家の空気を守る、換気メンテナンス

今日は、久しぶりに息子と一緒に、換気システムのメンテナンスに伺ってきました。フィルターだけをお渡しして、ご自身でお手入れされるお客様もいらっしゃいますが、今回はクリーニングもあわせてお任せいただきました。

点検口の中にある換気本体も、ファンを外してクリーニングします。

■続けやすいことが、住まいの安心につながります
こちらのお宅の換気システムは、日本住環境の「ルフロ」という機種になります。
以前は別の機種も使用していましたが、使い勝手やメンテナンスのしやすさを考え、2018年頃からこちらの製品を採用しています。
換気は、家が完成した時だけでなく、住み始めてからも長く働き続ける大切な設備です。
だからこそ、複雑すぎず、お手入れがしやすいことは、とても大事なことだと思っています。

室内の空気を排出する排気レジスターも、定期的なお手入れが大切です。

■お手入れは、思ったよりもシンプルです
本体は、シロッコファンという羽根の部分を外して、付着した汚れを落としていきます。
排気レジスターは、室内の汚れた空気を吸い出す部分で、穴まわりについた埃をきれいにします。
給気レジスターは、外から新しい空気を取り入れる部分ですので、カバーを外して花粉症用フィルターを交換します。
作業自体は難しいものではありませんが、久しぶりに開けてみると、やはり埃はたまっています。
こうして定期的に見ておくことで、換気も気持ちよく使い続けられます。

給気レジスターは、カバーを外してフィルターを交換します。

■第3種換気を選ぶ理由
当社では、汚れた空気をしっかり外へ出すという考え方を大切にして、第3種換気を採用しています。
第3種換気とは、機械で排気を行い、給気口から自然に新しい空気を取り入れる仕組みです。
構造がシンプルなので、メンテナンス費用も抑えやすく、長く続けやすいのが良いところです。
今回も、本体クリーニングは500円、レジスター関係は1箇所200円の税込みで、出張費はいただいておりません。
フィルターも1個500〜650円ほどで、1件あたり6〜10個くらいの交換になります。
家の性能は、つくった時の数値だけでなく、住みながらきちんと維持できることも大切だと感じています。


換気は、普段あまり意識されない設備ですが、毎日の空気を支えてくれています。シンプルで、無理なく手入れできる仕組みを選ぶことが、長く安心して暮らすことにつながると思います。


換気や住まいのメンテナンスについて気になることがありましたら、公式LINEからお気軽にご相談ください。

アートのように佇む小さなキッチン

今日は、2階リビングのある二世帯住宅で設けた、サブキッチンの事例をご紹介します。
キッチンという機能を持ちながら、空間の中ではまるでオブジェのように見える、少し特別な設計となりました。

2階リビングに設けた、オブジェのようなサブキッチン

■暮らしに合わせた、もうひとつのキッチン
二世帯住宅の場合、1階と2階で暮らしのリズムが少し違うことがあります。
そんな時に、2階にも小さなキッチンがあると、お茶を淹れたり、簡単な食事を用意したりするのにとても便利です。
今回のお宅では、2階リビングに合わせてサブキッチンを設けました。
ただ設備を置くのではなく、空間全体の雰囲気に合うように、見え方まで大切に考えたものです。

ステンレスとモザイクタイルが印象的なキッチン空間

■オブジェのように見せる工夫
こちらのキッチンは、ステンレスの天板と、モザイクタイルを組み合わせた印象的なデザインになっています。(デザイン自体はトーヨーキッチンのモチーフです)

正面から見ると、キッチンというよりも、ひとつのアート作品のようにも見えます。
お施主様がデザインに強いこだわりをお持ちでしたので、その想いをどう形にするか、こちらもかなり考えさせていただきました。
住宅の中にこうした個性があると、暮らしの場でありながら、毎日少し気持ちが上がる空間になるように思います。

暮らしの機能とデザイン性を両立させた住まいの一角

■設計力を試される家づくり
このお宅は、建物全体もとても個性的で、まさにアートのような住まいでした。
一般的な納まりだけではなく、どう見せるか、どう成り立たせるかを一つひとつ検討しながら進めた記憶があります。
最近は、こうした尖ったデザインのご要望をいただく機会も少し減りましたが、やはり設計者としては心が動く仕事でもあります。
お客様の想いに応えながら、暮らしやすさと美しさを両立させることは、家づくりの大きなやりがいだと感じます。


家は、ただ便利であればよいというものでもなく、そこに住む方の感性や楽しみも大切にしたいものです。
またいつか、このような個性ある住まいづくりにも挑戦してみたいと思います。


二世帯住宅や2階リビングのご相談も、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。暮らし方に合わせたご提案をさせていただきます。

2階に庭をつくるという発想

今日は、2階リビングからつながる広いバルコニーのある“The Ark”をご紹介します。現在は息子夫婦の自宅ですが、当初はモデルハウスとしても使っていた建物です。街中の敷地でも、工夫次第で気持ちよく外を楽しめる暮らしができることを、改めて感じさせてくれる住まいです。

2階リビングからつながる、人工芝の広いバルコニー。

■2階につくった、もうひとつの庭
こちらのバルコニーは、16帖ほどの広さがあります。
写真は、家族でバーベキューをしようと準備していた時に撮影したものです。

外物置と収納、そして簡単な流しも備えていますので、ただ外に出るだけの場所ではなく、暮らしの中で使える場所になっています。
人工芝を敷いたのも、2階リビングでも庭のように過ごせたら気持ちがいいだろうな、という思いからでした。

外に出て椅子に座るだけでも、少し気分が変わります。
家の中にいながら、外の空気を感じられる場所があるというのは、やはり豊かなことだと思います。

2階リビングからつながる、人工芝の広いバルコニー。2

■視線を遮りながら、開放感をつくる
このバルコニーは、ただ広くつくっただけではありません。
両サイドは、片流れの屋根がそのまま伸びるような形になっていて、お隣からの視線を自然に遮るように考えています。

正面の腰壁も少し高めにして、道路側や周囲からの視線が入りにくいようにしました。
外にいるのに、あまり人目を気にせず過ごせることは、とても大事なことです。

せっかく庭をつくっても、視線が気になって使わなくなってしまうことがあります。
大きな窓をつくっても、いつもカーテンが閉まっているお宅もよく見かけます。

開放感とプライバシーは、どちらか一方ではなく、両方を考えて設計することが大切だと思います。

室内から見ると、まるでもうひとつの庭のように感じられます。

■敷地条件から生まれた設計
こちらの土地は、T字路の突き当たりにあたる場所です。
真正面に家が建たないという条件も、この設計の大きなヒントになりました。

街中の敷地では、庭を広く取ることが難しい場合があります。
福井は車社会ですので、駐車スペースも必要になります。

そこで、1階を車庫として使い、2階にリビングとバルコニーを設ける形にしました。
限られた敷地でも、暮らし方を整理していくと、気持ちのよい居場所をつくることはできます。

家づくりは、土地の条件に合わせて、どう不便をなくし、どう楽しさを足していくかだと思います。
“The Ark”では、そのひとつの答えを形にできたのではないかと思っています。

夜はリビングの灯りとバルコニーがつながり、落ち着いた時間を楽しめます。


2階リビングというと、少し特別な間取りに感じられるかもしれません。でも、敷地条件や暮らし方によっては、とても自然な選択になることがあります。視線を気にせず、外の空気を楽しめる場所がある住まいは、やはり心地よいものですね。


2階リビングや、視線を気にせず過ごせる住まいづくりにご興味のある方は、公式LINEよりお気軽にご相談ください。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
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