湿度計の誤差について
最近、湿度に関しての問い合わせが何件がございましたので、ちょっと書かせていただきます。
皆さんが、家でお使いになっている湿度計が、デジタルのものであったり、アナログで針が示すものであったりします。
これらは、お店に並んでいる状態からすでに、示している数値がばらばらで、しかもほとんどが、極端に低い数字をしめすので、これを見ていると心配になりますね。
これに比べて、乾湿計というものも売っております。これは温度計が二つ付いていて、片方が水タンクからガーゼを延ばして湿らせてあります。
この湿ったガーゼが乾くときに熱が奪われるので、こちらの温度が下がるのですが、この温度と空気の温度の差から、湿度を割り出す仕組みになっています。
ガーゼが古くなると駄目ですが、こちらのほうが、より本当の数値に近いとみております。
当社のデジタルの湿度計は今31%を指しておりますが、乾湿計では54%となっています。
23%も違いますね。デジタルとか針の湿度計は、かなり乾燥気味に数値を示します。
まずは、湿度計の数値であわてないで、実際に肌や喉の感じで、必要に応じて加湿器を使うとか考えられたらよろしいかと思います。