狭小地だからこそ生きる2階リビング

今日は、昨日に続いて2階リビングのお宅をご紹介したいと思います。こちらのお宅も、街中の間口7.6mという限られた敷地に建つ住まいです。広さや明るさをどう確保するかを考える中で、1階と2階の役割を入れ替えることで、この土地に合った心地よい空間が生まれました。

天窓の光が階段吹抜を通して1階へやさしく届きます。

1階に個室、2階に暮らしの中心を置く

街中の狭小地では、1階にリビングを計画すると、どうしても広さが取りにくくなったり、隣家の影響で明るさの面でも不利になったりすることがあります。
そこでこちらのお宅では、思い切って2階にリビングと浴室を配置し、1階には個室をまとめるプランとしました。
暮らしの中心を上に上げることで、限られた敷地でものびのびと過ごせる住まいになっています。

2階に暮らしの中心を置くことで、明るく開放的なLDKが生まれました。

天窓の光が、階段吹抜を通して、1階まで届く
吹抜と天窓で、1階にもやさしい光を届ける

2階リビングと聞くと、1階が暗くならないか心配される方もいらっしゃいます。
こちらのお宅では、階段の吹抜と天窓をうまく使い、玄関や廊下まで自然光が落ちるように設計しました。
実際に入ると、閉じた感じはあまりなく、街中の住まいでありながら、明るさをしっかり感じられる空間になっています。
光の取り入れ方ひとつで、住まいの印象は大きく変わるものだと改めて感じます。

ロフトまでつながる立体的な広がりが、この住まいの魅力です。
敷地条件を活かして、広がりのある空間に

2階は1階よりも間口を張り出すことで、ゆとりのあるLDKを確保しました。
さらに片流れ屋根を活かしてロフトも設けているため、視線が上にも抜けて、実際の面積以上に広がりを感じます。
こうした空間の作り方は、平屋でも応用できる考え方ですが、街中の狭小地では特に効果が大きいように思います。
土地の条件を弱点と見るのではなく、その場所に合った答えを探していくことが、設計の大切な役割だと感じています。

ロフト
家づくりは、土地に合わせて考えることで、暮らしやすさが大きく変わります。狭小地であっても、工夫次第で明るく広がりのある住まいは十分に実現できます。そんな一例として、ご覧いただけたらうれしいです。


街中の土地や狭小地での家づくりをご検討中の方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。敷地条件に合わせた考え方も、実例を交えながらご案内いたします。

2階リビングという選択肢の魅力

昨日ご来場いただいたお客様が、モデルルーム“DUNE”の空間を気に入ってくださり、2階リビングのご要望をいただきました。そこで今日は、当社の建築事例から、2階リビングを採用したお宅をご紹介したいと思います。敷地条件を前向きに受け止めながら、心地よさにつなげた住まいです。

階段まわりも含めて、立体的な広がりを感じる空間です。
狭小地だからこそ活きた計画

こちらのお宅は、市内の駅に近い場所にあり、敷地の広さにも限りがありました。さらに、お隣にはアパートが建っていて、視線やプライバシーへの配慮が欠かせない条件でした。

こうした土地では、ただ窓を増やせばよいというわけではありません。外に向かって開くことと、安心して暮らせることの両方を考えながら、どこに閉じて、どこに開くかを丁寧に整理していくことが大切だと思います。

外からの視線に配慮しながら、内側に心地よさをつくりました。
外からの視線を避けながら、内には開放感を

この住まいでは、アパート側にはあえて窓を設けず、2階までしっかりとした壁を立ち上げました。そのうえで、1階はカーポート、2階はバルコニーとし、リビングはそのバルコニー側に向かって広がるように計画しています。

外からの視線を気にしにくくしながら、家の中ではのびやかに過ごせるようにしたわけです。敷地条件に制約があるからこそ、間取りの工夫で暮らしやすさは大きく変えられるのだと、こうした住まいを見るたびに感じます。

梁の表情が印象的な、開放感あふれる2階リビング。
2階リビングならではの心地よさ

室内に入ると、登り梁やつなぎ梁を見せた、伸びやかな空間が広がります。天井の高さや梁の表情が加わることで、実際の広さ以上に開放感が感じられ、2階リビングの魅力がよく表れています。

また、1階に個室を配置しやすくなるため、建物としてもバランスを取りやすい面があります。もちろん、階段の上り下りを心配される方もいらっしゃいますが、それを上回る明るさや落ち着き、そして周囲の視線を気にせず過ごせる快適さは、2階リビングならではの良さだと思います。


家づくりは、土地の条件を弱点として見るのではなく、活かし方を考えることで魅力に変えられます。2階リビングも、その土地に合えばとても良い選択肢のひとつだと、私は思っています。


2階リビングや土地条件を活かした間取りが気になる方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。敷地に合わせた考え方を、事例を交えながら丁寧にお話しいたします。

板金屋さんの手仕事が生む外壁の表情

今日は、板金屋さんの手仕事についてご紹介したいと思います。モデルルーム“DUNE”の外壁には、SGLガルバリウム鋼板をオリジナルで加工した、タテハゼ式の外壁を採用しています。見た目の美しさだけでなく、その裏には細やかな工夫と確かな技術が込められています。

繊細な寸法で仕上げた、タテハゼ外壁のディテール。
細かな寸法に込められた技術

外壁のアップ写真を見ると、三つ並んだ山のような立ち上がりが見えます。これは板金屋さんが道具でつかめる、ぎりぎりの寸法でつくられているそうです。ほんの少しの違いでも、見え方や納まりに影響してくるので、こうした寸法のさじ加減には経験が必要になります。
何気なく見える一本一本の線も、実は職人さんの感覚と技術の積み重ねで成り立っているのだと思います。

光と影で表情が変わる、板金外壁の美しさ。
継ぎ目を美しく見せるための工夫

この外壁は、縦の材料を途中で重ねて継いでいますが、その継ぎ目もただ重ねればよいというものではありません。きちんと差し込み式にしておかないと、継ぎ目のところで板が膨らんだり、歪んで見えたりしてしまうそうです。
そのために、上下で折り方の幅を変える工夫まで施してくれています。表からは分かりにくい部分ですが、こうした見えないところの丁寧さが、仕上がりの美しさを支えているのだと思います。

“DUNE”の正面外観に宿る、職人さんの手仕事。
手間を惜しまないから生まれる個性

さらに今回は、板の幅も長さもランダムにしてほしいという、少し無茶なお願いにも応えていただきました。整然とした中にも変化があり、どこかあみだくじのようにも見える表情が、この建物だけの外観をつくってくれています。
今は何でも早く、効率よく、という時代ですが、家づくりに関しては、それだけでは”心”が足りないと感じます。お客様の思いを受け止め、それを形にしようとする職人さんの気持ちがあってこそ、長く愛着を持てる住まいになるのではないでしょうか。


私たちは、心の通った職人さんたちと力を合わせながら、一棟一棟を丁寧につくっています。言葉でお伝えすることも大切ですが、やはり実際に出来上がった建物を見ていただくのが、一番分かりやすいように思います。

モデルルームの外壁や素材の表情を実際にご覧になりたい方は、どうぞ公式LINEからお気軽にご連絡ください。写真では伝わりきらない手仕事の良さを、現地で感じていただければと思います。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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