コラムから
今日は、新聞のコラムのお話です。
今日の産経新聞の産経抄に書いてあったことですが、二宮金次郎の銅像が学校からどんどん姿を消しているとか。学校でも人物について教えないというのが問題のような気もします。
特定の価値観の押しつけだという考えの人たちもいるらしいのですが、それでは子供たちに物事の価値判断をどうやって教えていくのかと問いたくなります。
道徳教育をすすめる有識者の会の渡部昇一さんが「人生のある場面において、教科書に載った人物の良い行動原理が無意識に助けてくれると確信している」とお話しされているとのこと。
まったくその通りだと思いました。
今の子供たちは、ニュースでもドラマや映画でも、どちらかというと悪い大人たちの情報ばかり見聞きして、ほんとうに気の毒に思います。
せめて学校ぐらいは、優れた日本人のことを、きちんと思想的なことから教えられるといいと思いますね。
それができてこそ、世界に出ていっても恥ずかしくない国際人を育てることができると考えます。