こんな吊木で・・・
今日は親戚のお宅の修繕を頼まれて、天井裏を覗かせてもらったのですが、ちょっとびっくりしました。天井を吊っている吊木という材料が、15ミリ×20ミリくらいの細い木で吊られているんです。
普通は39ミリ角ぐらいの材料を使うものですが、これでは天井裏に上がるのは無理だと断念しました。人が乗ったら落ちちゃいますね。
お聞きすると、これまでも何度も修繕を重ねて住み続けているらしいのですが、以前には柱や梁の補強までした事があるとか。
工務店か大工さんが、よっぽど新築時に手を抜いたというか、材料をケチったんだろうということですね。結局は修繕にかかる費用で、余分なお金が次々と出ていってしまって、しかも不便な生活を強いられているとすると、大変気の毒な話だと思います。
こういうものを見させてもらうと、当たり前のことが出来てないこともたくさんあるんだなと考えさせられます。
業者選びで大切なことは、構造体・基本性能の部分で絶対手を抜かない会社を選んでいただきたいとつくづく思いましたね。
家を建てたい・リフォームをしたいが、いい会社がどこにあるか分からない・・・ホームページやブログではすばらしい事をかいているけど、現状は・・・
結局は運だとしたら、悲しい事です。
うーん、結局は運なのかもしれませんが、それが悲しいことでは無いと思いますよ。それぞれの巡り会わせというのは、それぞれが引き寄せるなにかがあるんだと思っています。
良い出来事も、悪い出来事も、現状の自分に与えられたものなんだと納得するところから、次のステップが生まれてきますよね。
家を建てるにも、何をするにも、心をどこに置いているかで決まってくると思います。