緊張すること
今日で現場も内装工事が終わりました。
明日はキッチンの組立、引き続き設備や備品関係の取り付けなど・・・。気が抜けませんね。
仕上げの工事になると緊張感が続きます。
傷を付けずに納めていくこととかもありますが、やはりお引渡しまでの責任感が一番ピークにくる感じですね。
お客様からご依頼を受けるということは、頼っていただくことなので、これに応えるものにしなくてはいけませんからね。
人間はおおらかなところはおおらかで、緊張するところは緊張すべきだと思います。
そのほうが人間らしいですよね。
人間味が出てこそ、助けられるところは助けていただけるし、またそれによってお返しをしなくてはという謙虚な姿勢にもなっていくものです。
何事もひとりで解決するものではなくて、皆さんの協力で成り立っているのが世の中なんですよね・・・。
アナログ的に・・・
今日はFPの家・北信越の役員会で、新潟まで行ってきました。
高速道路からの車窓を眺めていると、海沿いとはいえ石川県などあきらかに雪が少ないのに驚きました。今回はやはり福井が特にすごかったんだろうなと感じましたよ。
会議は次年度のことで話があったのですが、中でもやはり次の世代の育成ということもあって、青年部会を応援していきたいという話がありました。
世代交代をしていかないといけないのは、どんな企業でもグループでも同じ課題ですね。
私も40も後半に入りますので、青年部会というわけには行かないところですが、福井支部からは自分が出て行かないわけにいかないようで・・・。
若い人たちを育てることは大切なことなので、お役に立てるように努力させていただきたいと思います。
若い人たちにお願いしたいことは、自分からぜひ求めてきてほしいということ。
貪欲に学ぶ気持ちがないと、自分のものになりませんからね。
今朝の産経新聞のコラムで、石原都知事が書いていたことですが、今の若者は携帯やパソコンなどで情報や知識をたくさん持っているようだけれど、どれも体で覚えた知識でないこと。
苦労して実体験で学んだ知識でないから、いざという時に役に立たない、怖気ついてしまう自信のなさがあるという話が載っていました。
これは厳しいですがそのとおりで、自分でもやはり体験のないことは自信が持てませんね。でも、この体で覚える体験を積み重ねないといけないんです。
大切なことはやはり「アナログ的」にぶつかっていくことが大事なんですね。
メールとかパソコンに向かって対応することではないということです。
システムベッド
今日も穏やかな天気でしたね。
現場のほうは、日曜ですが内装屋さんや電気屋さんが来てくれました。
私のほうは、子供室のベッドの作成にかかりました。
一般にシステムベッドとか言われる、下が机で上がベッドになるものです。
家具屋さんで寸法など手本にしながら、机の部分の背の高さをもっと高くして楽に使えるように設計しました。
マットレスは市販のものが使えるようにして、はしごはロフトに上がるものを兼用して使うように考えています。
頑丈さと機能性を考えるのと同時に、組立の手順も考えながら設計してまして、これも思ったとおりにいきました。
昔、息子のために2段ベッドを作ったので、そのときの要領ですね。
これをあと2台作るので、また時間を作らないといけませんが、手を動かすのが好きな性分なので、よい気晴らしになりましたよ。
雪の始末
お天気が続きありがたいことです。雪かきもしてなるべく雪を減らしたいところですが、仕事も進めないといけなくて、なかなかジレンマがありますね。
雪をサッと溶かすものを発明したら大発明でしょうね。
融雪剤というものもありますが、塩も大量に蒔くのもよくないでしょうしね。
熱で溶かすのが一番かなと思いますが、なにをするにも燃料費もかかりますし、やはり太陽が一番ですね。
いつも太陽の熱を反射させることばかり考えていますが、逆に黒いシートかなにかで熱を集められたらいいかなと思ったり・・・。
なにか便利なものがあったら教えてほしいものです。
換気システムから想う
今日は午前中にお客様宅の換気システムメンテナンスに行ってきました。
換気システムも定期的にお掃除していくことで、性能も保たれますし、機械も長持ちいたします。
換気システムは設置義務化とされてから8年ほどたちますが、皆どれだけその大切さを認識しているのかは疑問です。
必要ないんじゃないかと思っている人たちが多いんじゃないかなと思います。
中には換気システムが要らないといっている間違った工法もあるくらいですから。
窓を開ければいいとか、隙間があるからいいとか、いまだにそう考えている人たちが多いことにがっかり致します。
FPの家に住んでみるとわかるのですが、窓を開けなくても常に空気が新鮮で居られる快適さは何ものにも変えがたい優れた性能だと思います。
それがシックハウスのことは下火になり、換気システムの事もなんでもいいから付いていればいいみたいな成り行きですし、一番肝心の気密工事については、国はなにも言いません。
あえて言わなくなったようにも思います。
それだけ一般に作りやすい安易な住宅を応援しないといけないのでしょうか。
ハウスメーカーや大手のローコスト住宅の肩を持って、一部のがんばっている工務店には目を向けないのが残念でなりません。
行政には期待できませんが、本当にいい住宅はこんな家だということをじわじわ浸透させていきたいものです。
節分
今日は節分で、晩に皆が帰ってから毎年恒例の簸川神社さんへ家族でお参りに行ってきました。今年は雪で車が置けるか心配しましたが、きちんと除雪してありましたね。
地鎮祭もよくお願いする神社さんなので、神主さんにも親しみがあるところです。
毎年お札を送ってくれるので、家族の願いを書いてお供えしてきます。
帰りにガラガラの抽選をさせてくれて、今年は私もさせてもらったのですが、珍しく金賞が当たり、みかん箱をいただいて帰ってきました。こういうの無欲だと当たるんでしょうかね。
願い事は家族の健康と、両方の親の長寿をお祈りしました。
親孝行はなにもできないけれど、家族が幸せだと思える日々をいつまでも続けられるように努力して行きたいものです。
受け継ぎたい住宅
今日は穏やかな天気で、雪も僅かながらにしぼんでくれた感じでありがたく感じます。
それでも福井の各地で、いろいろと被害があったニュースを聞きます。
古い建物で管理がされていない建物がやはり危ないですね。
お年寄りしか住んでいない家とかは特に心配です。
古い家に問題があるのはもちろんですが、結局、家を次の世代が受け継いでいくことがなくなってきていることも問題としてありますね。
家に若い世代が住み続ければ、雪の世話もなんとかできるのでしょうけれど・・・。
かといって、若い世代が一緒に住み続けて受け継ぎたい住宅というのも少ないですね。
家族の形態が変ってきたという事柄は別にして、住み続ける価値のある住宅をこれまでの建築業界は作ってきたのかどうかが問われてもよいと思います。
私がFPの家に出会ってからでも14年の歳月が経っていますが、建築業界のレベルはほとんど変っていないように思います。
もちろん、材料も品質も向上はしているのですが、作り方の根本的な考え方が良くなっていないですね。これは国が省エネ基準で指導していることの中身の悪さが大きな影響を与えています。
今、エコポイントでやらせている断熱改修もかなり中途半端で、もともともっと昔からきちんと指導していれば、国民もこんな目にあわなくて済んだことですね。
FPの家のような断熱・気密・換気と24時間冷暖房という考え方を指導していったら、世界でも優れた日本の住宅と言われていたことだろうと思います。
あまり言うと批判を受けそうですが、FPの家にお住まいの皆さんにはわかっていただけるものと信じております。