不変のモノを
今日は、朝にエアコン屋さんから連絡があって、急遽現場に行き確認指示。帰ってからまた設計作業。午後からお客様来社打合せでした。
昨日、お施主様がご自身で買われた照明を付けてくださったので見てきました。
モノクロ写真ではありません。ブラック塗装のPH5ですね。やはりかっこいい。
1958年にデザインされた照明器具のようですが、少しずつリニューアルされているとはいえ、変わらぬ美しいデザインには、感嘆するほかありません。
日本人は、モノづくりが器用で丁寧ですが、こういう不変のデザインがなかなか生れませんね。
家でもそうですが、簡単に早く作りすぎると思います。
ハウスメーカーや、建売業者が、日本の家造りをダメにしてしまっていると思いますね。
国土交通省のお役人も、時代遅れの法律でしばり、補助金を餌にして建てさせる家は空虚なものばかり。
私は、あえて時代遅れでもなく、先取りでもなく、不変にいいものを作りたいと思いますね。
和のデザインを今に取り込む
今日は、午前中お客様宅訪問。それ以外は事務所の雑用、設計作業など。
さて、今日も東京の写真です。
浅草の次に、訪れたのが室町というところ。こちらは「日本橋三井タワー」です。
千疋屋の総本店が入っているビルで、パーラーでフルーツの入った冷たいものを頂きました。
現代的なビルに、のれんが妙に合っていて、いい味を出していました。この後紹介する三井のビルそれぞれが、違うマークののれんが掛かっていました。
こちらへ来た目的の「コレド室町」です。東京でも新しいほうのビルで、東京に行ったら見てみたいところでした。
現代的なビルなんですが、どこかに和を感じさせるデザインになっています。
1号館から3号館まであって、間の通路が提灯がならんで、和の町並みを演出しています。
建物に入ると、それぞれ天井に工夫があり、ここは木の角材で組まれたモニュメント照明。
こちらは組子の現代的デザイン。良く見ると異なる組子が2重に重ねてあって。重厚感を出しています。
天井の照明は、側面まで組子で組まれている手の込んだものでした。
その壁面には、昔っぽい色柄のタイルが貼られていました。
デザイナーさんの紹介プレートが貼ってありました。「江戸と西洋の大胆な折衷」と題されていました。
デザインは、最初にコンセプトがあって、そこから想像して出来上がってくるもの。そういう元があるデザインには説得力がありますね。
骨格が大事
今日は、午前中設計作業。午後は金沢に外壁材メーカーのKMEWさんのセミナーに参加してきました。
題目は「2015住宅外観デザインのトレンド」ということで、講師は瀧澤三男さんという建築家です。
首都圏での今の流行の建物は、プレーリースタイルとのこと。寄棟屋根で縦横のラインを強調したデザインですが、けっこうオーソドックスなスタイルに進んでいるのかなと思いました。
シンプルモダンは、あまりにシンプルに走りすぎて減ってきているとか。いい意味でのシンプルでなくなってきているようですね。
スライドで事例を見せていただくのは、首都圏の分譲団地の建物だったのですが、悪い例がほとんどだったかな・・・。あまりここから参考にはなりませんでしたが。
良い事例は、昔の建築家の巨匠ともされているフランク・ロイド・ライトとかルイス・カーンの作品など。当然かもしれませんが、優れた作品から学ぶことが一番です。
お話は納得のいくものばかりでしたが、特に共感したのは、「骨格が大事」という話。
とりあえず図面を起こして、白紙の立面図に後はサイディングの色分けとかでデザインしてくれという話が外壁メーカーさんにあるそうです。工務店とかでしょうかね。
まったく間違っていますね。プロポーションの悪い建物をどうしたってかっこよく出来るわけがない。
建築を生業としているなら、どうしたら美しくなるかを考えて設計するのが当たり前ではないかと思いますね。そうでなかったらやめてほしいものです。(ちょっと言いすぎでしたか・・・)
やはり、軒先を低くおさえるとか、間延びしないバランス感覚を、良い建物の実物を見て、見え方から勉強しなくてはならないと言っていました。京都や金沢の古い町並みからも学ぶことはあると。
その通りですね。私もなるべく良い建物を見るためには、遠くでも足を運びたいと思いますね。











