今日も東京でした。

今日は、朝起きてから、また武蔵野美術大学に行ってきました。

朝一番の学科説明を聞いてきましたが、またとても良かった。基礎デザイン学科の先生のお話でしたが、モノづくりをしている私にも、ほんとに響く話でした。

美術大学というと、他のものと別れた分野のようにとらえられそうですが、いろんなものを、きちんとまとめてあげる力が、デザインにはあると思いましたね。

こういった大学を出た生徒が、いろんな分野で活躍されることを望みます。

 

さて、今回撮ってきた写真の一部ご紹介。

こちらは図書館になります。変わったガラス張りの外壁ですが、よく見ると中が本棚みたいになっています。内部は撮影不可でしたので紹介できませんが、内部のあらゆる壁が、本棚のデザインで造られています。

建築家の藤本壮介氏の設計だそうです。内部がらせん状になっていて、各分野の区切りがあいまいになっているのですが、むしろそれが狙いで、必要なものを探しているうちに、違うものが目にとまって興味を持つことも大事なことと考えての発想のようです。

 

こちらは、キャンパス内の美術館の前の芝生広場で学生たちの展示のようです。白い風船を高さを変えてランダムに浮かせているだけですが、とてもほのぼのとしていました。

 

午後は、次男が明日から、池袋のすいどーばた美術学園に1週間通うものですから、借りたウィークリーマンションに行って、買い出しなどして帰りました。

帰りに東京駅の前から皇居側を写した写真です。

 

東京駅のドームの真下からの写真です。建物はきれいに復元されていますが、外はまだ外構工事が中途半端でしたね。

今回は、ほとんど観光も無しで、急ぎ帰省しました。明日から仕事に復帰します。

山小屋を見てきました。

今日は、午前中現場打合せ。その後設計作業。午後はちょっとお休みをいただいて息子も見たがっていた、建築家の中村好文さんの小屋の展示を見に、金沢の21世紀美術館に行ってきました。

中庭に実物が作られています。こんな機会は逃せませんよね。

正面のウッドデッキと大開口の窓です。

窓は引き戸で、こんな風に外に飛び出てしまうんですが、出てはダメって決まりがあるわけじゃないですからね。

室内空間は、小さくても実に快適さを感じさせる空間です。

小屋裏物置があったり、照明のペンダントの吊り木が動かせたり、錘で上げ下げできる工夫があったり・・・。

奥にはキッチンがあり、勝手口があります。

トイレ、シャワー、洗面もあります。

ちょっとしたクローゼットも。

太陽光と風力発電。それに雨水利用の水道システムも計画された、自給自足的な建物になっています。

いかに小さくして、それでも事足りるという、究極の山小屋の設計ですね。

贅沢を突き詰めたのではなく、質素で簡潔で、なおかつ、なんとなく心豊かになれそうな、そんな建物でした。

多摩美術大学 図書館

今日は、午前中パナソニックリビングフェアにお客様と仕様確認打合せに。午後は施工図を書いてから現場で墨出し作業でした。

外で作業していても、梅雨も上がったような夏のお天気に感じましたね。

昨日は、オープンキャンパスから帰る新幹線を、予約を変更して早く帰ったのですが、それが幸いでした。今日のニュースを見ると、夕方から豪雨で乗る予定の新幹線あたりがストップしてたみたいで・・・・。助かりました。

 

さて、昨日紹介した、多摩美術大学の図書館をご紹介します。非常に優れた技術で造られた建物で、見学者も絶えないとか。

まず、外壁面ですが、曲面ですよね。この曲面にアーチの窓。これもみんな大きさが違う。

しかも壁にピタッとガラスが貼りついていて・・・。つまりガラスも曲がっているわけです。

内部は、柱というよりアーチの壁が、建物を支えています。

普通なら90度に構成しますが、さまざまな角度にアーチがかかっています。

写真ではわかりませんが、ここの床、土地の傾斜に合わせて坂になっています。建物なのに床が水平じゃないんですよ。でもこれも実際にはぜんぜん違和感を感じさせないもの。

外の通りの坂道と同じ流れで、出入口が二つあって、段差もなく、自然に通り抜けができるような設計になっています。オープンスペースがとても生きた設計です。

床に傾斜があるので、椅子も起き上がりこぼしみたいになっています。床の設置面で動くんですが、座ると以外に安定する椅子です。他にも球状のクッションの椅子もあったのですが、これもこの傾斜をカバーするデザインでした。

階段も、曲がっていて、支えが柱1本で浮いているように見える。

2階の読書室。普段は撮っちゃいけないみたいなんですが、聞いたらいいってことで。お邪魔しました・・・。

スチールの本棚。間仕切りであり、オブジェみたいでいいですね。

本棚も曲がっています。こういった備品関係は、こちらの大学の環境デザイン科の客員教授である、藤江和子氏のデザインだそうです。

優れた技術と、機能性と、快適性と・・・、押しつけがましくなく、けれど心地よい刺激を与えてくれる、とてもいい建築でした。

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