蛍光灯について言いたいこと
先日、東芝が電球の製造中止を発表しましたね。これも、政府の意向とあって仕方ないようにも思えますが、実のところ発表の仕方がデリカシーの無い会社だなと思ってしまいました。
省エネとか地球温暖化のことだけ考えれば、たしかに蛍光灯に分がありそうですが、ほんとうに電球と蛍光灯の良し悪しを検討した結果とは思えない結論だと思いますね。
電球の良さを無視して、寿命とか電気代とか悪いところばかりとりあげられてしまっておりますが、蛍光灯にも、実際のところ欠点は多いです。
まずは、色の演色性が劣ること。美しい壁紙も、食卓の食品も、はては人間の顔色も電球の光には劣ります。
蛍光灯は、常に点滅を繰り返している光です。フリッカーといいますが、古くなった蛍光灯はチカチカしているのがわかります。新しい間は見た感じわからないですが、それでも点滅を繰り返しています。その点を解消しようとしているのがインバーターという機械ですが。
光の点滅は、目を悪くする原因になっています。蛍光灯は点灯していても、1年に一回取替えをお薦めしております。
蛍光灯は電磁波を出しているといわれています。なるべく近くにおかないほうがいいという話も読んだことがありますね。
昭和の高度成長期に環型の蛍光灯器具が出て、これが茶の間の真ん中にぶら下がるというのが日本の家の常識のようになってしまいました。
青白い光の中の食卓で、家族の関係も寒々とした世の中になってしまったように思うのは、言いすぎでしょうか?
本来は光と影の使い方のうまかった、ひと昔前の日本人の情緒的な豊かさがなくなってしまったのが残念です。
政府があれこれ干渉することではないですね。日本をますます悪くしていくみたいにしか思えません。良し悪しは自分たちで見分けて、それぞれ適材適所で使っていければいいのです。それが大人の判断じゃないかと思いますね。
恥ずかしながら知りませんでした。
電球を槍玉にあげたのですね。
いやーな感じがします・・・
かとうさん投稿ありがとうございます。TVやマスコミが一方的に情報を流すと、みんな偏った考え方になりがちですよね。
政治家の判断もその時代その時代で、間違いもあろうかと思いますから、やはり個人がしっかりしていかないといけません。
ごいっしょですが、お客様にお薦めしていく立場で、ほんとうに説明と提案が難しいところで悩むところだと思います。
でも、私のほうは正直にお客様にお話をさせていただいて、ご納得いただきながら照明のお話も進めていきたいと思いますね。