しゃくり加工
今日は午前中、内部建具の格子戸の塗装作業に、武生の建具屋さんまで行ってきました。
間に挟む、アクリ・ワーロンを入れる前に塗装しなくてはいけないので…。
写真は塗装前の建具ですが、きれいなタモ材です。
建材の積層材パネルになっているタモ材などは、濃い色のところが多く、クリアーを塗るとドスンと黒っぽくなってしまうことがあります。
さすが建具屋さんは、いい材料を使いますね。
午後からは、棚板の加工作業を倉庫で行いました。
今回は、お客様のアイデアで、棚板を自由に組み合わせて、棚の奥行きを変えられるようにしてほしいとのこと。
見学会でご説明させていただければ、話は早いのですが、要は棚受けを両サイド長く付けておき、細幅の棚板を前後に並べられるようにすることです。
この場合に心配になったのが、手前の棚板が3方でなく、2方だけで持たせるようになるので、重みで前の板だけが下がってしまう可能性があります。
そこで、板それぞれにしゃくり加工をして、組み合わさるようにしようと考えました。
これなら3方に力が分散します。
こういう面倒なことでも、思いつくとやらないと気が済まない性格で、結局さらに忙しくしておりますね。でも、気持ちは晴々としております。