手間を惜しまない
今日は午前は設計のお客様1件、午後は現場にて施工中のお客様2件と打合せをさせていただきました。
設計中の作品も、建て方後の現場も、ここをこうするともっと良いなと見えてくるものがあります。
どんどん進めていったほうが楽なのはわかっているのですが、やはりより良く作りたい。仕上げたいというのがありまして、お客様にご相談をかけながら進めます。
なんといってもお客様がそれで喜んでいただけないと意味がありませんからね。
お客様からも、ああしたいこうしたいという変わった要望がありますと、これもあるときはヒントになって、良いアイデアが浮かぶこともあります。
自分の好みを押し付けるのではなく、お客様の好みを探りながら夢を実現させていただくことが第一にあって、不都合が生じる部分をいかにきれいにバランスよくまとめていくかがプロとしての役目ですものね。
手間を惜しんだらいけないと、いつも自分に言い聞かせております。
照明とスピーカーのコラボ
最近はなかなか見れておりませんが、ホームシアターっていいものですよ。
我が家はプロジェクターでスクリーンに映し出す方式ですが、部屋を暗くする必要がありますね。
大画面の薄型TVでもサラウンドのホームシアターセットがあれば、楽しめると思います。
TVを見るときの照明が気にかかるところですが、映画を見るときなどは暗い中のほうが集中できてよいですよね。
でも、目が悪くなるんじゃないかという心配もされると思います。
以前に照明の勉強をしたとき、TVのバックが明るいと部屋全体が暗くても目が悪くならないと教えられました。
TVのバックに照明を隠して間接光で壁を反射させてもいい感じです。これはそんなにお金はかからない。
新築の物件なんかでは、TVの置かれる背面の壁にブラケット照明を提案したりもしますね。
こんど、コイズミ照明さんとヤマハさんがコラボして、TVの両サイドに置くスタンド型のスピーカーが発売されるようなのですが、このスピーカーの背面に照明が埋め込まれていて、TVの両サイドを照らしてくれるようです。
これは一挙両得でいい考えですね。デザインも悪くないです。
「YST001」という商品ですので、ご興味がある方は検索してご覧になると良いかも。
ドック
今日は、かっちゃん作の船のドックです。
レゴのブロックに、教材のプロペラをくっつけた船ですね。
ちょっと浮かばないかもしれませんが・・・。
かなづちの話
昨日建て方をした現場に入ってもらっている大工さんの話ですが、
仕事を始めたばかりの息子さんが、今いっしょについて働いてもらっています。
当社の現場で一通り工事の流れを学んでから、大工さんの昔教えてもらった親方の所にお世話になるということです。
私も、人を育てることにはとても関心がありますので、ぜひがんばって勉強していってもらいたいと思います。
休憩時間に話を聞いていたのですが、今日息子さんの金槌(かなづち)の柄が折れてしまったらしく、直し方を教えてらしたんですが、大工さん曰く金槌の頭は一生ものだというんですね。
柄のほうは折れてしまうことはあっても、頭は習い始めから使ったものを使い続けるそうです。
そうすれば、その金槌は重さや形状を体が覚えてしまうので、釘を打つ力加減や釘に正確に当てることの技術が養われるようです。
なるほど感心しましたね。今の時代、新しいものが便利で使いやすいように誤解してしまいますが、こっちのほうがもっと素敵な話ですよね。
建て方完了
今日はお天気に恵まれた中、建て方を行なうことができました。
今回の建物はちょっと大きく、バルコニーや下屋もあるので、1日では無理かなと思っていたのですが、大工さん・鳶さんのがんばりで、1日で終えることが出来ました。
ブルーシートも、足場の届かないところが多くてなかなか大変でしたが、なんとか張りめぐらせました。シルバーのFPパネルが隠れてしまって残念ですが、また外したときに写真を撮っておきたいと思います。
足場の上から
こちらは、明日行われる建て方の現場の足場の上からの写真です。
材料もレッカーを据え付ける場所を除いて、いっぱいいっぱいになりました。
お天気も明日は良いようなので、安全第一でがんばりたいと思います。
結婚記念日のつづき
おとつい結婚記念日のことを日記に書きましたら、妻も読んでくれまして・・・
「ぜんぜんストレスなんて感じてなかったよ」との事。
それだけ信用してるんだからということでしたね。
たしかに、それだからこそ、わたしものびのびと仕事してこれたのかもしれません。
思うようにやらせてもらっていることに感謝ですね。
あさって、建て方をさせていただくお客様が、ちょうどその日が結婚記念日だとお聞きしております。
こちらも良き思い出になりますよね。心こめて大切に作り上げたいと思います。
結婚記念日
今日は結婚15周年を迎える日でして、先日お客様のHs様よりプレゼントしていただいた、ディナー券を使わせていただいて、妻と2人で出かけてまいりました。
毎年何かをするわけでもなかったのですが、今年は良い思い出となりました。
Hs様には、この場をお借りして感謝申し上げます。ほんとうに心づかいありがとうございました。
知らぬ間に15年も経っていたんだなと思い返しながら話をしておりました。
結婚したてはまだ設計事務所に在籍していたサラリーマンでありましたが、自然の流れの中で、今日自分で会社を持っていけるようになりましたこと、感慨深く思っております。
仕事を変わっていくというのも、妻にしてみれば本来ストレスがあったかもしれないのですが、そんなそぶりはまったく見せずについてきてくれましたね。
やはり良き心の支えである妻に感謝したいと思います。
標準化を求めて
先日のことですが、建材メーカーの対応に困ったことがありました。
カタログに載っているもので、まずは現物見本も注文して確認し、色あわせを行なって、これでよかろうと思い注文をかけましたら、物が無いという話です。
受注生産と書いてあれば仕方がないと思うのですけれどそうではなく、メーカー側の言い分は、あまり注文が無いから作ってないとのこと。作らせると何週間も待ちになるといいます。
そんなくらいなら、商品として載せないでほしいですよね。
当社も、常に良いもの、良い施工方法を模索しながら、これならというものを標準化していって、ひとつひとつ意味があってこういう仕様なんだということを説明できる形を取ろうとしています。
けして新しいものにすぐ飛びつくのではなく、スタンダードで間違いのないものを求めています。なのにメーカーはどんどん新しいものを作っては、以前からあるものを廃番にしていきますね。
そういうことを、ユーザーもほんとうに望んでいるわけではないのではないかと思うのですが・・・。
スタンダードで、常に在庫があって、常に出るからこそコストダウンが出来て、その上お役所も公認してくれる材料がほしいですよね。
常に施工方法も同じであるならば、職人の施工精度も上がってくるはずです。
本当の意味での標準化が出来てくると、無駄が省けて皆が喜ぶことになると思いますね。