垣根を越えて
今日は、14時からお打合せのお客様に向けて、朝から図面と見積作業を行いました。夕方はお客様宅訪問でした。
午前中は、業者さんからの見積も待ってて入力したので、間に合うか焦りながらでしたが、なんとか間に合いました。当社の見積は、細かい明細もお出ししています。その分、変更があってもまた対応できますからね。
ただ、実際には細かいサービス工事も多いので、見積にないことも多々あります。なんといっても、お受けしたら完成させることが責任ですから、これは見積もりにないからやらないなんて言ってられませんよね。
ちょっと思い出した話です。
昔、会社員だったときの話ですが、ある大工さんに、ここにこれを打っておいてくれないかなと頼みましたら、それは僕の仕事じゃないとあっさり断られたことがありました。
それを仕上げる工事側の職人にやらせればいいという話だったのですが、下地部分の作業区分って微妙ですよね。
絶対に必要な作業ではなかったのですが、やったほうが仕上りが良くなる内容でしたので、後に仕上げの職人さんにお願いしてなんとかやってもらいました。
普通の話かもしれませんが、私は、この大工さんを、将来的にも使わないと思いました。間違ってはいないけれど、考え方、心の持ちようを重視しますので、当社では合わないですね。
仕事というのは、お受けしたらとにかく最善を尽くすように頑張ることだと思います。それは、業種の垣根も越えて、最終目標の良い家を完成させることにありますからね。
たくさんの業種の皆さんに協力してもらって、それぞれが気持ちよく良い仕事をしてもらえるように、私自身の舵取りも重要ですから、まずは自分が率先して動かなければと思うところです。