デッサン
今日は午前中、次男のかっちゃんを連れて福井高校のオープンスクールに行ってまいりました。ここにはデザイン科があるということで本人の志望校になっています。
最初にバトン部、吹奏楽部、チアリーディング部などの催しを見せていただきました。高校生にもなるとやっぱりうまいですね。
その後、各科に分かれて実習などを受けられます。パソコンで絵を描いたり、布を使った小物づくりみたいなのもあったのですが、息子はシンプルなデッサンを選びました。
紙粘土であらかじめ作ってある模型を自分で選んで、解説もそこそこにすぐ実施。鉛筆で描いていきます。描き方、注意点など手を動かさせながら先生が指導していきます。
こちらも聞いていて、なるほどと感心しました。実際やらせてもらうともっとわかるのかもしれませんね。
1人づつ見て回って、あれこれ指導してくださるのですが、息子にはほとんど声もかかりません。ほかの生徒には代わって描いて見せたりしておられたのですが。
休憩を挟みましたが、約2時間集中して描かせて、最後に9人しかいなかったので、黒板に貼って論評をいただきました。そこで、息子の作品が先生に褒めていただきましたね。
もう一人の先生がみんなで良いと思うものに1回だけ手を揚げようということになり、息子はよその生徒さんの作品に手を挙げたのですが、結果息子の作品に7人手があがりました。
作品は離れて見て、やはり立体的に見えることも大事ですし、その作品に込める想いというものも表れて大切である。という話を先生はおっしゃっていました。これは何においてもいえることですよね。
デッサンというのは基本中の基本で、これが出来てはじめてパソコンであれ他の道具を使ってもうまく描くことが出来るようになるとのこと。付き添いで来ている私もとても勉強になりました。
息子も楽しかったと喜んでいました。中学の授業では騒がしくて集中ができないようです。環境も大切ですね。この学校は環境も整っている良い学校だと感じて帰ることが出来ました。