住宅の省エネ改修について
今日の産経新聞に、「住宅の省エネ改修に減税」という記事が載っていました。
断熱工事などによって、一般住宅の省エネ化を目指す目的のようで、断熱工事・2重サッシ・高断熱ガラスなどの改修工事を行い、1級建築士による断熱材使用の証明書を付けるというのが条件で、所得税・固定資産税の減税措置を行なうということが書いてありました。
私も1級建築士ではありますが、失礼ながら1級建築士だから断熱のことがわかるとは言い切れませんので、できることなら断熱・気密・計画換気のことを理解していて実績のある建築士としていただけるといいと思いますね。むずかしいかな?
現実問題、ただ断熱工事を行なっても、気密のこと、換気のことなどおろそかにすると、かえって悪くなる部分が発生しないともかぎりません。
もちろん、住宅の省エネ化に改修も含めて考えるのは良いことなので、目を向けていただくのは良いことです。でも、もっと新築の家においても、高断熱の仕様の高いものは、より減税するとか考えていただくといいなと思いますね。
よく考えて、高い性能の家を作ってくださる方は、省エネに貢献してくださっているのですから、そういう方たちにも目を向けていただきたいと思います。