足場ができて
今日は日之出の現場の足場が組まれました。
わかりづらいかもしれませんが、奥行きが長くて背も高い足場になるので心配しましたが、うまくがっちりと組んでくれました。
さっそくヘルメットをかぶって、昇ってみましたが、やはり足がすくみますね。建物が無いと・・・。
明日、あさってと材料の搬入。街中にしてはスペースがあるので助かります。
後は建て方の日のお天気を願うばかりですね。
「家づくりナビ」2010秋号
こちらは「家づくりナビ」という雑誌に紹介されました、SK邸です。
敷地の個性を活かした住まいづくりという点で取り上げられたものです。
土地に対してあえて建物を斜めに建てた作品で、普通はなかなか考えつかないのですが、
このときは土地と条件を考えて、そうするべきだと思いました。
いまだに良かったなと思いますね。
それに独立して最初の1棟目ということもあり、思い出がいっぱいの家でした。
一生懸命、ひとつひとつを考えて考えて・・・、情熱を傾けて取り組んだことが、
お客様からもまた信頼を得ることができたと思います。
そのことが自分にとってなにより次につながる財産ですね。
そういう意味で、ライフ・コアの原点がここにあるかと思います。
前倒しすることで
今日も蒸し暑い日でした。
日之出で進めている現場も今日から土台伏せで大工さんに入ってもらいましたが、
汗が吹き出すような暑さでした。
こちらの現場は予定より早く段取りが進んで、建て方も1週間ほど前倒しするように段取りを組みなおしています。もちろんお天気の状況も見ながらですが・・・。
北陸は雪の季節があって、春から基礎工事を進めるとなると、必ず梅雨の時期に建て方ということになり、毎年の悩みの種ですね。
でもおかげさまで、独立してこれまで建て方を雨の中で行なうことは無くて、ありがたく思っております。
一度は朝の5時半に建て方の中止を決めたこともございましたが・・・。
今回は前倒しで予定を組んでいますので、万が一天候が崩れて延期となってもちょっと気が楽かな・・・。
快適だからこそ・・・
今日は雨こそ降りませんでしたが、外は蒸し暑い梅雨の季節でしたね。
朝のうちに、ちょこっと現場作業があったのですが、ちょっと動いただけで汗が流れました。
帰ってシャワーを浴びましたが、やっぱりFPの家は梅雨の季節もさわやかでいいです。
風呂上りも、室内がジトジトしてないのでがさっぱり出来ます。
今日はその後、事務所で設計や段取り作業をしていましたが、改めて快適さに感謝しながらやっておりました。
ここのところ現場作業で疲れが溜まっておりましたが、今日はすっきりリセットできましたよ。
雨でも明るく
今日は1日雨模様でしたね。
現場でも室内の掃除や片づけをしていたのですが、今回の建物はトップライトが付いていまして、雨でもとても光が入ってきます。
6間×6間の正方形に広い家なので、窓からだけでは真ん中が暗くなる可能性が高かったもので採用しましたが、付けて良かったと確信いたしました。
現場写真が無くて申し訳なかったんですが、また機会があれば写真を載せたいと思いますね。
FPパネルですが・・・
こちらは文京の建物の裏側になります。
ちょうど裏側は、えちぜん鉄道の線路沿いで、その向こうは、みつわ西福井店の南側駐車場になって、裏側の外観もよく見える場所です。
今日はFPの筋交入り壁パネルの、筋交金物の取り付けのためシートをはがしたところを写真に撮っておきました。
このアルミ紙のシートが私もお気に入りだったのですが、残念ながらこの物件で最後となり、次回からは以前そうであったクラフト紙に変わります。
なんでも、FPパネルの価格を少しでも下げる為だとか。
私は反対だったのですが、全国的な要望のようで決定してしまいました。
次の物件から、パネルの金額は落しましたが、複雑な残念な気持ちです。
全国的に住宅着工の頭数が減って、各工務店の受注が困難になってきての対策ということ・・・。
お客様に少しでも価格を下げて提供できることは、良いことだと思うのですが、
それだけではなく、徹底して性能の高いものを求めているお客様もまたいらっしゃるわけで、
やはりFPの家は、他の追従を許さない、優れた性能をアピールしていくことのほうが大切だと思いますね。
屋根の上から・・・
今日は先日の建て方の続きで、屋根の工事を行いました。
大きい屋根なもので、クレーンを半日と大工さんも3人応援を呼びましたが、板金屋さんのルーフィングを葺き終えたのが19時となりました。
板金屋さんも久々の大きい屋根だと言ってましたね。
終わり際に屋根の上から見る夕焼けがとてもきれいで、写真に納めました。
「はうすくらぶ」7月号
月刊「はうすくらぶ」に今月も掲載されました。
今回は「夏涼しく過ごせる家」という特集で「FPの家」で出させていただきました。
ご協力いただきましたIN様ありがとうございました。
ちょうどウッドデッキをご家族で再塗装された後で、とてもまたきれいになっていました。
お子様が縄跳びをしていて、少し色が剥げたとかで・・・。
でも外部の木材は、最初の1年目に再塗装しておくと後がより長持ちすると、塗装メーカーも言っておりましたので良い事です。
ご家族の明るくやさしい雰囲気が出ている写真で、とてもいい記念になったと思います。
幾松にて
京都旅行の日記も最後になりますが、昼食を「幾松」という料亭でいただきました。
京都らしい細い路地を通って入っていく建物なんですが、とても歴史的にも由緒のある有形文化財にもなっているところでした。
お食事の前に、その歴史や建物についてのお話がありまして、芸妓幾松という方を通じて京都と日本人の良さを感じさせていただきました。
京都はいいところですね。あちこちいっぺんにたくさん見れなくてもいいので、ちょっとづつでもゆっくり見て廻りたいと思うところですね。
また機会を作って、ぜひ訪問したいと思います。
TIME’S
あと少し京都旅行の写真を続けますね。
こちらは安藤忠雄さんの設計の「タイムズ」です。
先斗町を抜けて、高瀬川沿いを歩いていたら、これはもしやと思ったらそうでした。
前から気になって、実物を見たかったんです。
川というと、危ないとか管理上の問題で何も考えずに柵でバリケードしてしまう昨今です。
けれどこの建物は、いかにこの川と人との係わり合いを大切にするかという問題を提起した作品として、私はとっても好きな建物です。
水が増水しても浸水しないギリギリのラインを考えて、できるだけ水面の近くまで下りられるようにしています。
手摺がないことを、子供が落ちたらどうするという理由で反対にあったり、護岸の形成について行政からも強い反対を受けたらしいのですが、安藤さんは断固引き下がらなかったといいます。自然との距離感を体験として感じてほしいという願いからでしょう。
深さ10センチの川で溺れるからとか言う話は、あまりに過保護すぎて馬鹿馬鹿しくなってきます。
自分が子供の頃を考えると、川とかまだまだ危険なところで遊んできましたからね。
それだからこそ、危険に対する処置も身につくというものです。
危険要素は排除しようという行政の指導には、豊かな人の心を育てるという意識はまったくありません。
ですからどうしても批判的にはなりますが、行政が薦める合理主義的な住宅には迎合せず、心が豊かになる人間的な家造りを進めていきたいと思っています。