何も無い潔さ
今日は、INAXのショールームにお客様とユニットバスの色の確認に行きました。
ショールームも模様替えして、展示品の多くが入れ替えられております。
住宅設備の展示入れ替えは、大掛かりになりますから、メーカーさんは大変ですね。
目当てのものではなかったのですが、仮のスペースに洗面化粧台のすっきりしたデザインのものがおいてありました。
カウンターのデザインもすっきりしていていいのですが、正面の鏡が大型の1枚もので収納も照明もスイッチもコンセントも付いていません。これが良かった。(照明はダウンライトが2個これも仮設の天井に付いていました)
洗面化粧台というと、正面の鏡の部分に収納がセットされるものがほとんどですが、ほんとに何も無いのがかえって目を引きましたね。
帰ってからカタログを見ましたが、載ってません。参考出品だったのかな?
先日、お引渡しをした物件でも、洗面化粧台の下の部分だけ使って、正面に大型鏡を付けて、これまた照明をダウンライト2個付けたのですが、こちらもとてもいい感じに仕上がったので、やはり正面にごちゃごちゃしたものを付けないほうが、かっこいいんでしょうね。
生活をすると、結局カウンターの上にごちゃごちゃおいてしまうことになりそうなんですが、
結局収納があればあっただけ、物を詰め込んでいっぱいになってしまうことにもなるとも思います。
スカッと割り切れたら、何も無いかっこいい洗面空間を作りたいものだと思いますね。
蛍光灯について言いたいこと
先日、東芝が電球の製造中止を発表しましたね。これも、政府の意向とあって仕方ないようにも思えますが、実のところ発表の仕方がデリカシーの無い会社だなと思ってしまいました。
省エネとか地球温暖化のことだけ考えれば、たしかに蛍光灯に分がありそうですが、ほんとうに電球と蛍光灯の良し悪しを検討した結果とは思えない結論だと思いますね。
電球の良さを無視して、寿命とか電気代とか悪いところばかりとりあげられてしまっておりますが、蛍光灯にも、実際のところ欠点は多いです。
まずは、色の演色性が劣ること。美しい壁紙も、食卓の食品も、はては人間の顔色も電球の光には劣ります。
蛍光灯は、常に点滅を繰り返している光です。フリッカーといいますが、古くなった蛍光灯はチカチカしているのがわかります。新しい間は見た感じわからないですが、それでも点滅を繰り返しています。その点を解消しようとしているのがインバーターという機械ですが。
光の点滅は、目を悪くする原因になっています。蛍光灯は点灯していても、1年に一回取替えをお薦めしております。
蛍光灯は電磁波を出しているといわれています。なるべく近くにおかないほうがいいという話も読んだことがありますね。
昭和の高度成長期に環型の蛍光灯器具が出て、これが茶の間の真ん中にぶら下がるというのが日本の家の常識のようになってしまいました。
青白い光の中の食卓で、家族の関係も寒々とした世の中になってしまったように思うのは、言いすぎでしょうか?
本来は光と影の使い方のうまかった、ひと昔前の日本人の情緒的な豊かさがなくなってしまったのが残念です。
政府があれこれ干渉することではないですね。日本をますます悪くしていくみたいにしか思えません。良し悪しは自分たちで見分けて、それぞれ適材適所で使っていければいいのです。それが大人の判断じゃないかと思いますね。
メールについて
今日の新聞で読んだのですが、迷惑メールに対する規制が厳しくなってくれるみたいですね。
相手の了解を得ずにメールを送りつけてはいけないという内容にして、罰則も厳しくするようです。
会社にも迷惑メールがたくさん届きます。アドレスを公開してますので仕方ないのですが、ほんとに迷惑ですよね。ある程度ソフトが振り分けをしてくれますが、もし大事なお客様の分が振り分けられると困りますし、気を使います。
海外から来るものは、規制が難しかったり、すぐさま解決はしないかもしれませんが、少しでも改善されてくることを願いますね。

