もう9月で…
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、あれこれ発注の為の段取りと作業に追われました。残りは設計作業。
もう9月ですものね。今年もあと4か月となってしまいました。
8月がなんとなく折り返し地点のように思ってしまいますが、そうではないですね。
集中しないといけないなと思います。
時間を見つけては、設計も現場もスムーズに進めるための、図面や書類の整理も行おうと思うのですが、これがなかなか実務と同じくらい時間がかかります。
言ってみればマニュアル作りのような感じですが、マニュアルも活用しなくては意味が無くなりますし、それなら実務をどんどん進めたほうが作業も早く終わるようにも思います。
難しいところですよね。便利にするために、仕事が増えてしまっても困ります。
世の中の仕事全般に言えると思いますが、便利にするためのシステムを導入したために仕事が増えてしまうようなことってありますものね。
今はペーパーレスも進んで、仕事でFAXもかなり使わなくなりました。
書類もデジタルで残しておくことが、紙ファイルも減って助かります。
ただ、作ったデータがどんどん溜まりますので、これの保存にも頭がいります。
何でもかんでも残しておくと、「いつか整理する」という「いつか」がなかなか来ないですからね。
書類もファイルも断捨離で、スッキリとした頭で仕事をしたいものです。
時間があれば
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今日は、午前中にお客様来社打合せ。午後は設計の修正作業でした。
こちら、来月からとりかかる松岡のお客様でしたが、当社では、本契約して工事が始まる頃でも、細かい設計の打合せを重ねていきます。
もちろん、設計はいったん出来上がっているのですが、そこからまた詰めていきます。
お施主様は、家づくりが初めての方が大半です。
なにを考えていいのかもわからないというところから始まりますから、ひとつひとつ大事に、一緒になって考えていきます。
お施主様の要望を深堀して、本当にやりたいこと。好きなこと。それを引き出してあげるこちが大事ですね。
もちろんプロとしてのアドバイスも、逐一入れていきながら、納得のいく形で工事を進めていきたいものです。
なので、設計が完了して手が空いたということは、今まで一度もありません。
時間があれば、可能な限り考えて工夫して、より良いものを作っていきたいと、常に考えております。
Aiから想うこと
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今日は、ほぼ1日見積作業となりました。
積算とか見積とかって、本当は苦手で、図面を書いたら見積もりが自動的に出来てくれたら助かるのになと昔から思っています。
そんなことをAiがやってくれるようにならないかなと本気で思うところですけれど…。
ただ、図面やデザインまでAiがやるような話は、絶対嫌だなと思うところではありますが。
設計は、昔と違ってCADで書くのが当たり前の時代ですが、それでも、定規と鉛筆をパソコンにやらせているだけで、基本的には設計者が頭で描いたものを図面に落としていくものです。
そこには、クライアントからの要望と、それをより良くするための工夫と努力があって、もっと言えば魂を込めて作り上げるものです。
Aiには魂は無いですからね。
魂なんて言葉を使うのはおこがましいかもしれませんが、言い換えれば、他者への犠牲的精神かなと考えます。
犠牲的精神は、人間にしかないんじゃないかなと思っていて、(一部動物にもありそうですが…)これがAiとか機械には無理なんじゃないかと思うところです。
Aiが悪いということでなく、それに心酔してしまう人間にはなりたくないということが言いたかったところかな。
仕事は、報酬をもらっているので犠牲ではないと考える向きもあると思いますが、私は下請けさんにも、お金を支払いますが、それ以上の感謝を込めていつもお願いしています。
誰でもできることではないですからね。
私も、報酬分より犠牲分が上回るような仕事をしてこそ、胸を張って生きていけると想うものです。
どんな仕事に対しても、そうでありたいと思います。
スタンダードを作るため
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今日は、段取り発注作業のほか、ほぼ1日設計作業に没頭しました。
設計は、お客様の要望とともに、電気・給排水・構造その他同時に関わってくる内容をまとめていかなくてはいけませんので、いくつもの図面を同時に検討しながら進めます。
ワンパターンの設計なら、そこまで大変ではないのですが、当社の建物は、1件1件特徴が違うので、すべてにおいてチェックが必要です。
とはいえ、同じものを作りたくない性格なので、仕方がありませんね。
これこそ、スタンダードだと言える納まりが出来たら、それは大切に残していきたいと思っています。
まずコストを抑えながら、美しく機能的な納まりが決まれば、それは大事にしていきたいと思います。
実際には、常にこれだと思う納まりになるまで、施工図を何回も書きなおしながら工事に当たっているので、それぞれすべてが私にとってのスタンダードになっているのかもしれません。
以前に描いた施工図を見直しても、なかなか頑張ったなと思うものがたくさん出てきます。
やはり、そういう積み重ねでやってきたからこそ、自信を持って前に進めるのだと思いますね。
暇なときがまったく出来ないくらい時間を費やしますが、それが大切な積み重ねだと思っています。
2階廊下の工夫
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今日は、午前中に新規のお客様来社がありました。
昔の会社の同僚さんからのご紹介で、一緒に同行して来ていただいたのですが、お話ししていて、意外なところで接点が見つかってびっくり。
世間は狭いなと感心するところですが、感慨深く思うところでもあります。
私は、元は石川県の出身なので、若い時期には、こちらには縁のある人もいなくて、仕事をしていくにも厳しいだろうと考えていた頃もありましたので。
人の縁は、とにかく大切にしていかないといけませんね。どこでまた、どうつながるかもわかりません。 まずは、自分として、誠実に生きていくことですね。
さて、今日の写真です。
こちらは、2階廊下の写真です。左手はロフトに上がる階段、正面はバルコニーに出る出入り口となっています。
ブラックコーディネートなので、階段も柱も梁も、すべてブラック塗装にしております。
こちらは、床にFRPグレーチングを敷いています。
以前の日記にも書きましたが、このフレーチングは、真上に取り付けたトップライトの光を、1階の中廊下に落とす目的があります。
それに加えて、これを外して2階洗濯スペースに洗濯機を揚げたり、ベッドを揚げたりできる機能も持たせています。
写真上部に見える化粧梁は、チェーンブロック、もしくはウィンチを掛けられるように構造段階で入れたものです。
ついでに言えば、全館冷暖房ですので、空気の流れを助ける風道ともなります。
設計は、生活する人の身になって工夫することが大切で、いろんな問題点をお客様の代わりに、あれこれ考えてご提案することがとても大切なことだと思います。
洗濯カウンター/収納アイロン台
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今日は、雨の為建て方を延期しましたが、ずっと1日雨でしたので、延期して良かったと思います。
構造材とパネルの延期は出来なかったので、朝から材料の荷受けとブルーシート養生を行いました。
現場も材料でいっぱいとなりましたが、これで当日、配送待ちの心配はないので、良しとします。
クレーンが入っても、まだ余裕はありますね。道路と入り口の狭さで苦労しましたが、荷捌きはこれで楽に出来ます。
材料を持ってきたドライバーさんが言うのですが、資材の荷受けをしてくれるような工務店さんも、材木屋さんもどこにもいないとのこと、ブルーシート掛けはいつも一人で行っていて、大変だと言っておりました。
こんな大事な資材を、配送のドライバーさんだけに任せて知らん顔なんて、ひどい話だなと思ってしまうのですが、それが常識なのでしょうか?
材料に対する愛情が足りないと思いますね。
一生に一度の想いで建てられるお施主様にとっては、どの材料一つとっても、とっても大切なものだと思うものです。
さて、今日の写真です。
こちら、2階ホールの一角に作った洗濯コーナーです。
写真に写っていませんが、洗濯カウンターの右隣にドラム式洗濯機があります。
ここで洗濯をして、上部の物干しポールに干すものです。
こちらは、手前の化粧梁に付けたロールブラインドで、干し物を隠すこともできます。
洗濯カウンターからは、引き出して現れるアイロン台が格納されています。
こちらでアイロン掛けをし、すぐ近くのファミリークローゼットに収納する流れです。
とても機能的ですね。
寝室の照明
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今日は、雨が上がりまして、午前中に息子夫婦とともにお墓参りに。午後は、週明けの段取りで仕事になりました。
17日に建て方を段取りしていましたが、どうも雨になる予報が確実となってきました。
大工さんやクレーンと鳶さんの社長とも話をして、延期することに決定しました。
お施主様には、お休みをとっていただいていたのに申し訳ないのですが、「雨に濡らさない建て方」の方針で、お願いしてご了承いただきました。
休みなので、材料の運搬等の段取り変更も、メールやFAXでお願いしましたが、なんとか対応したいと思います。
建て方も、今の時期なら乾きも早いとは思いますが、濡らさないことに越したことはありません。作業の安全性もありますし。大変ですが、信念を貫いていきたいと思います。
さて、今日の写真です。
こちら夜になってから撮影した寝室です。
枕元用のスポットライトもあるので、絵本も読めますね。
寝室のスポットライトは、足元側にピンホール型のものをつけております。真下に行かないと眩しくないものですね。
プロジェクターを見る際は消せばいいですし、必要な時だけの明りでもあります。
照明もただ付いていればいいという考え方では、とてももったいないと思います。
それぞれに意味を持たせてあげることが大事だと思います。
今日は土台伏せ作業
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今日は日曜日ですが、台風が来るために作業を前倒しして、丸岡の現場の土台伏せ作業を行いました。
途中、お施主様にも来ていただいて、お盆明けの建て方の打合せも行いました。
炎天下の作業になるため、大工さんも3人にして作業をしました。
写真は15時くらいで、ほぼ土台と大引きは伏せ終えました。
あと休憩を挟んでFPパネルを土台・大引間に落とし込んでいきましたが、今日はここまで。
明日は、引き続き工事を進めて、雨が降らない午前中までに作業を終えたいと思います。
さて、今日の写真です。
こちらも夕方の光ですが、吹き抜けの写真になります。
南面に大きなFIX窓を設置し、LDKの真ん中に光を落とす設計です。
これが無いと、奥まったキッチン部分は暗いキッチンになってしまいますね。
狭小地で、建物側面に窓を付けても、採光には効かないので、吹き抜け正面の壁には採光窓がありません。キッチン側に換気用の窓を設けたのみです。
普通なら、採光がなくても、この壁に窓を付けちゃいそうですね。
やたらと窓をつけると、物も置けないし飾れないし、メリハリもないつまらない空間になってしまうものです。
綺麗な壁を作ることも、快適なデザインとして大事なことだと思います。
今日はお引き渡しで
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今日は、朝一に大宮の現場確認とLAN配線工事。その後10時からお客様来社打合せ。午後は、大宮の現場のご近所挨拶とその後、お引き渡し。夕方にお客様宅へ壁掛けサーキュレーターの取付作業に行ってきました。
大宮の現場の夜の撮影を再度行いまして、外観も空の濃い青い中で撮影出来ました。
暗くなってくると、車のライトや街灯も邪魔してくるので、なかなかまた難しいのですが、狙っていたポーチのダウンライトの光が、リーフ柄のサイディングを照らして、いい感じになったと思います。
さて、ギリギリまで工事や作業をしてきた大宮の現場も、本日でお引き渡しとなりました。
少し残工事が残ってしまいましたが、それも僅かなことで、何とか完成出来てホッとしております。
他の現場や設計作業も見ながらですが、やはり完成となると、いろんなことを終わらせていかないといけないので、切れまなくずっと走り続けていて、今はマラソンを完走した気分です。
明日は一度お休みをいただこうかなと思っているところですね…。
しかし、いつもながらお引き渡しとなると、最後に現場に向かう道すがら、明日から通わなくなるんだなという感慨がふけってきて寂しくなるものです。
お施主様とは、毎日のようにやり取りしながら作り上げた建物で、ひとつひとつが良い思い出となっています。
お施主様のおかげで、また良い作品が生まれたことを、心より感謝しております。
引き算がいい場合
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今日は、午後にシャノンウィンドウが営業に来た以外、設計作業に没頭しました。
なので、ほとんど外に出ていないのですが、夕方になって、雨が降り出しました。
梅雨入りしてから、そんなに雨が降らなくて、助かってもいましたが、日曜日の地鎮祭は雨になりそうです。
昨日、地盤調査をした結果、実行見積も概算見積もりより安く済みそうで、ホッといたしました。
丸岡の方は、福井市より地盤がまだ良くて、少しでもお客様に還元できて助かります。
家を建てるにも、必ず予算がありますので、出来る限り金額を抑えたうえで、希望の住宅になるように努力します。
とはいえ、すべてが叶うものでもありませんから、ご希望の優先順位をつけて考えていただくことをお願いしております。
やはり、ここが一番大事ってところは生かして、我慢できるところは割愛していただくこと。
そのほうが経験上メリハリのある、スッキリした良い家が出来ます。
全てが完璧でベストみたいな家は、思ったほど感動が無かったりするかもしれません。
TV番組で、芸能人が考えて作ったというお宅などを見ても、ほとんどいいなと思うものはありません。
たぶんですが、あれこれ足し算した家より、引き算がうまくできた家の方が、スッキリと素敵に仕上がると思います。
とはいえ、住宅はお施主様のものですので、あくまで設計者は施主代行。
希望に沿うように内容を取り入れながら、どうしたらスッキリ納まるか、まとめることを考え続ける仕事ですね。