ハイブリッド配線器具
昨日の産経新聞に「ハイブリッド配線器具」の記事が載っていました。
これは、スイッチやコンセントが交流でも直流でも両方変換無しで使えるようにするものだといいます。
日常使っている照明や白物家電と言われる、家庭で使う洗濯機などが交流なのに対して、
テレビやパソコンなどの電池でも使えるような電化製品が直流で動くもので、これらはコンセントに大きいアダプターというのが付いたりします。
太陽電池や燃料電池などから取り込む電気も直流ということになるのですが、これらを普通は分電盤で交流に変換していて、それをコンセントから取り込むときにアダプターでまた直流に直しているわけです。
ここにエネルギーロスが10%ほど生じているので、これを変換しないで使えるシステムを開発しているということなんですね。
これはぜひとも早い段階で実現してほしいです。
電源コードに大きなACアダプターが不用になり、太陽光発電などで発電した電気を直接使えるようになるなど、いろんな面で無駄がなくなります。
太陽光発電も工事費の1割くらいの補助金が検討されているようで、今後の動向が気になるところですね。