ミラーは“映り込み”までインテリアになる
今日は、インテリアとしてのミラーの使い方をご紹介します。

こちらは、モデルルームのエントランスホールに取り付けた小ぶりのミラーです。
細い地窓の上に、すっと伸びるきれいな壁面があるのですが、何もないと少し寂しく感じることがありました。そこで、SEKISAKAの 「TRACE Koban」 を掛けて、空間の“視線の止まりどころ”をつくってみました。
この場所は、絵を飾るほどでもない。でも、玄関まわりとしては身だしなみチェックができるミラーがあってもいい。
「飾る」と「使う」のちょうど中間のような存在として、ミラーがしっくりきたポイントです。
(写真:ミラーのアップ)
このミラーは、階段の飾り棚が、歩いて通り過ぎる瞬間にふっと映り込む仕掛けになっています。
ミラーは“鏡そのもの”だけでなく、映り込む景色まで含めてインテリアになります。奥行きや気配が生まれて、空間が少し豊かに見えるのが面白いところです。
住まいは、機能だけを満たす箱ではなく、日々の視界に入るものを丁寧に整えることで、暮らしの質が上がっていくと感じます。
家づくりを考えるときも、間取りや性能に加えて、
「ここにグリーンを置きたい」
「この壁には何か飾りたい」
そんなインテリアの楽しみまで含めて計画していただけると、住まいはもっと愛着のある場所になっていきます。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
玄関に大きなRニッチをつくる
今日は越前市の現場から、玄関ホール正面に設ける「R(アール)形状のニッチ」をご紹介します。曲線は見た目以上に難しい部分ですが、型板づくりから加工・塗装まで段取り良く進め、きれいに納めていきます。
玄関の“顔”になるRニッチ
玄関ホールに入った瞬間、正面に見える場所は住まいの第一印象を決めます。
今回はそこに、大きなR形状のニッチ(壁のくぼみ収納)を計画しました。
直線の棚と違い、曲線は光の当たり方で陰影がやわらかく出るのが魅力です。
一方で、少しの歪みや段差が意外と目立つのも曲線の特徴です。
だからこそ、納まりまで見据えて最初の加工精度が大切になります。
使い勝手と見た目の両方を満たす、玄関の“顔”づくりだと思っています。
型板づくりが仕上がりを左右する
今回のアール加工は、工務の息子が担当しました。
曲線をきれいに出すには、まず「型板」をしっかり作ることが近道です。
型板があると、トリマー(回転刃で木を削る工具)を安定して走らせられます。
事前に薄い合板も貼って、滑りが一定になるよう工夫してあります。
“失敗しないための準備”に手間をかけると、加工そのものが落ち着いて進みます。
こういう地味な段取りが、最後の見た目にそのまま表れてきますね。
社内でできることは社内で、丁寧にバトンを渡す
こうした加工品を外注すると、どうしても加工費がかさみやすくなります。
もちろん無理はせず、難易度や納期を見て外部の力を借りることもあります。
ただ、私たちの手でできる範囲は社内で丁寧に進めることで、負担を抑えつつ狙ったデザインに近づけられます。
今回は、アール加工と角の面取り(角を丸く整えること)まで行い、塗装も仕上げてから現場へ。
そこから大工さんが取り付けを行い、きれいに納まるよう最後の調整をしてくれます。
一つの部材を、次の職人へ気持ちよく渡せる状態にしておくことも、品質の一部だと感じています。
手間を惜しまないのは、住まいがこの先ずっと暮らしを支える“舞台”だからです。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
・施工中の造作や納まりの工夫も、公式LINEで気軽にご質問いただけます(写真相談もOKです)。https://lin.ee/YEPhsRG
・見学予約や家づくりの進め方のご相談は、公式LINEからメッセージください。資料もお送りします。https://lin.ee/YEPhsRG
窓まわりの打合せに、木製ブラインドの実物をご覧いただきました
今日は、越前市で工事中のお客様が、窓まわりの参考にと当社モデルルームへお越しくださいました。
壁紙の最終調整と合わせて、カーテンにするか、ブラインドにするかも検討中とのことで、実物をご覧いただきながらお話しました。

こちらはモデルルームの寝室の窓に取り付けている、木製のブラインドです。
夕方の写真なので少し色味が伝わりにくいかもしれませんが、選んだのは「グレージュ」。やわらかいトーンで、壁紙や木部とも馴染みやすい色です。
ブラインドは「お掃除が大変そう」と敬遠されることもありますが、実際にはメリットも多い窓装飾です。
光の入り方を羽根(スラット)の角度で細かく調整できるので、眩しさを抑えつつ明るさは確保できますし、外からの視線もコントロールしやすくなります。
私自身は、窓枠の内側にすっきり納まる“コンパクトさ”も気に入っているポイントです。

一般的な木製ブラインドはスラット幅が50mm前後(細くても35mm)ですが、こちらは25mmの薄型タイプ。
窓枠内にきれいに納めようとすると、サッシのハンドルに干渉しないか、上部の納まりが重たく見えないか、といった点が意外と大切になります。スラットが薄いほど、枠内に収めやすく見た目も軽やかです。
色味も落ち着いていて、空間の雰囲気を邪魔しないところが魅力です。カラーは全6色から選べる仕様なので、お客様にも候補としてご検討いただくことになりました。
窓装飾は「何を付けるか」だけでなく、「どう納めるか」で印象が大きく変わります。現場の窓サイズや使い方に合わせて、いちばん気持ちのいい形をご一緒に探していきたいと思います。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。




