日本的なもの
今日は、毛矢で始まる現場の解体作業がスタートしました。
朝一現場に入って見て回りましたが、とってもきれいに掃除してあって、解体の担当者といっしょに感心しておりました。これまで住んでこられた住宅への愛情を感じられました。
今日はそのほか現場で打ち合わせや、作業の進捗の確認などで越前市の現場でまた暗くなるまで居たので、ちょこっと撮影。
和室の障子ですが、通常はこんなふうに光は当たらないのですが、ちょっとした桟の陰影がまたきれいに見えました。
障子って、子供のころは、すぐ破れるしプライバシーは感じられないし、面倒なものだと思っていたのですが、齢をとるにつれて想い方も変わってきましたね。
障子一枚で区切られた気遣いのある空間が、日本的でとても心地がいいと感じます。
これは、破れないワーロン障子ですが、破れてしまうこともまた、子供に気遣いを教えることになったかもしれません。日本的なものって、なにかしら教えられることがありますね。