フレキ管が・・・

今日は、換気システムでお世話になっている、ガデリウスさんが年末の挨拶にいらっしゃいました。

いろいろ情報交換している中で、今年11月25日の北海道新聞で載ったという記事をいただきました。

浴室の換気が止まったというお宅の天井裏を見てみると、樹脂製のフレキパイプに穴が空きボロボロになっていたとか。

築18年のお宅のお風呂の換気ダクトだったそうで、常時湿気の排出量が多い場所のため、劣化が早く進行したものと考えらるそうですが、本来の輸入製品の換気システムはフレキ管でなく、硬質管を前提に経路をつくることになっています。

しかし、市場に出回っている換気システムは、施工の簡便さからこういうフレキ管を使うところが多いですね。しかもこの写真の物より細い50ミリの物が多く出回っています。

これは、天井裏に隠れて、壊さなければ見れないような場所に配管するものを、安易に考えてはいけないという教訓になるかと思います。

 

当社では、鋼製のスパイラル管と硬質樹脂管を使って、換気システムの種類も第3種換気という、排気のみダクトを通して排出する方式を採用しています。

これにこだわって使い続けているのは、第1に新鮮空気側をダクトを通さないこと。第2にシンプルでメンテナンスが容易であること。そして第3に、長く使われ続けている歴史があることです。

やはり、住宅は長期にわたって使い続けられるものでなくてはなりません。もちろんメンテナンスを行いながらですが。

新しく、高性能な製品も開発されてきているとは思いますが、まずは施工の大切さと、使い続けられるということが大事なポイントですね。

2013年12月19日(木) 18:16 | カテゴリー: メンテナンス, 日記   パーマリンク| |

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