適度なバランスで
今日は、午前中にお客様宅訪問。その後はプランまとめに没頭しました。土曜日は電話もあまり無くて集中できました。
午前中のお客様宅は、日之出のTU邸ですが、あれこれメンテやご相談で伺ったのですが、聞きましたら先月の電気代が8,000円くらいだとか。
安いですね、5人家族で大きい空間の家なのでどうかなと思いましたが。我が家(事務所も入れて)の半分くらいですね。
家電や設備機器の省エネも性能がよくなっているのもありますが、当社で造るFPの家の性能の高さを改めて感じました。
もちろん、性能一点張りなら、もっとすごいのを造ることも全然可能なのですが、住まいとしての「すみごこち」を一番に重要視しています。
我が家に居て、気持ちがいいかどうかですね。
性能だけにお金をかけすぎて、シェルターのような家になってもいけませんし、設備器機にお金をかけすぎても、つまらない家に終わることもあります。
家造りは適度なバランスが大事だと思うので、依頼する会社の考え方とか、想いというものを、見極めることがとても大切だと思います。
かくゆう私も、自身の取り組み方に落ち度はないか、バランスは取れているか、思いやりを持って取り組んでいるかと、自問自答しながら進んでおります。
安全なもの
今日は、午前中に現場打合せと土間シートの施工。その後戻って設計作業。午後からは銀行や郵便局に行ったり事務作業。そのほかリフォームやメンテナンスの段取りをしました。
あれこれ抱えている細かい仕事を、なるべく片付けるべく動きました。やっと落ち着いて設計ができるかなと思います。
しかし、事務所に居ると、なんだかいろいろ営業の電話がかかってきたりします。なるべく即答で断るのですが、今日のは、パソコンのセキュリティーのからみで話してきたので、聞いてしまいました。
すぐにパソコンで調べてみて、言っていることは間違いなさそうではありましたが、評判を読んですぐ断りました。
大手企業をバックに、国策のマイナンバーを引き合いに出してきて話してきますと、考えてしまいますが、うかつに信用しないことが大事かなと思います。
詐欺ではないけれど、押し売りに近いものが多くあると思います。
FAXやダイレクトメールでも、勧誘のものがいっぱい来ますね。困ったものですが、おいしい話ほど危険なものは無いですよね。
自分で種を植えて、手間暇かけて育てて、実ったものを感謝していただくというのが、自然の摂理に合っている安全なものだと思います。
骨格が大事
今日は、午前中設計作業。午後は金沢に外壁材メーカーのKMEWさんのセミナーに参加してきました。
題目は「2015住宅外観デザインのトレンド」ということで、講師は瀧澤三男さんという建築家です。
首都圏での今の流行の建物は、プレーリースタイルとのこと。寄棟屋根で縦横のラインを強調したデザインですが、けっこうオーソドックスなスタイルに進んでいるのかなと思いました。
シンプルモダンは、あまりにシンプルに走りすぎて減ってきているとか。いい意味でのシンプルでなくなってきているようですね。
スライドで事例を見せていただくのは、首都圏の分譲団地の建物だったのですが、悪い例がほとんどだったかな・・・。あまりここから参考にはなりませんでしたが。
良い事例は、昔の建築家の巨匠ともされているフランク・ロイド・ライトとかルイス・カーンの作品など。当然かもしれませんが、優れた作品から学ぶことが一番です。
お話は納得のいくものばかりでしたが、特に共感したのは、「骨格が大事」という話。
とりあえず図面を起こして、白紙の立面図に後はサイディングの色分けとかでデザインしてくれという話が外壁メーカーさんにあるそうです。工務店とかでしょうかね。
まったく間違っていますね。プロポーションの悪い建物をどうしたってかっこよく出来るわけがない。
建築を生業としているなら、どうしたら美しくなるかを考えて設計するのが当たり前ではないかと思いますね。そうでなかったらやめてほしいものです。(ちょっと言いすぎでしたか・・・)
やはり、軒先を低くおさえるとか、間延びしないバランス感覚を、良い建物の実物を見て、見え方から勉強しなくてはならないと言っていました。京都や金沢の古い町並みからも学ぶことはあると。
その通りですね。私もなるべく良い建物を見るためには、遠くでも足を運びたいと思いますね。
ベース型枠/中間気密測定
今日は、朝から6時半から家久の現場で墨出し作業。その後ベースの型枠工事が行われました。
型枠は午前中で出来上がったみたいです。 鉄筋工事はすぐに入れなくて月曜日になります。
墨出し作業の後、向が丘町の現場で気密測定を行いました。
気密が高すぎてエラーが出てしまいます。なんとか1回目に出た数値で総相当隙間面積が23㎝2。相当隙間面積は0.165㎝2/㎡と出ました。
この後、チェックして回ったら、まだ気密テープの貼ってないところも見つけて、処理してからまた測定してみました。でも、またエラーが連続して出てしまってこれ以上測れないかなというところでした。
データを見ても、圧力差を段階的にかけていっても、通気量が出ていかないので測れないんですね。
今後、わざと一定の大きさの穴を開けて、隙間を作って測ってから、その数値を引くような計算にしないとむずかしいなと考えるところです。
でも、十分すぎる数値ですから、どうぞご安心ください。大工さんや職人さんの気密工事はバッチリ大丈夫です。
家久町の現場
今日は、事務処理の後、家久町の現場へ監視カメラを取付けに。その後向が丘町の現場へ材料運搬と打合せに。午後は、気密測定器を借りに行って、その足でショールーム廻り。新しいカタログをもらって帰りました。
監視カメラの映像はこんな感じです。広い土地ですが、ほとんど見渡せますね。
基礎工事も、基礎屋さんが中頃からしか入れないと言われていたのですが、前倒しして入ってくれました。その分、こちらも段取りを急がされるのですが・・・。
今日は、設備と電気の先行配管と捨コンの施工まで。細かい雨が降っているので、ビニールをかけて、墨出しは夕方の予定を明日の朝に延期しました。
3Dとか模型とか
今日は、朝一に家久の現場で基礎工事の打合せ。その後向が丘町の現場で大工さん打合せと作業。午後は、お客様来社プラン打合せでした。
内観の3Dが見られるといいなという話になりました。安い3Dソフトも以前持っていたのですが、私の造るプランには対応しきれないことがわかってから使っておりません。
でも、手描きでもいいから、なにかちょこっと工夫出来たらなと思いました。
以前、模型を作ったこともありましたが、今の抱えている仕事量からすると、ちょっと難しいところです。
それでまた、長男が1年の時に作った作品を載せてみたいと思います。
最初にCADで、3Dで作品を作ってから、それを模型にしてみる課題だったかと思います。
立体だとわかりやすくなりますね。建築家のみなさんは、せっせと模型を作られるようです。
私も現場に出なければ、こんな作業もほんとは好きでやりたいですね。
構造や間取りは無視していいということで、まずは立体を造ることになじませる意味での授業なんでしょうね。
造る工程の中から、わかってくることもありますから、いい勉強をしているなと思います。
面取りの違い
今日は、越前市でお客様宅訪問見積とプラン提出と、現場で塗装作業を行いました。
今日は、大工さんがお休みの間に階段の塗装をしてしまおうと段取りしました。
今回の階段は、蹴込み部分をクロス貼りにするため、踏み板だけの塗装です。
雛壇で角が出る部分は、トリマーとサンダーで丸く面を取ってから塗装を行いました。
階段の踏み面は、階段の加工通り大面取りでちょっと角張りますが、こちらまで丸面取りにすると、滑り易くなってしまいます。
場所によって面の取り方が変わってくるのですが、要は怪我をしないことと、触った時の快適さですね。
住む人に対する思いやりが大切だと思います。
後悔が無いように
今日は、午前中にお客様宅メンテナンス。午後からは向が丘町の現場で、お客様とコーディネート打合せでした。
現場で打合せを行う事で、やはり寸法的なことやイメージしていただくのもわかりやすいと思います。
実際、予定外の変更も出ましたが、まだこれからの部分ですし、確認してよかったと思うところが多々あります。
通常は、こういった変更を受け付けないのが常でありますし、そうしないと段取りがつかないことも重々わかっております。
施工側も大変ですし、お客様もそれこそ大変なのですが、こうやって納得のいく形までお客様に考えていただくことで、後悔のない家造りができると考えております。
最終的に良かったと心底思える家造りになるよう、ぜひそうしてほしいと思っております。
トリマー作業~地盤改良確認
今日は朝から向が丘町の現場で、トリマー作業と塗装作業。午後まで作業してから地盤改良が終わったので現場確認。その後、リフォームのお客様の所で打ち合わせでした。
天井の低いロフトスペースでは、露出する母屋材に頭をぶつける可能性があるので、丸くトリマーで面をとります。
その後、自然塗装を行いました。このほかにも高い吹き抜けの部分も行いました。
地盤改良工事は、今回ピュアパイル工法という直径20㎝の杭穴を空けて、そこにセメントミルクを注入しながらロッドを引き上げて、杭を生成するものです。
これまで現況の土にセメントを混ぜて杭を作り上げる柱状改良が多く用いられましたが、こちらは直径60㎝にもなりますし、混合した泥の始末が大変でした。
隣地に近い場合の土圧の心配もありましたが、これはその心配少ない工法です。
残土処理に費用がかからない分安く済みますし・・・。これからこの工法が増えそうですね。