兵庫県立美術館 3
引き続き兵庫県立美術館の写真です。ここは風のデッキと言われる場所へ昇る階段。シンメトリーな造りが印象的な場所です。
夕方に出かけたので、夕日をバックにした写真です。
同じ形状の建物が3棟並びますが、それにしても大胆な庇です。よくこれが支えられているなと思いますし、施工も慎重を期したことでしょう。
コンクリートの打ちっぱなしだけでなく、こうした石張りの美しさも見ごたえがありました。
海側から見た全体像です。右が海側で、人が歩いているところが、広いハーバーウォークになっています。
金沢の21世紀美術館のように、どこからでもアクセスできて、自由に入れること。そして、その環境に見事になじむ佇まいが、ほんとうに感心いたしますね。
平成14年に阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして建てられたそうです。
ややもすると建築も、機能さえまかなえればいいという考えに陥りやすいですが、復興という大変な中でも、これは未来に向けての礎となる優れた建築だと思います。