マニュアル
今日は、午前中リフォーム工事の現場で庇の取付。午後は日之出の現場で保冷庫の機械になるクルムの取付作業などを行いました。
いずれも外部に面するものですから、防水に気を使いますね。こういうところは、後々まで自分の責任と考えますから、自分で納まりも見ないと気がすみません。
また、自分が手をかけて、作業してみてわかることも多くあるものです。
取付けマニュアルというものが、たいてい製品には付いていますので、頭の中でシュミレーションして、必要な道具や材料をそろえてから取り掛かります。
しかし、マニュアルが間違っていたりすることもあるんですね。今日は説明書の間違いを2か所見つけました。
きっとマニュアルを書いている人が、頭の中で考えて作っていて、実際に手をかけてやってないから、間違いに気づかないのだと思います。
設計士というのも、そういうものですね。実際に作業したことないから、出来ない納まりを考えてしまう。もしくは、こんな感じにしてと言って、現場に任せてしまう。
結局、理屈に合わない納まりのものを作って、後々クレームになってしまうこともあるんじゃないかなと思います。
私は、それぞれの立場を知っているものとして、やはり謙虚に現場に耳を傾けながら、自分でもやってみながら、ほんとにためになる方法で進めていきたいと考えています。
マニュアルって、それで間違えないかというと、そうではなくて、一人一人が自分でやってみて、自分で学んでいかなければ、結局ダメなんだろうなって思います。