大切な場所
今日、お付き合いさせていただいている会社さんの身内の方のお通夜がございまして、ご焼香にいってまいりました。
大きな民家のお宅で、ご自宅でされておりました。昔の家造りはこういうセレモニーをメインに考えられていますものね。
ご先祖をお祭りする、祭り続けるということが、元につながることですから大切なことだと思います。
今は各個人の家で、そんな人を集めて行事を催すほどの余裕はありませんが、
神棚とか仏間とか、またそれにかわる場所を家のどこかに決めておかれると良いと思いますね。方角とかいろいろ言いますが私はどこでもいいと思います。むしろ身近なリビングが一番いいと思いますね。
実は昔のことですが、福井でアパートの1人暮らしを始めたときに、親から小さな神棚と祖父祖母の写真立てを渡されました。写真もこれで仏壇代わりになりますから、毎日手を合わせましたね。特別な宗教にこだわっているのでもなく、要は体裁でなくて気持ちがそういう大切なものに向いていることがいいことだと理解していますよ。
我が家も、自分が毎日神棚と仏壇に手を合わせていることで、家族はもちろん子供も自然に手を合わせております。家族がいっしょに気持ちを向けられる場所があることが大切なんだと思います。
大切な場所を育む「家」造り。
一般人にとって、一生涯に一度あるかないかの大切な一大イベントです。
そういう運命の出会いに遭遇できる喜びをかみしめて
仕事して行きたいと思います。
そうですね、私たちはそういうイベントのお手伝いを常にさせていただいている立場でもありますから、ひとつひとつ大事に進めていきたいと思います。