自己研鑽を
今日は建築士事務所の管理講習会というものに行って来ました。
いろいろと興味深い話が聞けて良かったと思いますし、もっともっと勉強していかなくてはと思いましたよ。
改めてですが、建築士の仕事の大変さもしみじみ感じてきましたね。
「住」という部分での人の命を守る為のものづくりを任せられていることですから、大変なのは当然かもしれません。
そうした中で、大変なリスクを負って、でもお客様に喜んでいただけるものを実現しようと、努力しているのも確かです。
そういう建築士の立場のご理解もいただきまして、仕事を任せていただけたらと思いますね。
ときどき、設計士なんて紙に線を引くだけで商売になるみたいなことを言う人もいますが、その線1本引くにも、責任があるんですね。
線1本引くまでにも、いろいろと調査が必要だったり、そこでどういうものを建てるのがよいか、将来的にどうかというようなことまで、コンサルティング的な能力も必要だったりしますね。
ですから、その建築士の考え方、心の使い方までもが大切な要素になってくると思います。
建築士は、技術とともに人や環境に対する想いも自己研鑽していかなくてはいけないものだと改めて思いましたよ。
急ぐものこそゆっくりと
もうすぐ完成の物件がありまして、毎日の進み具合を気にしながら、あれこれ他の仕事も進めている状態です。
段取りはしてあるので、特に問題は無いのですが、それでも予想外のことも出てきたりするものです。例えばメーカーが品物を間違えて持ってきたりするんですね。
間違って入ってくるとは想定しにくいもので、予定の日に結局工事が出来なかったりします。
今日も、分かりやすく注意書きして発注したつもりのものを、間違って解釈して納品されているものがあり、作業しかけて出来ないことがありました。
言葉の解釈がわかりにくかったら質問してくれれば良かったのですが、急いでやろうとしてくれて、かえって遅れることになりましたね。
これも、昨日の日記にあったように視覚に訴えたほうが良かったのかもしれません。
今度から図も書いて、発注してあげようと思います。
お互いに反省して、失敗から学んでいかないといけませんよね。
急ぐものこそ、ゆっくり慎重にしなくてはね。
カラーセミナー
今日はINAXさんのセミナーに参加してきました。
「色決めのコツ」ということで、講師の方は北海道からわざわざ来てくださったようです。
「カラーコーディネート」の話は、以前から講習も受けたことはあるのですが、なかなか実際にお客様にアドバイスするとなると、難しいものがあります。
今日の先生は、そこのところうまく教えてくださいまして、なかなか勉強になりました。
カラーコーディネートの基本は同じことをお話していても、やはり教え方でかなり納得の
いき方が違うものですね。
私どもも、常にお客様に説明と言うことをしなくてはならないのですが、うまく伝えきれないことも多々ございまして、舌足らずなところを反省する次第です。
今日聞いた話で恐縮ですが、人間の五感のからの情報で、視覚からの情報と言うのが87%を占めるということを聞きました。(これもグラフで見るほうが納得いきますが)
それほど、目から入る情報が多いと言うことは、やはりお客様に説明が必要なことは、形に表してお見せするのが、一番妥当なことだと思いましたね。
今後、そうした資料作りを、考えていきたいと思っております。

