ホテルライクを叶える、オンボウル洗面カウンター実例集
今日は、オンボウルの洗面カウンターの実例をご紹介したいと思います。
ボウルの形や素材、カウンターとの組み合わせで、同じ「オンボウル」でもずいぶん表情が変わります。家づくりのイメージづくりの参考になればうれしいです。
(TJ邸:ブラックコーディネートの家)
とても特徴のあるデザインのガラスボウルは、Amazonで見つけたもの。
こちらとミラーは、お施主様の奥様がセレクトしてくださいました。
バックのモザイクタイルと相まって、ぐっと雰囲気のある、ホテルライクな洗面コーナーに仕上がっています。
(YMD邸)
こちらのボウルは、海外製の半埋め込みタイプを採用しました。
カウンターの下が一切見えないように、カウンターのエッジから斜めに折り下げた配管カバーを設けて納めています。
スッキリとした見た目を保ちながら、メンテナンスもしやすいディテールです。
(The Ark)
元・当社モデルハウスです。
ラミナム(セラミック)を全面に使ったオリジナルの収納カウンターに、ミラタップのブラックボウルをオン。
背面にはトーヨーキッチンのモザイクタイル「オーチス」を張り、光を受けてきらめく、ゴージャスな洗面空間になりました。
(BABEL)
こちらは、モルタル仕上げのロングカウンターに、ミラタップの存在感あるボウルを合わせた事例です。
グレーでまとめた落ち着いた空間の中で、ボウルの形と質感が印象的なアクセントになっています。
(DUNE)
当社モデルルームのもので、ラミナムでくるんだ収納BOXの上に、ミラタップのホワイトボウルを載せています。
あえて白いボウルを選ぶことで、グレージュトーンでまとめた空間の中で、清潔感のあるポイントとして際立たせています。
(Wing)
こちらはエントランスに設けた小さな洗面コーナーです。
グレーとブラックを基調にした落ち着いたコーディネートの中で、ホワイトのオンボウルがとても爽やかに感じられます。
帰宅後すぐに手洗いができる実用性と、来客時に目に入るデザイン性を両立させた計画です。
オンボウルの洗面は、ボウルまわりの水はねを拭き取るなど、少しお掃除の手間は増えますが、その分デザイン的にはとても印象深い空間をつくることができます。
「ホテルのような雰囲気にしたい」「洗面コーナーをインテリアの主役にしたい」という方には、ぜひおすすめしたいスタイルです。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
トイレの手洗いアイデア集|狭いスペースを活かす工夫
今日は、トイレの手洗い器を別途取り付けた事例を、スペース別にご紹介したいと思います。
来客の手洗い用としても重宝しますし、ちょっとした収納やインテリアも一緒に計画できるのが、別置き手洗いの良いところです。
まずは1畳タイプのトイレから
一般的な1畳サイズのトイレは、器具の納まりにかなり制約がありますが、工夫次第でいろいろな形がつくれます。
(TD邸)
部屋のコーナーに小さなカウンターを付けて、ボウルと水栓をまとめて納めたパターンです。最小限のスペースで、すっきりとした印象になります。
(MN邸)
こちらもコーナーに設置した例ですが、壁が外壁面ではなかったため、壁出し配管としてデザインしました。インダストリアルなインテリアとして見せています。
(YMD邸)
ステンレスのボウルをブラケットで壁から持ち出し、水栓は壁出しとした、かなり手の込んだ納まりです。コンパクトながら、素材感のある手洗いコーナーになりました。
(BABEL)
壁持ち出しの洗面ボウルに、タオル掛け用の穴があらかじめ開いているタイプを採用した例です。排水はボトルトラップで見せる納まりとし、シャープな印象に仕上げています。
(KN邸)
シンプルな手洗いセットを半埋め込みにしたタイプ。出っ張りを抑えられるので、出入りの動線も取りやすくなります。
(KY邸)
「なんとかカウンターを作りたい」というご要望に応え、壁を少しふかしてニッチのようなカウンターを造作。その中に、ボウルを半分埋め込むような形で納めました。
(KZ邸)
入口の開口をあえて少し狭くし、その分を収納と手洗いスペースに充てた計画です。限られた面積の中でも、収納付きの手洗いコーナーが確保できました。
間口にゆとりのあるトイレの場合
横幅に余裕があるプランでは、カウンターと収納も含めて、よりゆったりとしたデザインが可能になります。
(OKW邸)
大きめのボウルを設置し、その上部には開き扉の収納と間接照明を組み合わせました。ホテルライクな雰囲気の手洗いカウンターです。
(MM邸)
中くらいのボウルに自動水栓を組み合わせた例。ボウル下は収納とゴミ箱スペースとして活用できるよう計画しています。
(IT邸)
こちらは小ぶりなボウルに自動水栓の組み合わせ。やはり下部に収納とゴミ箱スペースを設け、見た目も機能もすっきりとまとめました。
(YZ邸)
和モダンテイストのお宅で、信楽焼のボウルと自動水栓を採用した例です。バックのアクセント壁と相まって、落ち着いた雰囲気の手洗いコーナーになりました。
間口に余裕のあるトイレでは、カウンターや収納も含めてデザインしやすい一方、1畳タイプのトイレでは、手洗いの納め方に毎回頭をひねります。
それでも、配管経路や壁の厚み、開口の寸法を少しずつ工夫していくことで、どのお宅も家全体のコーディネートに合った、バランスの良い手洗いスペースに仕上がったと思います。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
オーダーだから叶う、暮らしに合わせた造作洗面の事例紹介
今日は、お客様と現場でコーディネートの打合せでした。
その中で、洗面カウンターの仕様についても細かくお話ししました。
当社では、既製の洗面化粧台ではなく、オーダーでつくる「造作の洗面カウンター」を採用することが多く、毎回お客様の暮らし方やお好みを伺いながら一つひとつ形にしています。
せっかくなので、これまでのお宅の造作洗面をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
(GRAY)
カウンターはすっきりとシンプルにまとめ、下部にオープン棚を設けたプランです。
背面には、細い縦長のモザイクタイルを貼って、シンプルな中にも表情をプラスしています。
(KN邸)
引き出し収納をしっかり確保したカウンタータイプ。
背面はお手入れのしやすいキッチンパネル仕上げで、日常使いのしやすさを重視した洗面です。
(TJ邸)
床までしっかり収納を取りつつ、一部をオープンにした洗面。
大きな実験用シンクをカウンターに埋め込み、ミラーはIKEAの既製品を組み合わせています。ミラーの間にLEDを挟んで、ホテルライクな照明計画にしました。
(Wing)
大理石調のカウンターに、深めの引き出しを組み合わせたプランです。
背面とミラー上部、側面までをカウンターと同色のキッチンパネルで仕上げ、落ち着いた一体感のある洗面空間になりました。
(Nest Gray)
見付をしっかり取った存在感のあるカウンターに、オープン棚板を組み合わせた構成。
背面には、特徴的な形状のモザイクタイルを使用しています。役物を使いながら割付を工夫し、端部まできれいに納まるように仕上げました。
洗面カウンターも一からデザインすることで、収納量やお手入れのしやすさ、雰囲気づくりまで自由に工夫することができます。
その家全体のイメージや、ご家族の暮らし方にしっくりくるデザインでまとめてあげることが、毎日の「身支度の時間」を少し特別なものにしてくれるのではないかと思います。
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