サクラから思うこと
このところ気候のおかしい話をしていましたが、サクラはちゃんといい時期に咲いてくれましたね。
サクラを見ていると、心が和みます。日本人はみんな好きなんじゃないでしょうかね。
建築でも、床材にサクラを使うことがあります。おとなしい木目で、うっすら赤みがかった色をしていて、和風にも洋風にも合うと思います。
カバザクラというのもありますが、こちらはサクラではなくカバの樹の種類ということで、木目はやはりおとなしく、黄色っぽい感じでしょうか。我が家の離れは、こちらを使いました。
今、お話しているお客様もみなさん、無垢の床を使いたい方ばかりで、やはり、目に触れ肌に触れる部分は、温かみのある木を使いたいと思ってらっしゃいますね。
単に価格だけで家造りを考えていると、冷たい無機質な箱になってしまいかねませんものね。
是非、無垢の木を使っていってほしいと思いますね。
こちらからの提案としては、木だらけで作ればいいというものでなく、木がバランスよく使われて、いやみの無いものにご提案していきたいと考えています。
暑かったり寒かったり
今日は日中暖かくて、ジャンパーも暑いくらいでしたが、夕方にはまた寒くなってきて、温度が変わりやすいですね。
TVでも今週東京でも、暑い日があったかと思うと、次の日には雪が降るくらい寒くなって、気温の差が20度ちかくあったとか。
ほんとうにおかしな気候変化が続きますね。
こういう気候の急激な変化にも、まったく動じないのがFPの家ですね。家に入るとホッとする感じが、なんともここち良いです。
四季をつうじて、良かったなと思える家というのは、やはり体で感じるものではないかなと思いますよ。
大工工事完了
今日で、自宅前の離れの大工工事が完了しました。
道具を後始末をするのを見ていると、いつもながらさびしくなるんですよね。
現場に大工さんがいて、工事をしてもらっているときが、けっこう楽しい期間なんですよ。
納まりを、あれこれお互いに考えながら、きちんと納めていく過程は、より良い方向に成長していく過程でもあるかと思います。
家造りは、もちろん大工さんだけではありません。電気工事屋さんなんかも、最初から途中途中の仕上がりに応じて入ってもらうので、なかなか大変な作業です。
たくさんの職人さんの手を借りて完成させていくものですから、工事していただく皆さんに助けられて、ほんとうに感謝ですね。
入学式
今日は、長男が中学の入学式でした。 新しい学生服を着て誇らしげに出かけていきました。
知らぬ間に嫁さんとも背丈が変わらないくらいになっていて、子供ってどんどん成長するんだなと思いました。
子供の頃は、学校生活の中で、節目節目というのがあっていいなあと思いますね。
大人になっても、どこか節目を作りながら、ここまで成長できたというような、なにか実感が湧くようなことがあるといいと思います。
それには、やはり目標を作って、それをやり遂げるというのがひとつですよね。
目標を完成させるたびに、ひとつ成長したと実感が湧くように、仕事でも家庭生活においても、一生懸命やりたいと思っています。
セッコウボード
自宅前の離れの工事も、もうすぐ大工工事が終わりかけていまして、最後にフローリングを張るために、材料など建物から出したり、内壁に張るセッコウボードくずの始末を、春休み中の子供たちに手伝わせました。
セッコウボードはリサイクルするために、濡らしたり汚したりしないで、きちんとまとめて業者にお金を払って処分します。
体積で計算されるので、箱になるべく隙間を作らないように、ぴったり積めます。
パズルみたいなもので、子供たちも一生懸命やっておりました。
ズボンを真っ白にしてしまって、おばあちゃんに叱られてしまったようですが、とても間にあったので、また手伝ってもらおうと思いました。
春寒
今日は、寒い日でしたね。予報でも寒くなる話がありましたので、蓄熱暖房機を止めずにおき、家の中はあったかでした。
離れの工事も、大工さんが仕上げ工事にかかっているのですが、今日は窓を閉めて作業するくらい寒かったので、オイルヒーターを現場に置いてあげました。
さすがにFPの家の離れなので、みるみるあったかくなって、大工さんも暑いくらいに話ていました。
小さな熱源でも、すぐに離れ全部があったかくなるのですから、たいしたものです。
大工さんとか、出入する職人さんなんかは、FPの家の体感をされるので、そのよさがすごくわかると思いますね。
デザインの力
今日、夕食時にNHKのTVを見ていたら、クローズアップ現代で「デザインの力」ということがテーマで番組をやっていました。イギリスとか国策で、デザインを海外に輸出しようとしているところもあるんですね。デザインは、現代のキーワードですね。
アップルのiPodなんかも紹介されていましたが、日本製のボタンのたくさん付いたものに対して、とてもスマートでシンプルなボタンで、全ての機能をまかなう点、他とはまったく違いますよね。
私も持っていますが、デザインの美しさとシンプルなのに多機能な点も感心いたします。
特に愛用している大きな特徴は、シャッフル機能といって、入っている曲をランダムに選択して聞かせてくれる点、飽きがこないし、いつも新鮮に聞こえます。
設計しているとき、ずっと聞き流せて、他の雑音・生活音を気にせずに集中できる点も優れていますね。
iPodの宣伝になってしまいましたが、パッケージがある程度決まっていて、他のメーカーがいろんなケースを作ったり、対応スピーカーを作ったりしている点もおもしろいと思います。
優れたデザインのものは、時を経てもスタンダードで、飽きのこないものだと思います。
そのデザインには、必ず理由があって、とってつけたものではないですよね。
住宅もそういう意味があって、価値のあるものをデザインしていきたいと思いますね。
室外機
今日、たまたま街を走っていたとき、新しく出来た木造の医院が目に入ったのですが、外壁にたくさんのエアコンの室外機が並んで付いていました。10台くらいあったでしょうか。
そんなに付けないといけないくらい、性能が悪いのかと思ってしまいますね。
しかも新築の建物で、道沿いに並んで付いていて、せっかくの建物が台無しで、もったいないですね。もっと計画的に行なえなかったのかなと思いました。
通常、裏側にもっていくとか、樹木かなにかで目隠しするとか、もう少し気を使ってほしいものです。
ただ、今後求められるのは、この室外機も見えてもかっこよければいいわけで、建築になじむデザインと形をしたものが開発されてくるといいなと思いますが・・・。