吹抜ダイニングの照明、こう考える

今日も引き続き、延床28坪ほどのコンパクトプランの事例をご紹介します。ダイニングの吹抜と、隣に寄り添う階段、そしてキッチンのつながり。限られた面積でも、光と視線の抜けを整えると、体感の広さは大きく変わります。

吹抜ダイニングに寄り添う、ひな壇階段とオープン手摺。

階段を「通路」にせず、空間に取り込む

吹抜のあるダイニングの隣に、通路を挟んでひな壇型の階段を設けました。
階段は本来、上り下りのための場所ですが、見せ方で空間の印象を左右します。
今回はオープンな手摺を採用し、視線が抜けるように整えています。
手摺が壁で塞がれない分、ダイニング側の広がりが素直に感じられます。
コンパクトな家ほど、こうした“抜け”の効き方が大きいですね。
安全性や握りやすさも含め、毎日の動きに馴染む形を意識しました。
小さな工夫ですが、暮らし心地に効いてくる部分だと思います。

配膳しやすい距離感の、ダイニング隣接キッチン。

キッチンは小壁でほどよく区切り、配膳を最短に

ダイニングの隣には、小壁で区切られたキッチンを配置しました。
まったくのオープンも気持ち良い反面、手元が気になる場面もあります。
小壁があることで、見え方を整えながら、配膳の距離は短くできます。
日々の動作がスムーズだと、家事のストレスが確実に減っていきます。
さらに奥にはパントリーも備え、ストックや家電の置き場を確保しました。
「片付く場所」を先に決めておくと、LDKが散らかりにくいんですよね。
コンパクトでも、暮らしの段取りはむしろ丁寧に組み立てたいところです。

吹抜は「テーブル+壁」を照らして、軽やかな明るさに。

吹抜の照明は「テーブル」と「壁」を同時に考える

吹抜で悩ましいのは、照明をどこに、どう当てるかという点です。
まず大切なのは、ダイニングテーブル上の明るさをきちんと確保すること。
一方で、天井面だけが高くて暗いと、空間が重たく感じることがあります。
そこで今回は、スポットライトを3か所設け、上下に光を振る方法にしました。
壁面がふわっと明るくなると、吹抜の高さが心地よい“広がり”に変わります。
必要な場所を明るくしつつ、眩しさが出ない角度も現場で丁寧に調整します。
図面だけで決め切らず、仕上がりを想像しながら整えるのが照明の面白さですね。

コンパクトな家は、広さを足すより「光・抜け・動線」を整えるほど効いてきます。気になる点があればお気軽にご相談ください。

福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。

・コンパクトプランのご相談も歓迎です。公式LINEから、ご要望と家族構成だけでも気軽にメッセージください。

仕事始め、28坪の吹抜を思う

今日から仕事始めでした。リフォームの設計を進めつつ、発注や家具工事の打合せも重なり、休み明けらしく一気に頭が“現場モード”に切り替わります。合間に「構造塾」のZoom学習も入れ、今年も学びと実務をつないでいきたいと思いました。

TN邸-ダイニング吹抜

【28坪でも、吹抜で“伸びる”空間】
写真は延べ床面積28坪のお宅の、ダイニング吹抜の一枚です。
コンパクトな家でも、吹抜を一か所つくると視線が抜けて、体感が大きく変わります。
高い位置から光が入り、昼と夜で表情が変わるのも吹抜の魅力です。
空気の流れ(暖かさ・涼しさが回る道筋)をつくりやすいのも利点のひとつです。
「広さ」は面積だけではなく、光と抜けで生まれるのだと改めて思いました。

【窓と照明、小屋裏エアコンのひと工夫】
吹抜を挟んで両側に木製サッシを設け、空間の一体感をつくっています。
見た目のアクセントになりつつ、空気が行き来する“抜け”としても働きます。
右上の小屋裏収納にはエアコンを置き、冷気を吹抜に落として回す狙いも持たせました。
手前のオープン階段には、照明を段違いに下げて、縦のラインをきれいに見せています。
コンパクトだからこそ、こうした一つひとつの工夫が効いてきます。
住み心地とデザインを両立するには、細部の積み重ねが大切ですね。

今年も学びを怠らず、段取りを整え、良い家を一棟ずつ積み上げていきます。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。

・コンパクトな間取りの質問などございましたら、公式LINEのチャットからお気軽にご相談ください。

生活感を隠せるパントリー設計

施工事例「BABEL」のパントリーをご紹介します。

エントランスからLDKがオープンにつながる間取りほど、視線の先が整って見える工夫が効いてきます。収納量だけでなく、“隠せる”ことで暮らしがすっと軽くなる実例です。

【1】オープンなLDKほど「見え方」を先に決める
エントランスからLDKまで視線が抜けるプランは、開放感が魅力です。
その一方で、生活の道具が目に入りやすいのも正直なところです。
そこで「見せる場所」と「隠す場所」を最初に整理しておきます。
パントリーは使いやすさの中心ですが、見え方の中心にもなります。
扉を閉めたときに壁面の一部として馴染むよう、納まりを揃えました。
空間が整うと、照明の陰影や素材の質感もきれいに出てきます。
結果として、普段の暮らしが“片付いて見える”設計に近づきます。

キッチン背面のパントリー オープン状態

【2】深さと間口、そして「作業できる」収納へ
BABELのパントリーは奥行きをしっかり取り、間口も広めに確保しました。
通路として通るだけでなく、立ち止まって作業できる余裕を残しています。
カウンターを設けると、買い物袋の仮置きや仕分けがとても楽になります。
引き出しがあると、細かな物が迷子になりにくく、定位置も作りやすいです。
収納は量だけでなく、取り出す動作が短いほど続けやすいと感じます。
こうした“使い続けられる形”は、打合せの段階で一緒に整えていきます。
暮らし方を伺いながら、無理のない運用を想像して決めるのが大切ですね。

キッチン背面パントリー 引き戸目隠し

【3】「隠せる」ことでデザインと気持ちが整う
今回は夜の撮影で、あえてパントリー内のダウンライトを消して写しました。
明かりを抑えると、LDK側の照明計画が引き立ち、奥行き感も出ます。
そして扉を閉めると、パントリーは大きな引き戸でしっかり隠せる仕様です。
来客時だけでなく、日々の“とりあえず置き”を受け止める場所にもなります。
見えない場所があると、家事の途中でも一度リセットしやすいんですよね。
設計の工夫に加えて、引き戸の建て付けや隙間の揃い方も仕上がりを左右します。
現場の丁寧さが、こうした静かな気持ちよさにつながると実感しています。

「隠す収納」は、片付けのためだけでなく空間の美しさを守る仕組みだと思います。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。

・「うちの間取りだと、パントリーはどこがベスト?」など、公式LINEで図面相談もお気軽にどうぞ。
・見学予約や資料請求も公式LINEからスムーズです。気になることはメッセージでお送りください。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
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