地域性について
この週末は、寒波が強くなって、表日本のほうが積雪があったりしましたね。
こんな時は不思議とこちらのほうは、雪も大したことなくて、ちょっとチラつくこともありましたが、夕方には雨になりました。
小さな国だと思っても、北から南で違うだけでなく、西と東でも気候が違うものです。
なので、家づくりも地方性があって当然ですね。
その地域に住んで、体験して、そこに住まいしていかないといけない宿命を背負って家づくりというのは考えていかないといけないと思っています。
全国で、同じ家を売るハウスメーカーの企画品が、どうしても率直に良いと思えないのはそんなところにあります。
建築家が、全然住んだこともない県外の設計をすることも抵抗を感じます。
もちろん、どちらもそれぞれの地域の対応を考えて設計を起こすのだと思うのですが。
今の時代、ネット社会でもありますし、物流もかなりよくなって、地域性なんて言っていることが古臭いかもしれないですが、それでも本当は、その地域の人がその地域にあった商品を作って使用することが一番合っていると思うものです。
いろんな商品に機能やデザインに地域性があって、それぞれに個性があってもいいだろうと思いますね。
福井なんかは、「ずっと田舎!」ってコンセプトでいいんじゃないかなと思います。そのほうが住みやすいかなと思いますね。