マテリアルチップとサーマルチップ
今日は、解体の工事もいよいよ重機で壊していく形をとり、夕方までに壊し終わりました。
この壊しながらでも、鉄板や、ボード類、防水フェルト、など分別していくのですが、
木も、無垢の木と、合板類を分けていきます。
木材も、基本的に焼却処分をするのではなく、チップとして再利用します。
チップは、良質のものは紙製品に再生したりしますし、肥料としても使えます。
圧縮して、またパーチクルボードというものにしたり、形のあるものにして使うのが、
マテリアルチップという使い方だそうです。
木材はチップとしてでも、二酸化炭素を保ってくれるものとして、地球環境に無くてはならないものですので、なるべく形のあるまま再生するのが、良い方法といえます。
これに対して、最終的に燃料としてのチップの利用方法となるのですが、これがサーマルチップというそうです。バイオマス発電とかエタノールという有害ガスの出ない燃料として注目されているようです。
解体というと、すべていらないものと考えがちですけれど、手間と費用もかかりますがリサイクルという形で、地球環境に出来るだけやさしい方向に取り組まれています。
案外知らないうちに、皆さんその取り組みに参加しているということですから、むしろ参加しているんだ。小さなことでも協力していこうという気持ちで進めていけたらいいんじゃないかなと思います。