たちより、あきらかに北陸の家に住む人たちが危ない。
どうか、国の基準など当てにせずに、本物の家造りを目指してください。それが家族の健康を守り、後世に良い建物を残していく財産となりますから。
























