後始末
今日は朝から現場へ、外構工事の打ち合わせに行きました。
基礎工事を行う前に、隣地との境界ブロックを先に施工してしまう段取りです。後からやろうと思うと、職人さんも狭いところでは仕事もしにくいですし、工事の終盤になってバタバタした工事をするのもよくありませんからね。
それから、下水の公設桝が一つ要らなくなることから、撤去するために道路の下水道の工事が入りました。お役所サイドの工事になるのですが、夕方見に行くと掃除がまだまだ・・・。結局、私のほうで道路の汚れを洗いました。
雨が降ればいつか流れる?とはいえ、やっぱりご近所に住む皆さんはいい気持ちがしないと思いますしね・・・。以前よその地区の現場で、吸い殻やゴミまで捨てて行ったときがあって、さすがにお役所に連絡を入れましたが、汚れくらいならこちらで掃除すればいいことですから。
現場がどうなっているか。後始末は出来ているか。こうしたことは、管理する私どもの責任になります。やっぱり毎日のように見に行かないといけませんね。
ご近所の皆さんにご迷惑をかけることは、結局、お施主様にご迷惑をおかけすることになります。常にそういう心掛けが出来る工務店でありたいと考えています。
今日は段取り
昨日は春一番が吹いたそうですが、昨晩から冷え込みが強くなって、今日もみぞれ交じりの寒い日になりました。
現場は1日空けて、明日から外周りの工事から始める予定です。
地盤調査の結果も、設計のべた基礎でOKとのことで、工事の段取りも少し早く出来そうです。
工事のスケジュールは出来ていても、日々チェックが必要です。いろんなことを同時進行していかないといけませんから、見落としがないか常に気を使っています。
まずは、それぞれの職人さんが、段取り良く動けるように、気配りしてあげることが、良い仕事につながると思います。
地鎮祭-3.11
今日は、午前中に地鎮祭を行いました。
快晴のお天気で、午後から雪が降るという予報がうそのようでしたが、やはり午後からはすっかりお天気は崩れましたね。
たまたま震災から1年という今日の日になりましたが、自然の脅威を侮ることなく、お住まいになるご家族をしっかり守る家づくりになるよう、ひとつひとつの工事に対して、謙虚に取り組みたいと思いました。
午後は、テレビの中継で式典を見ながら家族で黙とうをさせていただきました。
思えば1年前のこの時間、私は横浜のランドマークタワーの地下の食堂におりました。異常なほど揺れましたが、その時はこんな大変なことになっているとは思いもしませんでした。情報が、後から入ってくるにつけ怖さを思い知らされましたね。
それに、その時は自分たちがなんとか、宿泊するところと帰る手立てを考えないといけない事態でもありました。同行していただいたお二人の方には、本当にご苦労をおかけしました。
連絡がつきにくいところをなんとか福井の事務所の方とやりとりをして、きっと福井で対応してくださった皆さんも、必死にやりとりをしてくださったことと思います。そんな中でなんとか宿泊する場所の確保と、翌日帰省することがかないました。
今は富山に転勤された営業のHさんが、昨日電話を入れてくださいました。やはり、そういう時に境遇をともにしたという事が、やはり忘れられない想いが残るものですね。
今日の天皇陛下のお言葉の中にも、絆という言葉が使われていましたが、そういう絆が人を支え、また助け合って生きていけるものだと改めて感じました。
辛いこともまだまだ残っているけれど、大事なことを目覚めさせてくれた震災をこれからも忘れずに心の教訓にしていきたいと思います。





