地盤改良で
今日は、朝から人間ドックに行ってきました。10時過ぎに検査は終わって、結果は郵送でいいとしました。
それで、すぐに現場廻り。毛矢の現場は、塩ビ床タイルを貼っているので、細かい指示など。
日之出の現場は、地盤改良の作業中の確認。
鋼管杭を200本余り打ちます。
RES-P工法という地盤改良です。摩擦杭にもなる工法ですが、今回は支持層に届かせる方法をとりました。
この現場、午前中は難なく進んだのですが、午後に連絡が入り、トラブル発生。どうも、古い解体建物の基礎が残っているらしい。午後からは現場に走って、対策を練ることになりました。
現場に基礎屋さんのパワーショベルがあったので、基礎屋さんにも来てもらって、掘ってみることに。
写真ではわかりにくいですが、鉄筋が見えていて、基礎のベースだけ残して、立上りだけ解体して取った模様です。お施主様や不動産屋に相談しても、当時の解体屋は倒産してしまっているという状況でした。
こちらで処理することになり、どうするかと頭を悩ませましたが、一番いい解決策として、地盤改良屋さんが大きいパワーショベルをレンタルして、他の杭を傷めずに慎重に撤去。残材の処分だけ別に解体屋さんを呼んでお願いすることになりました。解体屋さんに掘り方からさせると、杭も地盤もくちゃくちゃにしてしまう可能性がありましたからね。
基礎は鉄筋が今では使わない丸鋼だったりしたので、けっこう古いもののようでした。配置的には土地を買う時に解体した建物とは位置的に違うらしく、その前に建っていたものかもしれないとか・・・。
いい加減な仕事をすれば、後が困る。そういう仕事の仕方をする会社は、いずれにせよ残りませんね。
今回は工期も送れるだろうし、せっかくのきれいな現場が・・・と、やきもきしましたが、なんとかその日のうちに最善の解決策ができてよかったです。夜も楽に休めます。
問題が起こっても、すぐに解決することが一番であります。