冬の入浴注意について
ちょっと前になりますが、福井新聞の1/25日に載った記事で「冬の入浴 寒暖差注意」というのがありました。
というのも、暖房された居室から極端に寒い脱衣所や浴室で、急激な温度差つまり「ヒートショック」によって心筋梗塞などを起し、浴槽内で溺死してしまうというのです。
それも、福井県はこの不慮の溺死の死亡率が10万人に対し10.6人で、ワースト1位だそうです、びっくりですね。
なぜ福井県がということは書かれていませんでしたが、たとえば東北や北海道に比べて多いとすれば、それは住宅の造りが違うからだといえます。
ほんとうに寒い地方の住宅は、高気密・高断熱が当たり前で、それこそ全館暖房を行なっていることと思います。そういう住宅に住んでいれば、ヒートショックの問題は家の中においては避けられます。
福井のように、まだ普通の家で我慢できると考えて、暖房も居るところだけガンガン暖めて、寒いところは極端に寒いという住まい方をしていることが問題なんですね。
FPの家のように全館暖房が当たり前で、しかも光熱費が安ければいいですが、今の時代燃料費の値上げで、我慢しているお宅も多いことと思いますね。
ともかく新聞にも、脱衣室・浴室も10度以上に温めて使うことを薦められておりますから、ぜひ心がけていただきたいと思います。