表面温度
通常、気温というと空気の温度を指すのですが、表面温度というのがありまして、壁とか床とか天井とか、物体の表面の温度のことをいいます。
人間はこの物体からの輻射熱を体感温度としてとらえている部分が多いと言われています。
今日も太陽からの直接の輻射熱もきつかったですが、屋根はどのくらい熱くなっているか測ってみました。
朝の8時ごろに測ったんですが、気温は32度くらい。東側に向いている屋根面を測りましたら、59.5度にもなっていました。
FPの工事中の現場ですが、6帖エアコンを1台かけているだけですが、室温は離れた1階のところで27.1度。壁や床は26.5度でした。
気になる屋根パネルの裏面はなんと26度。エアコンの近くは25度くらいでした。
普通は、屋根の裏面でロフトが一番暑くて居られないところですが、逆に一番涼しいところになっていました。
通常生活するには、1階の27度くらいがちょうどいいくらいでしょうか。
ともかく、熱い日射をさえぎり、中の空調の涼しさを逃がさない高い射熱と断熱構造が快適な生活空間を約束してくれますよ。