妥協しない納まり
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、見積の仕上げ作業と、残り設計作業を行いました。
隣の現場の入口通路部分の外壁貼りの進捗状況です。
シャッター廻りの納めと、サッシの取り合いと、サッシの水切りなど複雑に絡み合っているので、どうやって下からも横からも差し込んで納めたのか分かりません。
それにしても、板金がシャープで綺麗です。普通なら板がポコポコ膨らむのですが、そういう部分が見当たりませんね。板金屋さん流石です。
引き続き、じっくり納めていただければと思います。
階段本棚
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、1日隣の現場で作業を行いました。主に、内装塗装の下地処理ですね。
こちらは隣の現場ですが、2階の居住室につながる階段と吹き抜けになります。
空間を利用して、本棚を作りました。
設計してみると、階段と本棚の組み合わせが、納まり上なかなか難しいことがわかりました。
いろんなパターンの設計を作りましたが、その中で、一番しっくりくる納まりとデザインに落ち着きました。
施工図も、大工さんが組み立てる順番も考えながら作っています。そうしないと材料の寸法が変わってきてしまうんですね。
テープライトも組み込まれているので、照明が点くのを楽しみにしています。
現場に学ぶ
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、集中して見積作業でした。
隣の現場は天井下地が出来て、床も下地材が張られました。
電気工事も進んでいるので、照明やコンセントの位置も、現場で指示させていただいてます。
図面上で決めたことも、実際の現場を見て、感覚的に位置決めすることもあります。
現場を見ることは大切ですね。
現場には、いろいろ学ぶことがたくさんあります。特に納まりを考えることは、常に新鮮です。
いつもありきたりな建物を作っていれば、そこに学びは無いかもしれないけれど、少しでも新たな工夫を考えるのであれば、見えてくるものはあります。
挑戦する気持ちを持ち続けたいですね。
難しい納まりを
福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝一にトイレリフォームの現場解体の打合せ。戻って大工さん打合せ。その他電気屋さん設備屋さんとの打合せと現場指示。施工図の作成でした。
隣の現場が、複雑で難しいところがあるので、配管の取り出し位置の指示など、施工図を描いて確認しながら現場指示を行いました。
かなりギリギリまで考えて、変更を行っているので、図面を起こしている電気屋さんにも申し訳ないところです。
大工さんにも、難しい納まりのリクエストをしていまして、それでも嫌な顔せずに、大工さんなりに、より良い納めを考えながら進めてくれております。
こちらは、天井に堀込を作ってもらっているところです。ボックスの板材は斜めにカットされています。間に差し込んでいるのは、パッキンで後で外します。
4寸勾配の屋根勾配にきれいに納めていくため、下地材を大工さん自ら加工してくれています。工場で加工機にかけたみたいに出来上がっています。
職人さん皆さんに、苦労をかけていますね。私が出来ることは、手戻りなく運ぶように段取りをすることです。
プランも妥協せず/ガルバ外壁
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中プラン作成。午後からプラン提出のお客様来社打合せ。その後、月見の現場確認打合せでした。
プランは二つ作ってあったのですが、もう一つ浮かんで、午前中のうちにもう一つ作って提出しました。
かんたんに妥協できない性格で、思いついたら自分で検証しないと気が済まないところがありまして。
結果的に最後のプランで概算見積作成となりました。
当社のやり方としては、プラン申込みを頂いた時点で、プランは納得のいくまで作らせていただきます。
概算見積もりの後で、正式に設計契約をして、それから実施設計に入る形です。
お客様に簡単なプランのみで本契約を迫るようなことはしたくないですね。
一生過ごす家になるものを、そんな簡単に決めてはいけないと逆に思います。車のように買い替えるものではありませんからね。
月見の現場は、外壁施工が始まっております。こちらは、正面の目地無し平スパン張りになります。
0.4㎜の板材にしたので、平面がピシッとして綺麗ですね。もちろん板金屋さんの腕の良さによります。
こちらは、あまり見えない3方の外壁側ですが、角波張りの6山です。これでも充分綺麗ですね。見えにくいのが残念なくらい。
見るとちょっと自慢したくなるもので、ブログに載せました。
見えないところも
福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、施工図の作成検討と月見の現場の中間検査立会い。その他現場確認打合せでした。
月見の現場ですが、玄関廻りだけサイディング下地に塗り壁となるのですが、サイディングのコーキング目地のバックアップ抑えとして、板金屋さんが下地を入れてくれておりました。
普通の板金屋さんは、たぶんやらないと思います。でも、コーキング屋さんもバックアップが入れやすくコーキングも確実に打ち込めると思います。
見えなくなるので、仕事をしてもしなくても分からないところですが、こういうところを手を抜かないのが信頼できますし、結果として良い仕事となって、お施主様に喜ばれることにつながりますね。
隣の現場は、砕石も入れ終わって、少し型枠の準備も始めているところです。
来週月曜の地盤改良が終わらないと、先に進められないのがもどかしいところです。
ガルバ立平葺き
福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中設計作業と段取り作業。午後は、越前市まで敷地測量と土工事の打合せ。その後、月見の現場確認でした。
月見の現場は、雪止めも取り付けられて、屋根は完成していました。
こちら2寸勾配の方は、横にさざ波にようにリブを入れたものにしてもらっています。
これにより板のゆがみも抑えられて、きれいに見えるものです。
実際には、下からほぼ見えないのですが、見えないところも綺麗に納めてくれる板金屋さんなので、これもこだわりのひとつですね。
全体写真を撮り忘れましたが、こちらは裏側の5分勾配の下屋のほうです。
こちらは緩い勾配屋根のため、水切れが早くなるようにとの配慮ですね。
こちらも綺麗な板金です。見えないのが残念なくらいですね。
意味ある設計
福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝一基礎屋さんと打合せ。その後、設計作業。途中リフォーム現場確認でした。
さて、今日の写真です。
正面から撮った写真ですが、工夫した点はやはり左側壁面に囲われた袖壁です。
もし、これが無いと、右側のポーチの正面の壁と同じ壁面になるので、切れの悪いのっぺりとした外観になります。
袖壁をつけることによって、左側の外壁が前に出ている印象になっていると思います。
袖壁で囲った部分を、横段葺きにすることで、印象を変えアクセントにもしています。
袖壁を付ける意味は、もう一つあって、ポーチに出っ張る屋根の出を、袖壁内に納めることで、屋根の出がデザインの邪魔にならないようにもしています。納まりもスッキリしていますね。
2階に窓のような大きな開口がある部分が、バルコニーの開口となっています。
こちらはやはり、雨も吹き込むので、防水した床の排水も必要となってきます。
これを、下屋の屋根の上に配管が出るように設計し、板金屋さんは、これを垂れ流しでなく、雨どいまで落とし込むよう樋の施工をして仕上げてくれています。
こちら、下手に設計すれば、きれいな段葺きの外壁正面に、ドレン排水を設けることになったでしょう。
世の中、そういう残念な納まりをした家はたくさんありますから、ただ間取りが出来れば終わりでなく、いろんな面で間取りがどういう影響を及ぼすかを検討する必要がありますね。
設計者も、現場にすべてを任すのではなく、設計時点で意味ある設計を心がけるべきだと思うものです。
現場で考える納まり
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、現場確認とあれこれ事務作業を行いました。
さて、こちらの写真ご覧いただきますと、パッと見窓が二つ並んでいるように見えますね。
よく見ると洗面ボウルも映っているので、鏡だとわかりますが。
こちら、昨日施工した2階洗面カウンターの大型ミラーの効果ですね。
当初は、窓の高さより低いものを想定していたのですが、現場を見て、これは窓の開口高さに揃えるべきだなと思いました。
設計時点で想定していなかったことも、常に現場を見ながら進める中で、やはりこうしたほうが良いという点は生まれてくるものです。
もちろんサイズアップすれば、費用もアップしてしまうのですが、こういったことは当社で負担しています。
より良いものを、お客様に提供したいですからね。
見切りの納まり
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝と午後に現場確認と、15時にお客様宅訪問作業。その他は事務作業でした。
荒木新保の現場は、クロス工事が完了しました。
多い時は6人くらい来てくれて、6日で仕上げてくれましたから、予定が前倒し出来て助かります。
ただ、住設機器が1月前くらいから発注は掛けていたのですが、結局予定に合わせて動いていたみたいで、前倒しできないものもありました。
次回から、前倒ししても入るように早く入荷するよう伝えておかないといけないと思いました。
こちらは、キッチンから見上げて撮った写真です。
見ていただきたいのは、壁紙の色の切り替え部です。
1階全体と階段ホールから2階全体とは、クロスの色柄が変わるため、見切りが必要となります。
枠を入れて見切るのは、野暮ったいと考えて、大工さんといろいろ試行錯誤して決めたのが、こちらのスリットを入れて見切る方法です。
白い壁紙とグレーの壁紙が切り替わっていますね。
おそらく、何も気にせずに見ていれば、なにも感じないかと思うのですが、施工図を描いたり、とても手間と知恵を絞って作っています。
これも自己満足なのかもしれないですが、お客様により良いものを提供したいという自我の表れですね。