エコの勘違い
今日も外は暑かったですね。事務所に戻るとホッと致します。
事務所のエアコンは28度の省エネ運転ですが、温度計は26度の湿度は56%くらいになっています。
体感温度は、事務所にずっといるともう少し温度を上げてもいいかなと思うくらいですね。
先日お昼のTVで、エアコンの使い方のことを話していて、1人がエアコンは付けっぱなしの自動運転をしていると言ったら、廻りの人が間違っているかのように責めていました。
自動運転で付けっぱなしなら、本当は正解ですよね。
でもいまだに、エアコンのつけっぱなしは悪のようにいう人が多いですね。
「エコ」という観点から悪者扱いです。
間違いですね。エアコンは付けっぱなしのほうが、間違いなく省エネ運転になります。
日中ガンガンに家の中に熱を貯めて、夜に帰ってからエアコンでガンガンに冷やすという運転のほうが、どんなに電気を使うことか・・・。
日中は窓を開けて風を入れて、夜は閉めてエアコンという考え方もあるようですが、これも問題あり。
外の暖かい空気にはたくさんの湿気も蓄えられていますが、この空気を冷やすと湿気が空気に蓄えられる量が減りますから、湿度は上がる方向に行きますね。
エアコンで湿気を取り除くにも追いつかないことになります。
これでは快適にはほど遠いですし、冷房病とか体にもよくありません。
エアコンを弱くてもずっとかけ続けるのが効果が出るということです。
そんなわけで、エアコンの付けっぱなしで、しかも省エネ運転できるという、断熱とさらに気密が取れている建物を造る必要があるんですね。
断熱・気密の性能の無い建物こそが、問題なのですね。
そうなんですよね・・(泣)
どうも家の家族は日中の温度の違いを
感じることがいいっっていって
なかなか自動運転させてくれません
せっかく断熱性能を上げてある住宅なのに・・
あっこの家、気密性はありません
薪&ペレットストーブですので(笑)
窓を開け放して、自然を感じることを好むのは、日本人本来が持つ、好ましい感覚だと思いますね。
しかし、現代の環境がなかなかそれを許さなくなってきています。環境的にも防犯の点でも・・・。
感覚的なものも大切にしながら、知識的には正しいことを世の中には知らしめていく必要があると思います。
まずは、公的機関から「エアコンはこまめに入り切りする。」などという間違いを改めてもらわなくてはいけませんね。