加湿器を使ってみました
±0ブランドの加湿器を購入して使ってみました。
7坪の事務所内で使ってみたので、効果はすぐに現れました。
スチームが出始めてから15分で湿度は8%上がり、30分で16%上がりましたね。
効果もなんとなく分かり、いい感じです。
湿度計を見て、出しすぎる必要も無いので、止めたり付けたりしてみておりますが、
1時間に300cc出すもののようで、やはりFPの建物ならこういうものも安心ですが、
一般の建物ですと、この水蒸気がどこへ行くか心配になりますね。
またこれから使ってみて、お客様にも良い使い方をお伝えできればと思っております。
日夜進歩
最近、テレビを見ていて、医療技術の発達に驚かされることが多くありました。
病気を治療することの研究開発というのは、日夜進歩しているんですね。
そういう研究に努力されている皆様には、ほんとうに頭が下がる思いがします。
医療にしろ、そのほかの仕事にしろ、研究開発をしている方たちというのは、
表立って脚光を浴びるわけでもありませんが、とても地道に、
でも着実に世の中の為になることに努力しているんですよね。
そういう影でコツコツと努力している人たちって、すばらしいですね。
私も日々の仕事の中で、進歩していく部分を作っていかなくてはと思いました。
文化を大切にして
先日、新聞のコラムを読んでいて、ふと思い返すことがありました。
建築家の菊竹清訓さんの書いた記事の中で、日本の文化について触れています。
欧米の建築は機能主義で「永久建築」という理想があって、これにはどうも無理があるように思うとのこと。
日本の建築は「更新建築」として、日本風といった文化を保ちながら、自然も外来文化も取り入れて調和していった歴史があるという。
いろんなものを受け入れながら、でも日本風を忘れない部分というのは、日本人もなかなかたいしたものだと思います。
家造りを考えるとき、ぜひ機能主義だけに陥らないで、心豊かに住まいしたいというところを忘れずに家造りを考えていただきたいと思いますね。
月曜日はいろいろと・・・
今日は、来客の多い1日でございました。
朝のうち現場に行っている間にも来客があったらしいのですが、お会いできなくて失礼してしまった方も・・・。
月曜日は、週の初めであれこれ連絡事項とかも多くなりますから、一番良いのは日曜日の晩にいろいろと段取りをしておくのが、効率の良い方法です。
ただ、昨日は段取りが十分出来なくて、朝早めに起きて段取りしてから出かけたりしましたが、ちょっと今日は予定をこなせなかったですね。
それでも、来客いただく皆様はそれぞれ、当社を心にかけておいでいただくわけですから、
ありがたく大切にしていきたいと思っております。
また留守をしていると申し訳ないので、ぜひお気軽にお電話いただいておいでいただきたいと思いますね。
ミュージアム
これはなにかというと、かっちゃん作の「ミュージアム」です。
黒いところが電車で、美術館に乗り入れられるイメージのよう。
同じ形状の屋根が、高さに変化を持たせて配置され、中庭があるのもいいですね。
小さな作品ですが、よくまとまっていると思います。
ウェアハウス
こちらはルイスポールセンの照明器具で、「ウェアハウス」というペンダントです。
昔からあるスタンダードな器具ですが、シンプルな器具はどんな場所にもなじみますね。
クリアな電球のまぶしく見えるコイルの部分が、うまく隠れるデザインです。
デザインというのは、必然から生まれてくるべきだと思っていますので、こういう
必要以外の無駄をまったく省いたデザインというのは、関心いたします。
冷え込みもなんのその
今日は寒い日でしたね。東京とか各地で、この冬一番の冷え込みだったとか。
午後に、昨年お引渡しさせていただいたお宅にお伺いすることがあったのですが、
蓄暖1台だけで、リビングで22.5度くらいありましたか。あったかいですね。
というのもFPの家ですので、壁・床・天井もそういう温度だと、体感温度でその温度
なので、とても快適です。
ちょっと大きい家ですので、少しエアコンを足す想定をして設計したのですが、
あまりエアコンのお世話になっていないようです。
「リビングのエアコンは夏専用になりそうですね。」とお施主様。
これはうれしい誤算でしたが。あったかくお過ごしいただけていることが、
なによりうれしかったことですね。
家中どこにいても、楽に過ごせるというのは、ほんとうにありがたいことです。
家造りは、予算から間取り・デザイン・アフターといろいろ考えないといけませんが、
やっぱり、こういう基本性能を土台にして、まず考えるべきものだと、改めて思いましたね。
木材いろいろ
今日は、エンドウ建材さんが変わった板材のサンプルを持ってきてくれました。
写真左から「サワラ」「柿渋注入の杉」「能登ヒバ」「青森ヒバ」となります。
サワラは桶なんかを作る材料で、木の浴槽にも使われますね。
柿渋の中まで浸み込ませた杉板は実物もきれいでしたね。こんな技術があるんですね。
ヒバは福井ではあまり馴染みが薄いですが、隣の石川県では柱材にも積極的に使われます。
いずれも「和」の感じですが、水に比較的強い材料ともいえますので、機能的に使ってみたい材料ですね。
水蒸気について
湿度に関して、以前大学の先生に教わった話ですが、空気中の水蒸気はジェット機並みの速さで拡散するとか。
ネットで調べていたら、数字にすると秒速590mの速さと書いてあるところがありました。
それくらい早いスピードで拡散するということで、家の中でも基本的に家中どこで測定しても同じと考えてもよいようです。
我が家で昔、その大学の先生が環境測定を行ったとき、温度計はあちこちたくさんぶら下げましたが、湿度を測る機械は2箇所のみでした。値はほぼ変わらないとのことでした。
ただ、湿度というのは一般に「相対湿度」と呼ばれるもので、空気中に含むことの出来る水蒸気量で決まるのですが、温度の高い低いで値が変わります。
暖かい空気には水蒸気をたくさん含むことが出来ますので、例えば加湿器で、どんどん湿度を高くしたとします。
けれど、一般の住宅。つまり全館暖房してない家なんかですと、温度の低いところへも水蒸気は飛んでいきますので、その低い温度の場所が露点温度に達すると、空気は水蒸気をたくさん含むことが出来ずに水になってしまいます。これが結露ですね。
むやみに加湿しすぎると反面そういう問題も起きますから、そういったこともご理解いただいて、加湿器をお使いになられるよう、お勧めしたいと思いますね。
加湿器について
加湿器についての問い合わせも頂くのですが、これがなかなか一概にこれがいいと言い切れません。
一般的なスチーム式から、気化式、超音波式、ハイブリット型といろいろあります。
原理的に安心なのは気化式で、ファンで水を含ませたフィルターに空気を通して水蒸気を含ませていくものです。かけっぱなしにするには安心な機械かなと思います。
但しフィルターの交換や、機械のお掃除などの手間が要りますね。ファンを回すので音もします。水蒸気を発生させる能力もちょっと弱いと聞きますね。
超音波式は、詳しいことは分かりませんが、調べてみると水の管理が大事なよう・・・。
スチーム式は、シンプルに熱を加えて水蒸気を出すもので、水蒸気を出す量は多いと聞きます。電気代もかかるかもしれませんが、これで入り切りして使ってみても良いかと思います。
ハイブリットは複合型ですね。いずれにせよ水の管理や、お掃除の手間は手を抜かないようにされるのがよろしいかと思います。
我が家(FPの家)も10年近く立ちますが、最初このスチーム式を買って試してみました。
やはり白い粉(カルキだったか)が付いたりするので、きれいに保つ努力は必要でしたね。
乾燥の感じに体が慣れてきたら、最初の1年くらい使っただけで、後は使用しておりません。
お客様にアドバイスできるように、また使ってみないといけませんね。
ともかく、水蒸気を多く出しすぎるのも問題ですので、正しい湿度計(乾湿計)と照らし合わせてお使いになることをお勧めしたいとと思います。