文化を大切にして
先日、新聞のコラムを読んでいて、ふと思い返すことがありました。
建築家の菊竹清訓さんの書いた記事の中で、日本の文化について触れています。
欧米の建築は機能主義で「永久建築」という理想があって、これにはどうも無理があるように思うとのこと。
日本の建築は「更新建築」として、日本風といった文化を保ちながら、自然も外来文化も取り入れて調和していった歴史があるという。
いろんなものを受け入れながら、でも日本風を忘れない部分というのは、日本人もなかなかたいしたものだと思います。
家造りを考えるとき、ぜひ機能主義だけに陥らないで、心豊かに住まいしたいというところを忘れずに家造りを考えていただきたいと思いますね。