現場廻りと・・・
高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、越前市の現場と荒木新保の現場廻り。その他段取りと発注作業でした。
越前市の現場は、クロス工事完了の確認と、小窓建具の手直しをしてきました。
外回りも確認。明日は日曜ですが、コーキング工事が入る予定です。
荒木新保の現場です。工事着工のご近所挨拶に行ってきました。
地縄も少し手直しして、月曜日の地盤調査に備えました。
さて本日は、これから石川の小松まで泊りで行ってきます。
小松工業高校建築科の友人と、30年ぶりくらいに会うことになっています。
本当に久しぶりで楽しみです。
反面教師もあり…
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、施工図の作成と発注作業、午後にWeb会議と、資材の搬入作業などでした。
その他に、木部の塗装見本を作って色きめなどもしていたのですが、木の塗装というのは木目が表れるのと、樹種によってそれぞれ違いが出るのでなかなかと難しいものです。
最終的に会わせたいものに対して、近似のもので色を決めて選ぶのですが、その決めた色を、各部の造作材それぞれに塗っていくことで全体にバランスが取れていきます。
それぞれ別々に色を作って塗装すると、やはり違いが出て見えますから、同じベースカラーを塗っていくことで、違和感を無くしています。
家造りでは、樹種の違うものを使わざるを得ないものです。適材適所もありますからね。
なので、特に昔の家なんかは、いろんな樹種がいろんなところに使われておりました。
私の実家も工務店をしていたので、よくわかるのですが、まぁ色違いの凄い事…。
やはり、その違和感をずっと見てきたせいか、自分が作る家は統一感を持たせたいと反面教師になったみたいです。
昔から、なんでもモノを見る目が、これは変だとか、これは良くないとか反抗的だったのも、今の仕事に活きているかなと思います。
世の中の流れに対して右に倣えでは決してなくて、いつも自分が正しいと信じているスタンスを守り続けて、モノ造りに取り組んでおります。
入院で想うこと
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
昨晩に手術を終えて、今日は本を読んだり、散歩をしたり、仕事もちょっとだけにしてゆっくり過ごしております。
以前に入院したのは、2005年の春だったと思います。その時は脱腸の手術をするためだったのですが、おそらく前年に設計事務所勤務から工務店に入り、重いものを持つ、力仕事がかなり増えたせいかと思いました。
その頃にちょうど、石川県の実家の父から、工務店を店じまいするので、残っている柱を使って自宅を建てろと言われました。
そこで、その時の入院中に、自宅のプランを作ったのです。
最初は寝ながら、メモ帳にプランを書き上げて、その後、妻にパソコンを持ってきてもらって、実際にCADで設計図を起こした思い出があります。
それが現在住んでいるFPの家の自宅ですね。
建て方も、その年の7月におこないました。病み上がりとかも関係なく、力仕事もして働いてましたね。
住んでいる家が、隣の義父の家だったので、仕事から帰ってからも、夜に頭にライトを付けて、気密テープ張りをして、作り上げていった覚えがあります。
いろんな意味で思い出深い、自宅の家づくりとなりました。
なんといっても、自分の家づくりをやってみたことが、お施主様の立場になって考えるという、良い教訓になったと思います。
人生って、つくづくタイミングだなと思っていて、そのタイミングに乗って素直に進んでいくことが、良い結果を生むんだなと思うものです。
私の場合、父から家を建てろと言われたタイミングを、その通り実行しただけなので、親の言うことは、自然の摂理にかなっていると思ったりするものです。
今回の入院を通しての思い出話になりましたが、今回も、普段仕事の手を止めないでやってきた自分を、見つめ直す良い機会になったと思います。
現在、ゆっくりとおだやかに過ごしている入院生活のイメージを忘れずに、「余白のある」良いものを生み出していけたらなと思っています。




